CD買取では廃盤CDが高く評価されます。メーカーによる生産や販売期間が終了し、全国の書店やCDショップ等で販売されなくなったCDを、廃盤CDといいます。一度廃盤となったCDは、中古ショップやネットオークション以外では入手できなくなる一方で、高額買取される点が大きな特徴です。ここでは、廃盤CDの仕組みについて紹介するとともに、廃盤CDが高額で買取される理由も、合わせて説明します。
廃盤CDになる仕組み
廃盤CDの多くを占めるのが、人気アーティストの人気曲を複数収録している、音楽CDです。日本の場合は、アーティストと音楽CDを発売するメーカーの間で契約をして、音楽CDを一定期間販売します。予め決められた販売期間が終了した時点で、販売契約を更新しない場合に、その期間中販売されたCDは廃盤となるのが一般的です。販売契約の解除以外で廃盤になるパターンもあり、販売会社の倒産やアーティストの不祥事が発覚した場合が該当します。
一部の音楽CDには、生産枚数並びに販売期間が予め決められている初回生産限定版、期間限定生産も含まれています。メーカー側は追加生産を行わないのが一般的で、販売期間中に生産枚数に達した時点で、販売終了かつ廃盤が決定です。
廃盤CDは高額で買取されやすい
一度廃盤となったCDは、買取専門店もしくはネットオークションで入手するのが、一般的な方法です。ただ、一部の廃盤CDは、様々な理由によって、高額で取引されるケースも存在します。例えば、音楽CDに収録されている楽曲の質かつ人気が高い場合は、買取専門店にて高い価格がつく可能性が高いです。また、日本国外のオークションサイトにて、特定の音楽CDが高値で取引されているパターンも該当します。その他、人気が高いにもかかわらず、何らかの理由で復刻再販される見通しが立たない音楽CDや初回生産限定版も、高値で取引されやすいです。
購入した音楽CDの中には、未開封、つまり一度も音楽を聴いていない状態のものも該当します。一度開封した状態よりも保存状態が良いと言われ、音楽コレクターの間で高値で取り引きされています。ただ、保存状態によりカビや日焼けが起こってしまう可能性があり、万が一にもそういった現象が起こると買取価格が下がってしまうのも事実です。” 高値で取引されている廃盤CDの一例 “初回販売時の枚数が少なく、かつ再販されていないCDとしては、日本のポップロックアーティスト、くるりの楽曲「もしもし」が該当します。1996年に活動を開始してから、初のインディーズアルバム「もしもし」が、1997年に1,000枚限定という形で発売されました。他のアルバム音楽CDと異なり、アルバムジャケットや歌詞カードが入っていないというのも、「もしもし」の大きな特徴です。「東京」や「虹」といった曲が収録されているものの、後に発売されたシングルや「さよならストレンジャー」とは、曲調がかなり異なります。
なお、「東京」や「虹」は、「もしもし」収録曲の中でも人気の高い曲に位置づけられているため、ファンの間では現在でも高い人気を誇ります。アーティストとしてデビューした後に発売されたデモ音源CDかつ、1,000枚とかなり少ないという要因が重なり、入手困難となったパターンです。中古買取専門店では、発売当時の定価1,500円よりも10倍以上高い、15,000円から20,000円の間で取引されています。
初回購入特典だけにつく、ステッカーやポストカード等があるという理由で高値取引される廃盤CDもあります。人気アーティストのサザンオールスターズのアルバムCD、「すいかSOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS」は、おまけ付き音楽CDの一つです。1989年に定価10,680円で発売された音楽CDで、「勝手にシンドバット」を始め、全61曲が収録されています。ただ、「すいか」でしか聴けない曲も多かったため、2005年にリマスターエディションが発売されるまでは、CD収録の楽曲を聴く方法が限られていました。
楽曲以外では、すいか柄の缶ケースとトランクス、パンティーといったおまけがついていたのも、「すいか」の大きな特徴でした。限定生産商品に加えて、すいかに関係するおまけがついているために、現在では入手困難となっている商品です。なお、おまけが全てついている状態の取引価格は、9,000円から10,000円と、発売当時の価格の9倍以上に跳ね上がっています。中には、限定生産商品についているおまけを目的として、廃盤CDの購入を希望するファンも多くいるほどです。
発売枚数が少ない、あるいはおまけ目的以外の理由で、廃盤CDの取引価格が上昇するケースもあります。例えば、かつて大スターとして活動していた西城秀樹が亡くなった際、過去の作品を収録した廃盤CDの値段が、一時的に高騰しました。とりわけ、1999年に発売されたアルバムCD「HIDEKI B-SIDE STORY」は、一時10,000円から15,000円にまで、買取価格が上がったほどです。
CDをちょっとでも高く売るには?
