ALLMAN BROTHERS BAND / EAT A PEACH / CAPRICORN SJET-9567,8
収録曲
A1 | Ain’t Wastin’ Time No More | 3:40 |
A2 | Les Brers In A Minor | 9:05 |
A3 | Melissa | 3:05 |
B | Mountain Jam | 19:37 |
C1 | One Way Out | 4:58 |
C2 | Trouble No More | 3:28 |
C3 | Stand Back | 3:25 |
C4 | Blue Sky | 5:10 |
C5 | Little Martha | 2:08 |
D | Mountain Jam Cont’d. | 15:06 |
1972年発表 4thアルバム
CDは1枚に収録されているがLPでは2枚組発売でスタジオ録音新曲6曲+1971年のライブ音源をまとめた内容となっている
プロデューサーは多重録音やステレオ録音での先駆者的仕事人トム・ダウド
バンド初のビルボードトップ10入りし最終的には4位という大ヒットを記録したアルバムである
またアルバム制作中にデュアン・オールマンが交通事故で他界したため残されたメンバーで新曲6曲中の半分を仕上げる状況であった。
特にデュアンは併行してエリック・クラプトンのバンド「デレク&ドミノス」への重要なサポートメンバー(プロデューサーもトム・ダウドである)としても活躍していた時期だけにロックファンとして訃報を悲しみとして受けるだけでなく、バンド内のサウンドも新生へと脱皮する時期でもある今作は注目すべき作品だ。グレッグのサウンドが強く出てきているように思える。
ライブ音源も含め、後に海賊盤や未発表曲追加などして数多くの種類や音源が出回っているが、音質や状態に差があるため、やはりメンバーやレコード会社の判断で出されたオリジナル盤として、まとまって聴いておくにも今作は軸として重要であるし、最初に耳に入れるべきアルバムであろう。