【収録曲】
A1
Where The Streets Have No Name
5:35
A2
I Still Haven’t Found What I’m Looking For
4:38
A3
With Or Without You
4:57
A4
Bullet The Blue Sky
4:32
A5
Running To Stand Still
4:20
B1
Red Hill Mining Town
4:51
B2
In God’s Country
3:57
B3
Trip Through Your Wires
3:32
B4
One Tree Hill
5:24
B5
Exit
4:14
B6
Mothers Of The Disappeared
5:14
1987年リリース
プロデューサー、ブライアン・イーノ
全米ともに9週連続1位 2000万枚以上のセールスを記録した。
ロック・ポップ史に輝く名盤の1枚として、この作品を挙げたところで誰一人反対する人は居ないのではなかろうかと思えるぐらいの大傑作である。全てのモノに奇跡が起こっているようにしか見えない(聴こえない)作品である。
アイルランドから若いニューウェイブバンドとして出てきた彼らであるが、欧州の小さな国というアイデンティティから抜け出すかのようにアメリカルーツ音楽への介入を試みた作品と言われている。
が、アンビエントミュージック提唱でもある元ロキシーミュージックメンバーだった偉大な音響巨匠ブライアン・イーノのサウンドプロダクションによって、模倣しただけのアメリカらしいロックでは完全に無くなっている。
このアルバムのサウンドは様々な音楽にパクられ(模倣)、この時代前後の流行曲は全部ヨシュア・トュリーにしか聴こえないほどの影響力があろう。
イントロのエッジの澄み渡って響き渡るディレイ・ギターサウンドだけでも悶絶するが、決して社会派ロックバンドだけでない生粋のロックサウンドで魅了してくれる。
私にとって死ぬまでにあと1000回転はするレコード盤なんだ。