CD買取では高く売れるもの、そしてそうでないものがあります。素人目にはその違いはなかなか分かりにくいものですが、プロの目にはまったく異なる価値として映ります。CDは音楽を聴くツールですが、中古品としては高価なものがあったり希少なものがあったり様々。もちろん、商品としての価値も千差万別です。
こちらではどんなCDが高く売れるのか、その特徴と傾向を解説してみましょう。
文:福田俊一(Ecostore Records)
CDが活躍する時代は終わったのか
このコラムをご覧になっている方は、音楽を聴くためにレコードだけでなく、CDをよく購入した世代も多いのではないでしょうか。音楽CDが生産されるようになったのは1982年のこと。当時はまだレコードが主流であり、音楽市場でのシェアはレコードがまだまだメインでした。それから4年が経った1986年、CDが一般家庭で急速にシェアを拡大してゆき、ついに販売枚数はレコードを上回るまでに。今から40年前の出来事でした。
その後もCDが音楽マーケットを占拠する時代は90年代、2000年代と続きます。大都市ではビルまるまるCDショップという大きな店が建ち、広い店内には所狭しとCDが販売されました。大好きな歌手のCDを買い集めていて、気が付けば部屋のなかにCDがぎっしりと溜まった人もいます。しかし、1990年代後半にMP3データで音楽を楽しむプレーヤーが人気を博すとCDにも少しずつその影響が。2010年代終わりになると、音楽ストリーミングサービス(サブスク)がシェアを拡大するようになり、スマホの普及も相まってCD販売に大きな影を落とすことになりました。「サブスクがあればスマホで音楽が楽しめるからCDは聴かなくなった」、そんな声もちらほら聞こえてくるように。
大掃除や引っ越しの際にそうした聴かないCDが荷物になってしまうこともあり、虚しくゴミとして廃棄処分されてしまうこともあるようです。はたして、CDが役に立つ機会はもうないのでしょうか?
CDはまだまだ需要あり!高く売れるものも
CDだって消耗品なんかではなく、立派な音楽ツール。もういらなくなったとはいえ、捨ててしまってはもったいないです。中古市場ではCDの需要はまだまだあり、買取も頻度高く行われています。買取査定で高く評価されるCD、それは保存状態の良し悪しよりもその作品が希少かどうかで決まります。市場であまり出回らないレア盤CDが買取では高く売れるのであって、名盤CDの状態良好品なら必ず高く売れるというわけではありません。
例えば、ひとつのロックのCDがあるとしましょう。それは誰もが知る世界的に有名なロックバンドの国内盤CD(日本盤)であり、つい去年お店で新品で買ったばかりのピカピカの美品。「1回しかパソコンで聴いていないし、これなら間違いなく高く売れるだろう」。状態が良いことに越したことはありませんが、実はそれが絶対に高価買取へとつながるとは限りません。もしそれが定番作品の廉価盤(れんかばん)CDであり、過去に何度も何度も再発されているものであれば世の中に数え切れないほどの枚数が製造されたことになり、中古CD市場でもたくさんの量が流通しているはず。中古CD屋にも在庫が多くあるとなると、状態が良いからといって高く販売されることはあまりなく、どちらかといえば安く値付けされるでしょう。
しかし、その一方で希少なCDは買取で高い評価を受けます。世の中には希少なため人気が高いCDがたくさんあります。高く売れる理由としては、少量のみ製造された高音質盤CD、帯の種類が珍しい、限定生産盤や豪華ボックスセット、特別な付属品がつけられたCD、など。どんな理由で「希少」なのかは様々です。
ただし、最も高く評価されるものはやはり「希少なCDの美品」。珍しいCDの状態良好品はなんといっても高く売れるでしょう。1枚で数千円、数万円という高額買取されるCDもあるので、「保存状態が優れている」というのはとても良いこと。問題はそのCDが希少かどうか、一般の方々にはかんたんに判別がつかないということ。「このタイプの帯が付いているから珍しい, 等」の理由から、有名ミュージシャンの名盤にだって流通数が少ないCDがあります。お持ちのCDの価値が分からなくても大丈夫、まずは買取専門店に査定の依頼をしましょう。
CDをちょっとでも高く売るには?
