MICHAEL JACKSON / BAD / EPIC 15 3P-851
1987年発表
「世界中で最も売れたアルバム」としてギネス認定されている大ヒット作「スリラー」をさらに超える(売り上げ面でも)ものを作ろうと制作されたアルバム。
プロデューサーはクインシー・ジョーンズ
個人的な話ですが、私が生まれて初めて親にねだって買ってもらったレコード(カセット)がこの作品でして、人一倍思い入れがあるのですが、それぐらい英語も歌も何もわからないキッズを虜にする魅力にあふれている作品だと思います。
結果的に「スリラー」の売上を上回る事ができず、長年タッグを組んでいたクインシー・ジョーンズも次作では、当時のニュージャックスウィング流行を仕掛けたテディ・ライリーに交代してしまいますし、残念な評価も多いですけれど、今作も3000万枚近く売れたとか噂があって有り得ない数字で大大ヒットしているのに、前作が人類史上最高レベルの作品だけで、過小評価されているのだと思います。
また大ヒットしたスターの宿命か、ゴシップや嫉妬も多かったようで、整形等マイケル身にも大きな変化が見られ出す時期でもあり、変人扱いされるポップスターを見ては新作は発売日にすっ飛んで買いに行く心苦しい学生生活を送りつつ過ごしていたように思います。
もう新作が発売される事が無い彼の不在なポップミュージックシーンが寂しい