竹内まりやは「September」「不思議なピーチパイ」などのヒット曲を持つ、日本のシンガーソングライターです。竹内まりやの歌声は、聞く人に元気を与えてくれます。積極的に多くのアーティストに楽曲の提供もしているため、どこかで竹内まりやの曲を耳にしている人も多いはずです。そんな竹内まりやの、CD買取の人気作品をご紹介します。
竹内まりやの経歴を紹介
竹内まりやは慶応大学在学中にサークルの先輩である杉真理(すぎ まさみち)のレコーディングに参加したことをきっかけとして、1978年8月にRCAレコード(現BMGファンハウス)と契約し23歳で音楽活動に入りました。同年11月25日にシングル「戻っておいで・私の時間」と、アルバム「BEGINNING」を同時リリースしてデビューしています。竹内まりやは、デビュー当初はアイドル的な存在でした。翌年の1979年8月にリリースした3枚目のシングル「SEPTEMBER」はヒットとなり、日本歌謡大賞、日本レコード大賞などで多くの新人賞を受賞します。
1980年に資生堂のCMに起用された4枚目のシングル「不思議なピーチパイ」は大ヒットとなりましたが、このころの楽曲は竹内まりやが書いたものではありません。のちに夫となる山下達郎は、この時期にアレンジャーとして竹内まりやのレコーディングに参加しています。
はたからは順風満帆に見えた竹内まりやの音楽人生ですがアイドル的な活動からくるストレスと過酷なスケジュールがたたって喉を傷め、1981年の末に休養宣言をしてレコーディングとコンサート活動を休止してしまいます。
私生活では、1982年4月に27歳で山下達郎と結婚しました。休養宣言後は自身のメディアへの露出はほとんどなくなり、薬師丸ひろ子や松たか子、鈴木雅之などをはじめとする多くのミュージシャンに作詞、作曲の形で楽曲を提供するようになります。同年に、河合奈保子に提供した「けんかをやめて」「Invitation」がヒットしました。
1984年4月には山下達郎と同じアルファ・ムーンに移籍し、ムーン・レーベル初のシングル「もう一度」と、アルバム「VARIETY」をリリースします。「VARIETY」は竹内まりやがすべての曲を作詞、作曲した初めてのアルバムです。プロデュースとアレンジは山下達郎が担当し、オリコンチャートで1位を獲得するとともに最終的には30万枚以上を売り上げました。竹内まりやは、この年に娘を出産しています。
1987年のアルバム「REQUEST」では、「けんかをやめて」と薬師丸ひろ子に提供した「元気を出して」をセルフカバーしています。「元気を出して」は中国語でもカバーされたほか、島谷ひとみなど日本でも多くのミュージシャンがカバーしました。このアルバムは、発売後およそ3年でミリオンセラーを達成するロングセラーとなりました。この年には、シングル「駅」もヒットしています。
その後も1989年の「シングル・アゲイン」1990年の「告白」も大ヒットし、アルバムでは1992年の「QUIET LIFE」2001年の「BON APPETIT!」でもミリオンセラーを獲得、1994年のベスト・アルバム「IMPRESSIONS」は350万枚以上の売り上げを記録しました。
2013年には故郷出雲市の要請を受けて「愛しきわが出雲」の作詞作曲を含む全面プロデュースを行うなど、2000年代以降も多彩な活動を続けています。竹内まりやは、2019年に芸術選奨 文部科学大臣賞(大衆芸能部門)を受賞しました。
竹内まりやの人気CDの特徴!何が買取市場をにぎわせている?
竹内まりやの人気CDは、デビュー30周年と40周年を記念してリリースされたベスト・アルバムです。30周年にリリースされたアルバムは、3枚組でデビューから30周年までの曲がレーベルの垣根を超えて収録されています。竹内まりやの30周年の歩みを、余すところなく納めているのが人気の秘密です。
竹内まりやの40周年企画の目玉としてリリースされたのは、「モア・ベスト&レアリティーズ&カバーズ」と題された贅沢なアルバムです。30周年記念のベスト・アルバムには収録されなかった曲をはじめ、セルフカバーや洋楽のカバーなど初出しの音源も多数あります。このアルバムを聞けば、竹内まりやをコンプリートしたといっても過言ではないでしょう。
買取市場で注目されている竹内まりやのCDの人気タイトルを紹介
「Expressions<初回限定盤>」型番WPCL-10611発売日2008年10月01日CD3枚組+ボーナス・ディスク1枚
「Expressions<通常盤>」型番WPCL-10615 発売日2008年10月01日CD3枚組
「Expressions」は、竹内まりやの30周年を記念して発売されたベスト・アルバムです。竹内まりやの数多いヒット曲の中からファン投票に基づいて竹内まりやが選んだ42曲が収録されています。プロデューサー山下達郎の全面監修でデジタル・リマスターが施されており、「ドリーム・オブ・ユー」のシングル・バージョンは初のCD化です。「Let It Be Me」では、山下達郎とのデュエットも披露しています。初回限定盤にはボーナス・ディスクがついており、「駅」などのオリジナル・カラオケが楽しめます。
「Turntable」型番WPCL-13077発売日2019年09月04日CD3枚組
「Turntable」は、竹内まりやの40周年記念企画として発売されたアルバムです。全62曲の3枚のディスクは、コンセプトごとに「モア・ベスト」「レアリティーズ」「カバーズ」に分けられています。2019年の「紅白歌合戦」で歌った「いのちの歌」や、牧瀬里穂に提供した「ミラクル・ラブ」、岡田有希子に提供した「恋、はじめまして」などのセルフカバーも収録されています。ディズニー映画「ダンボ」の「ベイビー・マイン」の英語バージョンなど、山下達郎のラジオ番組のコーナーを初CD化した洋楽カバーを聞けるのはこのアルバムだけです。
エコストアレコードで竹内まりやのCDを売ろう
2018年にデビュー40周年を迎えた竹内まりやは、現在も楽曲がCMに使われたり杏里とのユニットPeach&Apricotを結成したりと精力的に活動を続けています。竹内まりやのCDを聞き飽きてしまったら、ぜひエコストアレコードにお売りください。エコストアレコードは中古CDの買取専門店です。豊富な経験と実績を持つスタッフが、あなたのCDをお待ちしています。
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