JOURNEY / ESCAPE / CBS/SONY 30AP 2138
収録曲
A1 | Don’t Stop Believin’ | 4:09 |
A2 | Stone In Love | 4:24 |
A3 | Who’s Crying Now | 5:00 |
A4 | Keep On Runnin’ | 3:39 |
A5 | Still They Ride | 3:46 |
B1 | Escape | 5:15 |
B2 | Lay It Down | 4:12 |
B3 | Dead Or Alive | 3:20 |
B4 | Mother, Father | 5:27 |
B5 | Open Arms | 3:17 |
1981年リリース スタジオアルバムでは7作目
初の全米チャート1位を獲得 1000万枚以上を売り上げ大ヒット作となった
プロデューサーはマイク・ストーン & ケヴィン・エルソン
カンサス、フォリナー、スティクスと並ぶ4大アメリカ産業ロックバンドとされる。
産業ロックというと今は悪いイメージに思えてしまうが、80年代ロックを象徴するかのような代表的な煌びやかなロックサウンドは、当時のMTVなど含め音楽業界がバブリーなほど資金もあり豊かな環境下であった事がロックバンドの恩恵として形になっただけのような気がする。むしろ悪い印象というよりも贅沢な環境で制作されたアルバムなのだから質が悪いはずが無い。産業ロックと聞いて敬遠してた人はぜひ聴いてほしい。
当然のことだが作曲・作詞ともにクオリティはアメリカンハードロックとしても高い。
またマライア・キャリーもカバーした名バラード「オープン・アームス」収録。
売上的には次作フロンティアーズが上回ったが、確実にバンドキャリア最高傑作に位置付けられる今作の方が完成度は高い。
80′sブームが周期的に起こるが、サウンドや楽曲のムードに流されて聴く懐古主義的な意味でなく回顧主義的な意味で聴かれるべきアルバムなのである。