CDをより高く売るにはちょっとした工夫があります。それは、「CDの知識に長けた安心して売れる店」に買取を任せるということ。新品のものとは違い、中古CDにはひとつずつそれぞれに異なる価値があります。商品の状態によって価値が上がる/下がるのは当然ですが、生産された国や年(とし)によっても価値はガラッと変わります。名盤として高く評価されるものには価値の高いCDがありますが、買取において一番キーポイントとなるのは「知る人ぞ知るマボロシのCD」をその業者が知っているかどうか、ということです。
つまり、世の中にごまんとあるCDのうち名作は強気に買取できるのに対して、それ以外のものは二束三文になっていないか、あるいは名盤だけでなくマボロシのCDに高い査定金額を提示できるか。例えば、CDを10枚、もしくは100枚を売るとします。名盤だけ高く買い取りする業者と、それ以外にも隠れた人気作品も高く買い取りする業者、この2つでは査定金額の合計に大きな開きが生まれます。それくらい知識と経験がある業者を選ぶことが重要になるんです。
「CDの買取なんてきっとどこも同じでしょ」となにも考えずに業者を選んでいませんか?実際には数万円の価値があるCDを、詳しくない業者に数百円で売ってしまったらとてももったいないことです。
所有するCD1枚を売ることができるのはそのときだけですから売却先はよく考えて選びましょう。CDの売却処分では間違った買取業者を選ぶことで損してしまう人もいます。そのためにも、その業者を利用した客の感想をホームページで見て参考にしましょう。店の買取サービスは満足できるか、または店員の対応は丁寧かどうか、よく比較してみるとよいでしょう。
エコストアレコードに任せてほしい6つの理由
CDを売りたい方にぜひとも当店を選んでほしい理由があります。それは、CDの豊富な知識とデータであり、当店が長年築いてきた高価買取の実績でもあり、そしてお客様から頂戴した「エコストアレコードに任せてよかった」という嬉しいお言葉にあるのです。
■2年連続で3冠に輝きました
2019年、2020年とレコードの買取において「買取満足度No.1」「高価買取価格満足度No.1」「信頼と安心のレコード買取店No.1」という3つの部門で2年連続で業界ナンバーワンに選ばれました。
(※日本マーケティングリサーチ機構調べ。調査概要:2020年11月期ブランド名のイメージ調査)
■買取歴30年、累計買取枚数1,500万枚突破
弊社は1994年の創業以来、CDとレコードの買取歴が30年になりました。多くのお客様から買取の依頼をいただく中で買取枚数も1,500万枚を突破しております。
■TVや新聞など、メディアで多数取り上げられています
弊社は「NHKニュース おはよう日本」をはじめ、「フジテレビ系列 めざましテレビ」や「テレビ東京 出没!アド街ック天国」など多くのメディアで紹介されています。
■他社にはない豊富な販売先は、高価買取が可能なヒミツです
エコストアレコードには他の買取業者とは異なり、国内外に沢山の販売ネットワークを構築しています。日本国内では需要が低くありふれたCDであっても、海外の顧客に確実に販売することができます。まさにそれこそがお客様からCDを高額で買取できる秘密なんです。
■近くでも遠くでもOK。どこの地域からでも買取できます
弊社の買取サービスは宅配買取、出張買取、持込買取という3つに対応。都内にお住まいの方でも他の地域にお住まいの方でもお気軽にお申し込みください。
■梱包に必要な段ボール箱などを無料で差し上げます
宅配での買取では梱包資材として段ボール箱やガムテープが必要になります。しかし、エコストアレコードではそれらの道具をお申し込みの後にお客様のお住まいに無料で送付しますので余計な負担はかかりません。
お持ちのCD高く売れるかも!査定のご依頼は当店まで
今回の記事ではどんなCDが高く売れるのかを解説しました。CDだけの話しではありませんが、買取業者に売るとなると経験したことがなければ不安になる方もいるでしょう。しかし、エコストアレコードであれば買取受付から成立まで、スタッフが終始万全のサポート体制をお約束。買取方法も、ご自宅にいながら売りたいCDを段ボール箱に梱包するだけの「宅配買取」、スタッフがご自宅にうかがってCDを査定する「出張買取」、渋谷にある事務所に持ち込んでいただき店頭で買取する「店頭買取」の3つを展開しています。一連の買取作業のなかでご不明な点がありましたらスタッフが誠心誠意対応いたします。また、もし査定金額に満足いただけなかった場合、キャンセルももちろん承りますのでまずはお気軽に買取をご相談ください。お客様からの電話、メールをスタッフ一同心よりお待ちしております。
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