GRAND FUNK / LIVE ALBUM / CAPITOL CP-9485B,6
収録曲
A1 | Introduction | |
A2 | Are You Ready | |
A3 | Paranoid | |
A4 | In Need | |
B1 | Heartbreaker | |
B2 | Inside Looking Out | |
C1 | Words Of Wisdom | |
C2 | Mean Mistreater | |
C3 | Mark Say’s Alright | |
C4 | T.N.U.C. | |
D1 | Into The Sun |
1970年 ライブ盤では1作目
プロデューサーはテリー・ナイト
同年7月のフロリダでの3人のライブ演奏を収録。
LP2枚組、全11曲77分
ロックライブ名盤特集が組まれると、まず登場する常連な作品であるが、文句なしにロックライブのスリリングさをパッケージした傑作である。
スタジオアルバムが凄くてもライブはしょぼいバンドは沢山いるが、彼らはスタジオアルバムよりライブの方が良い、本物のライブバンドである。
ライブ盤の醍醐味は、聴いているこっちまでもがその現場に居たかのような錯覚に陥るまでの生感というか(それをLIVE感というのだが)体験も込みでのものであると思う。
スリーピースバンドであるのが信じられない分厚い怒濤のバンド演奏に圧倒されるが、観客の歓声の高さを聴くと現場はレコードから伝わる熱気の数十倍の迫力はあったに違いない。
本当にステレオのボリュームを上げると、スピーカーがギターアンプになっているのではないかと思うぐらい、ツィーターとウーファーのコーンがズンズンと再生音と共鳴してドライヴし始める凄さである。
ロックライブとは、まさしくこれ!と言っても良いぐらいの名盤。
このレコードの上で針が回ってギンギン頭を揺らしながら、今この原稿を書いている。