ニューヨーク・パンクの中心にいたバンドの中で、根強い人気を保っているのがラモーンズ(Ramones)です。彼らの荒々しい演奏とシンプルな構成は、それゆえに多くの音楽ファンの心を射止めました。ラモーンズのフォロワーは多く、その功績はさまざまな場所で語られています。買取市場でもラモーンズのCDは頻度高く取引されてきました。この記事では、ラモーンズのCDで買取されているものの特徴やタイトルを解説します。
世界中に衝撃を与えたラモーンズの経歴とは?
1974年、ラモーンズはニューヨークで結成されました。メンバー全員「ラモーン」の姓を名乗っているものの、これは芸名で血縁関係はありません。ラモーンズは活動初期から決して演奏能力は高くなく、音楽理論を学んでいたわけでもありませんでした。それでも、衝動に突き動かされるまま、楽曲制作とライブに没頭していました。こうした、アティチュード優先の活動形態は海を越え、イギリスのパンクムーブメントに影響を与えたとされています。
ラモーンズは1976年にデビューし、それから精力的にライブ活動をこなしました。1996年に解散するまで、2000回以上ものライブを行ったという逸話は有名です。なお、ラモーンズのレコードは商業的に大成功したわけではありません。しかし、コアな音楽ファンの心には刻まれており、パンクという文化の礎になりました。さらに、革ジャケットにジーンズというファッションや、モノクロを基調にしたアートワークなど、ラモーンズのビジュアル面に刺激を受けた若者たちも多かったのです。ラモーンズの素晴らしさは、時代とともに再評価されていったといえるでしょう。
ちなみに、ロンドンパンクの原点とみなされていたラモーンズは、アメリカ国内よりもイギリスで人気が出ました。さらに南米でも高い評価を受け、アルゼンチンでスタジアム級のライブを行ったこともあります。日本でもラモーンズのフォロワーが生まれ、中でもギターウルフがファッションを模倣しているのは広く知られています。
パンクの歴史を作ったバンドだけに、彼らの作品はCD化された後も注目され続けてきました。輸入盤や編集盤などを探し求めるマニアは、中古市場でラモーンズの作品を追っています。そのため、自宅にラモーンズのCDがある人は、一度査定に出してみるのがおすすめです。予想もしなかったほど、高い価格で買取可能なこともあるからです。
ラモーンズのCDでよく買取されている作品の特徴
デビューアルバム「ラモーンズの激情」から3枚目の「ロケット・トゥ・ロシア」までは、音楽ファンの間でいずれも劣らぬ傑作とされています。これらのアルバムは約1年半の間にリリースされたこともあり、世間に与えた衝撃は絶大でした。歴史的価値もともなって、買取専門店で高く評価されています。そのほか、ラモーンズの活動の中心だったライブ盤もファンから人気です。
買取で人気が高いラモーンズのCDのタイトルは?
以下、買取されているラモーンズのCDのタイトルを挙げていきます。
「Ramones (40th Anniversary Deluxe Edition)(3CD+LP)/8122794517」
デビューアルバム「ラモーンズの激情」の40周年記念バージョンの輸入盤です。オリジナルトラックに加え、アウトテイクやデモ、ライブ音源が収録された2枚のボーナスディスクが含まれています。さらに、アルバムをミックスしたアナログLPレコードも付いてきます。探し求めているファンは多く、聴く事もないのであれば買取を依頼すべきでしょう。
「Leave Home: 40th Anniversary Deluxe Edition (3CD+LP)/8122794027」
セカンドアルバムの40周年記念バージョンです。オリジナルトラックのほか、楽曲の別バージョン、ライブ音源が3枚のCDに収められています。特典のLPレコードもコレクターズアイテムとして貴重だといえるでしょう。買取専門店での人気が高い商品です。
「Rocket to Russia (40th Anniversary Deluxe Edition)(3CD+LP)/8122793271」
「ラモーンズの激情」「リーヴ・ホーム」と同時に企画された、40周年バージョンです。他2作と同様に、オリジナルトラックと2枚のボーナスディスク、1枚のLPレコードで構成されています。ラモーンズの音楽的評価がもっとも高かった時期の3作であり、まとめて手に入れたいファンは少なくありません。自宅にあるなら3枚一緒に査定へと出すのが得策です。
「イッツ・アライヴ/WPCR-1809」
1979年に発売された、ラモーンズ初のライブアルバムです。初期の名曲がバランスよくセットリストに組み込まれており、幅広い層に楽しめる内容だといえます。その後もラモーンズは複数のライブアルバムをリリースしているものの、原点として本作を支持するファンは少なくありません。そのため、中古市場でも高値がつけられています。
「Rock ‘N’ Roll High School (OST)/6070」
ラモーンズが出演し、音楽も担当した映画のオリジナル・サウンドトラックです。メインテーマ「ロックンロール・ハイスクール」はパンクのアンセムとして名高い1曲です。映画自体にもカルトな人気があるので、中古市場でも盛んに取引され続けています。
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解散から長い年月が経ち、メンバーが他界した後もラモーンズの人気は衰えません。もしもラモーンズのCDを聴かなくなったのなら、エコストアレコードCD買取センターに査定をご依頼ください。エコストアレコードCD買取センターは1000万枚以上の買取実績がある専門店です。ロックやパンクの査定にも長けており、ラモーンズなら買取がオススメです。
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