ROLLING STONES / SOME GIRLS / ROLLING STONES ESS-81050
A1 | Miss You | 4:50 |
A2 | When The Whip Comes Down | 4:18 |
A3 | Just My Imagination (Running Away With Me) | 4:25 |
A4 | Some Girls | 4:40 |
A5 | Lies | 3:12 |
B1 | Far Away Eyes | 4:24 |
B2 | Respectable | 3:05 |
B3 | Before They Make Me Run | 3:26 |
B4 | Beast Of Burden | 4:24 |
B5 | Shattered ローリング・ストーンズは、1970年代後半に巻き起こったパンクやディスコのムーブブームに乗って再評価を得るが、この1978年に発表した「SOME GIRLS(女たち)」は、彼らの原点への回帰として、「メイン・ストリートのならず者」以来、評論家から絶賛された。 本作からのシングル・カット第一弾は「Miss You(ミス・ユー)」。ミック・ジャガーのブラック・ミュージックへの関心がほの見える作品。ミック本人は「特にディスコ・サウンドを意識したわけでない」と語っているが、ミックのヴォーカルや歌詞、全体のコーラス・ワークやチャーリー・ワッツのドラミングなどが効いて、抜群のダンス・ミュージックに仕上がっている。全体的にロックらしいロックに注力した本作の中で、6曲目「Far Away Eyes」はのんびりとしたカントリー・テイスト、9曲目「Beast Of Burden」はスロー・バラードだが、ここはせっかくなので、ロックを存分に楽しみたいところ。ガラスを割ったような音を交えていきなりのドラムのアップテンポで始まる5曲目「Lies」は中盤のギターソロも効果的。7曲目の「Respectable」は自由奔放なギターが楽しい。締めくくりの10曲目「Shattered」は、冒頭から全体を引き締めるベースに乗ってラップや手拍子を入れ、ヴォーカルやギターが弾ける作品。 | 3:43 |