KISS / ALIVE / CASABLANCA VIP-9517,8
1975年発表 怒濤のライブバンドであるキッスの初のライブアルバム。
プロデューサーは、ジミヘンやレッド・ツェッペリンで知られるエディ・クレイマー
キッスも数多いスタジオアルバムを残しているバンドであるが、2枚組16曲におけるこのライブ盤をキャリア最高傑作に挙げる人が多く、私自身もこの盤だけでキッスの絶倫パーティロックの魅力を全て堪能できる1番オススメする盤である。
もともとメジャーデビュー前から凄まじい練習量とステージ回数をこなす叩き上げのバンドであったのに、なぜ4作目までライブ盤が発売されなかったのか不思議で仕方がないほどのライブバンドである。
当然、キッスを知らなかった・スタジオアルバムで反応の悪かったファンをも熱狂させ売上的にもバンド史上初のゴールドディスク、プラチナディスクを獲得する大ヒットとなり、キッス=ライブみたいな本来彼らの最大の魅力であるライブパフォーマーとしての評価も高く得る事となった。
シングルカットされた「ロックンロール・アールナイト」は皆で歌えるようなシンガロングなパーティロックチューンで、映画・CMなど様々な場面でも起用されるご機嫌なナンバーである。奇抜な格好で騙されるべきでないバンド1位。