CDをより高く売るにはちょっとした工夫があります。それは、「CDの知識に長けた安心して売れる店」に買取を任せるということ。新品のものとは違い、中古CDにはひとつずつそれぞれに異なる価値があります。商品の状態によって価値が上がる/下がるのは当然ですが、生産された国や年(とし)によっても価値はガラッと変わります。名盤として高く評価されるものには価値の高いCDがありますが、買取において一番キーポイントとなるのは「知る人ぞ知るマボロシのCD」をその業者が知っているかどうか、ということです。
つまり、世の中にごまんとあるCDのうち名作は強気に買取できるのに対して、それ以外のものは二束三文になっていないか、あるいは名盤だけでなくマボロシのCDに高い査定金額を提示できるか。例えば、CDを10枚、もしくは100枚を売るとします。名盤だけ高く買い取りする業者と、それ以外にも隠れた人気作品も高く買い取りする業者、この2つでは査定金額の合計に大きな開きが生まれます。それくらい知識と経験がある業者を選ぶことが重要になるんです。
「CDの買取なんてきっとどこも同じでしょ」となにも考えずに業者を選んでいませんか?実際には数万円の価値があるCDを、詳しくない業者に数百円で売ってしまったらとてももったいないことです。
所有するCD1枚を売ることができるのはそのときだけですから売却先はよく考えて選びましょう。CDの売却処分では間違った買取業者を選ぶことで損してしまう人もいます。そのためにも、その業者を利用した客の感想をホームページで見て参考にしましょう。店の買取サービスは満足できるか、または店員の対応は丁寧かどうか、よく比較してみるとよいでしょう。
エコストアレコードに任せてほしい6つの理由
CDを売りたい方にぜひとも当店を選んでほしい理由があります。それは、CDの豊富な知識とデータであり、当店が長年築いてきた高価買取の実績でもあり、そしてお客様から頂戴した「エコストアレコードに任せてよかった」という嬉しいお言葉にあるのです。
■2年連続で3冠に輝きました
2019年、2020年とレコードの買取において「買取満足度No.1」「高価買取価格満足度No.1」「信頼と安心のレコード買取店No.1」という3つの部門で2年連続で業界ナンバーワンに選ばれました。
(※日本マーケティングリサーチ機構調べ。調査概要:2020年11月期ブランド名のイメージ調査)
■買取歴30年、累計買取枚数1,500万枚突破
弊社は1994年の創業以来、CDとレコードの買取歴が30年になりました。多くのお客様から買取の依頼をいただく中で買取枚数も1,500万枚を突破しております。
■TVや新聞など、メディアで多数取り上げられています
弊社は「NHKニュース おはよう日本」をはじめ、「フジテレビ系列 めざましテレビ」や「テレビ東京 出没!アド街ック天国」など多くのメディアで紹介されています。
■他社にはない豊富な販売先は、高価買取が可能なヒミツです
エコストアレコードには他の買取業者とは異なり、国内外に沢山の販売ネットワークを構築しています。日本国内では需要が低くありふれたCDであっても、海外の顧客に確実に販売することができます。まさにそれこそがお客様からCDを高額で買取できる秘密なんです。
■近くでも遠くでもOK。どこの地域からでも買取できます
弊社の買取サービスは宅配買取、出張買取、持込買取という3つに対応。都内にお住まいの方でも他の地域にお住まいの方でもお気軽にお申し込みください。
■梱包に必要な段ボール箱などを無料で差し上げます
宅配での買取では梱包資材として段ボール箱やガムテープが必要になります。しかし、エコストアレコードではそれらの道具をお申し込みの後にお客様のお住まいに無料で送付しますので余計な負担はかかりません。
生産枚数が少ない廃盤CDは高値で取引されやすい
生産が終了しており、CDショップ等での購入が困難となった廃盤CDは、買取専門店で取引されるのが一般的です。廃盤CDが高値で取引されるケースとしては、初回購入特典等により生産された枚数が少なく、かつ廃盤CDに対する人気が高いという点で、共通しています。もし、ご自宅に初回購入特典として購入した廃盤CDがありましたら、買取のお申し込みをお待ちしております。
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