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70年代から現代にいたるまで、世界中で圧倒的な支持を受けているヘヴィメタル・バンドがAC/DCです。超絶的なギターテクニックにより生み出された楽曲の数々は、時代を超えてメタルファンに愛されてきました。AC/DCのCDは中古市場でも高値で取引されています。この記事では、AC/DCのCDで高価買取可能な作品の特徴、タイトルなどを解説していきます。

AC/DCの経歴！いつの時代も人気が衰えない理由とは？

スコットランドからオーストラリアに移住してきた、ジョージ、マルコム、アンガスのヤング3兄弟が中心になってAC/DCは結成されました。当初は「The Velvet Underground」という名義だったものの、1973年からはAc/DCを名乗り始めます。AC/DCは1974年にメジャーレーベルとの契約を結んだものの、奇抜なビジュアルや破天荒な振る舞いが世間に受け入れられるまで時間がかかりました。彼らがブレイクを果たしたのは、1976年にアトランティック・レコードと契約し、世界進出してからです。特に、アンガスのキャッチ―なギターリフはコアな音楽ファンをうならせました。その激しいギタープレイをして、AC/DCをヘヴィメタルの元祖とする説もあります。

AC/DCは1979年、アルバム「地獄のハイウェイ」により、アメリカでも広く知られるようになりました。その後、メンバーの死というつらい事件を乗り越え、バンドは黄金期ともいえる80年代へと突入します。リスナーだけでなくミュージシャンからも注目されるようになっていたAC/DCは、「バック・イン・ブラック」「悪魔の招待状」といったヒットアルバムを生み出しました。90年代や00年代も、CDセールスやツアーの動員は好調であり続けます。

バンドにとって大きな打撃となったのは2014年のマルコム脱退です。そして、マルコムは2017年に他界しました。結成時からの中心メンバーの死を受け、AC/DCはモチベーションを失った時期もありました。それでも、残されたメンバーたちは2020年に再集結し、楽曲制作を行います。復活アルバム「パワーアップ」は好評を博し、AC/DCは復活を遂げました。バンドの紆余曲折のキャリアは、かえって熱狂的なファンを生み出しました。そのため、AC/DCのCDは買取専門店でも高額査定されやすいのです。

AC/DCで高く売れるCDの特徴！どの年代の作品が人気？

1970年代後半にAC/DCは最初の絶頂期を迎えました。1980年代前半までの間に、バンドは多くの傑作アルバムを発表しています。AC/DCのCDで高価買取されているのも、世代を超えて愛されているこの時期の作品群です。また、AC/DCはキャリアが長いバンドだけにボックスセットも充実しています。コレクターズアイテムとしての価値が高いボックスセットは、マニアからの需要が安定しています。もしも自宅に置いてあるなら、試しに買取専門店へと持ち込んでみるのがおすすめです。

スタジオアルバムからサントラまで！AC/DCの人気CDまとめ

ここからは、AC/DCで人気があり、高価買取されてきたCDのタイトルを挙げていきます。

「ハイ・ヴォルテージ＜完全生産限定盤＞/SICP-1700」
オーストラリア時代の楽曲群を世界進出向けに再構成した1976年のブレイク作です。AC/DCの原点を体験できるアルバムであり、歴史的に貴重だといえます。買取市場でも高値がつきやすいといえるでしょう。

「地獄のハイウェイ＜完全生産限定盤＞/SICP-1705」
全米で初めて大ヒットとなった、1979年のアルバムです。表題曲はヘヴィメタル界を代表する名曲であり、多くのプレイヤーに影響を与えてきました。このアルバムでアンガスのギタープレイが確立し、絶頂期が本格的に幕を開けます。バンドの初期の代表作なのでファン人気も高く、買取価格を期待できるでしょう。

「バック・イン・ブラック＜紙ジャケット・完全生産限定盤＞/SICP-1707」
1980年にリリースされ、ヘヴィメタルの金字塔となった最高傑作です。その後のライブの定番曲となったアンセムが並んでおり、常に新しいリスナーを開拓し続けています。ちなみに、アメリカでは歴代で4番目に売れたアルバムでもあります。彼らの作品群の中でも知名度はずば抜けており、買取市場でも高値がつけられてきました。

「Iron Man 2 (+DVD)【Deluxe Version】/SICP2680」
AC/DCには「ベスト盤をリリースしない」というポリシーがありました。そのため、彼らの名曲のみで構成された2010年の「アイアンマン2」サウンドトラックは、実質上のベスト盤としてファンに衝撃を与えたのです。音楽ファンや映画ファンはもちろん、AC/DCの初心者からも注目されている1枚です。中古市場でも高価買取が可能でしょう。

「Bon Fire/SICP2564」
1980年、事故死した元メンバーのボン・スコットに捧げられたボックスセットです。CD5枚組構成で、アルバム「バック・イン・ブラック」のほか、未発表音源やライブ音源、映画「レット・ゼア・ビー・ロック」のサウンドトラックが収録されています。バンドのスコットへの愛情を感じられる、重要なアイテムです。それゆえにAC/DVファンからの人気があり、買取専門店でも高く評価されてきました。

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