CD買取でも注目される山下達郎にはどんな人気作品があるのでしょうか?山下達郎はシンガーソングライターとしてはもちろん、他アーティストへ提供した楽曲も数多くオリコンにランクインするなど日本を代表するミュージシャンの一人です。代表曲である「クリスマス・イブ」は1987年から30年連続オリコンランキング100位以内という記録を出し、ギネス世界記録に認定されました。そんな山下達郎のCDは買取市場ではどのような作品が人気なのか、さらに彼の音楽や特徴などを紹介します。
山下達郎とは
山下達郎は1953年東京都で生まれ、1973年に「シュガーベイブ」というインディーズバンドを結成します。1975年にはシングル「DOWN TOWN ? いつも通り」、アルバム「SONGS」の発表と同時にデビューとなりました。その後1976年に結成から約2年という短期間でバンドを解散しましたが、アルバム「CIRCUS TOWN」でソロデビューを果たします。1980年発表の「RIDE ON TIME」というアルバムが大ヒットし、以降はリリースする作品が次々とヒット、日本を代表するシンガーソングライターとしての地位を確立します。
自身の楽曲制作活動以外にも、1982年に結婚した同じくシンガーソングライターの竹内まりやのプロデュースを行っているのは有名です。さらに近藤真彦の「ハイティーン・ブギ」、Kinki Kidsの「硝子の少年」など数多くのアーティストへ楽曲提供を行っています。山下達郎自身のこだわりとして、「メディアやDVDなどへの顔出しはしない」「大規模会場でのコンサートは行わない」「著書の執筆はしない」というものがあります。これは顔を出さないことで、楽曲だけを純粋に観衆に聞いてもらいたいことや、クオリティーの高い音楽を届けるにはアリーナなどの大規模会場では難しいと考えているからです。
また自身はミュージシャンであるという強い信念を持っていることから、「音楽活動以外は極力行わない」「顔出しインタビューはできるだけNGにしている」といったことがあります。ただし、音声だけの出演や静止画でのインタビューは例外として認める場合もあります。
買取市場での山下達郎のCD事情
1970年代後半から1980年代前半日本ではシティポップが流行しました。日本で制作されたシティポップはポピュラーミュージックの一種で、歌詞が日本語メインでありながら洋楽テイスト、メロディーも都会的かつ洗練されたものでたちまち人々の心をつかむ音楽となったのです。そんなシティポップは現在アメリカや韓国、香港、マレーシアなど世界各国で注目されています。山下達郎はシティポップの代表的存在であり、彼の音楽を求めて日本国内はもちろん外国からも多くのファンがCDを探し求めているのが現在の状況です。もともと山下達郎の音楽は人気が高く、買取市場でも需要が高い傾向にありました。しかしここ最近のシティポップブームでますます人気が高まっているため、山下達郎のCDは買取市場でも探し求める顧客が増えているといえます
人気が高い山下達郎のCD5選
ここでは買取市場で人気が高い山下達郎のCDを5つ紹介します。
「OPUS ALL TIME BEST 1975-2012~(初回限定盤)/WPCL-11201」
2012年に発売されたレーベルを超えたオールタイム・コンプリート・ベストアルバムの初回限定版です。山下達郎本人によるセレクトで、ソロデビュー前の「シュガーベイブ」時代の曲から収録されています。初回限定版であるこちらの商品には、ボーナストラックがついています。
「Ray Of Hope(初回限定版)/WPCL-10964」
2011年に発売されたソロ名義の通算13作目のアルバムです。シングル「ずっと一緒さ」以降のシングル曲をはじめCD化されていないものや初出しの新曲などが収められています。初回限定版のみライブCD「JOY1.5」が付いている、ファンにはうれしい一枚です。
「GO AHEAD!/BVCK-37008」
1978年12月発表のサード・アルバムを自筆ライナーノーツと曲解説収録で1999年に再発売したものです。「潮騒(English Version)」「BOMBER」など全13曲が収録され、昔からの山下達郎ファンはノスタルジックな気持ちに浸ることができ、新たなファンは彼の新しい魅力を発見できるアルバムとなっています。
「JOY/TATSURO YAMASHITA LIVE/WPCV-10024」
1981年~1989年のライブ音源から選りすぐったものを1989年に発売し、レーベルの移行に伴い1999年に再度発売されたアルバムです。「ラスト・ステップ」「プラスティック・ラブ」「ドリーミング・デイ」など全21曲を収録した2枚組のアルバムの音源は、ライブとは思えない完成度を感じるものです。改めて彼のアーティストとしての才能を実感できる作品となっています。
「IT’S A POPPIN’ TIME/BVCR-18025」
2002年に発売された、1978年3月8、9日の六本木での公演の模様を収録したライブ盤です。初期の山下達郎のソウルな雰囲気を感じることができ、彼の昔の音楽を知らない若い人も十分堪能できます。オシャレでムーディーなメロディーが心地よいナンバーが多く収録されてるこの作品は、坂本龍一(キーボード)に加え 村上“ポンタ”秀一(ドラム)、岡沢章(ベース)、松木恒秀(ギター)など、最強なライブメンバーが揃っているのも魅力です。
山下達郎のCD買取を申し込もう
山下達郎はたぐいまれな才能を持ち、彼の作り出す音楽は長年幅広い世代から愛され続けています。近年では日本国内のみならず外国人にも人気が高まりつつあり、今後さらにCDが売れるといったことが見込まれます。また初期の作品はなかなか手に入りにくいこともあり、貴重なものとなりつつあるのが現状です。山下達郎のCD買取を検討されている方は、是非とも申し込みをお待ちしております。
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