日本のアニメは世界に誇れるコンテンツであり、アニメに関するCDも世界中で発売されています。CDの買取市場でもアニメジャンルの作品は人気がありますが、具体的にどのようなタイトルが人気なのか知らない方も多いでしょう。そこでこの記事ではアニソンの歴史を紹介し、具体的な人気のタイトルや買取市場で需要のある作品について解説します。
アニソンの歴史
アニメのCDといえば、真っ先にオープニングやエンディングに流れる主題歌を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、それだけではありません。アニメの途中で流れる挿入歌やイメージソング、登場キャラクターにフォーカスしたキャラクターソングなどもアニメのCD作品に含まれるのです。他にもゲームの曲や特撮の曲、ラジオドラマなどもアニメのCDとして扱われることもあります。このようなアニメのCD作品は、「アニメ」と歌や曲を意味する英語「song」を組み合わせてできた和製英語「アニメソング」という名称で呼ばれています。
アニメソングを省略した「アニソン」という形に、聞き覚えのある方も多いでしょう。アニソンが日本で初めて登場したのは、1963年です。この年に始まった手塚治虫原作のアニメ「鉄腕アトム」の最初と終わりに流れた主題歌が、アニソンの始まりだと言われています。この頃のアニソンの歌詞は、主人公の活躍やアニメのストーリーに沿ったものでした。これはアニソンの基本形でもあり、今でもアニメの内容と歌詞がリンクしたアニソンは多数存在します。
その後アニソンは、谷川俊太郎や前田武彦、三木鶏郎、小林亜星など一般に知られている著名人が作詞や作曲に関わることも増えていきました。人気の歌手や俳優が歌唱することも多く、1968年に発売された石川進が歌う「オバケのQ太郎」、1969年に発売された森本英世が歌う「行け!タイガーマスク」はレコードの売上が200万枚以上となりました。1970年代になると、遂にアニソン歌手が登場します。水木一郎や堀江美都子、大杉久美子などがこの頃から活躍し始め、「宇宙戦艦ヤマト」や「キャンディ・キャンディ」「アルプスの少女ハイジ」など多数のアニメの主題歌が100万枚以上のレコード売上を達成しました。
この頃はアニメ主題歌だけでなく、挿入歌やイメージソングなどもアニソンとして登場し始めた時期でもありました。1980年代になるとアニメ自体の人気だけでなく、その当時流行している音楽ジャンルの曲調を取り入れることで相乗効果によりアニソンの売上が伸びるというパターンが増えていきます。例えば1981年に発売された「うる星やつら」の主題歌「ラムのラブソング」は、当時流行していたテクノポップの要素を取り入れたことで人気が高まった作品です。1960年代から1980年代までのアニソンは主にレコードで発売されていましたが、この記事で取り上げたタイトルのように人気の楽曲は、後にCDの形でも発売されています。
1980年代以降に登場するアニソンは、アニメの内容と歌詞がリンクしないものも増えていきました。さらに1990年代に突入すると、アニソンの新たな制作スタイルも確立します。1990年代以前は、アニメ制作会社がレコード会社とアニメの内容を共有し、作家が主題歌を書き下ろすというスタイルが主流でした。しかし1993年には、レコード会社ビーイングが当時ストックしていた楽曲「君が好きだと叫びたい」を、アニメ「SLAM DUNK」の主題歌に提案するという、今までとは異なる形でアニソンが誕生したのです。
楽曲は160万枚のCD売上を達成し大成功を収めたため、現在に至るまでこのような形でアニソンが制作されヒットするパターンも存在し続けています。アニソンはアニメの歌という共通点があるだけで、楽曲自体に偏った傾向などはありません。そのためアニソンと一言で言っても、ロックやジャズ、R&B、ポップスなど実にさまざまなジャンルの楽曲が存在します。このような楽曲の多様性は、アニメのCD作品の大きな魅力と言えるでしょう。
アニメのCD作品の人気タイトル紹介
「19xxシリーズ 1983 僕たちの<アニメ・特撮>懐しのメロディー 9」4988001203971
1992年発売のさまざまなアニメや特撮の楽曲を集めた2枚組CDとなります。「キャプテン」や「キン肉マン」「宇宙戦艦ヤマト」などの人気アニメの主題歌だけでなく、挿入歌やキャラクターソングなども収録されています。
「ああ播磨灘オリジナル・サウンドトラック」4988003128098
1992年発売のアニメ「見ると強くなる痛快!横綱アニメああ播磨灘」の楽曲を集めたCDです。片山圭司が歌うオープニング主題歌「絶対負けない」や、エンディング曲「死ぬまで離さない」、劇中歌などが収録されています。人気アニメにも関わらず、CD買取市場での出回りが少ないため需要があります。
「TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』COMPLETE CD-BOX<完全生産限定盤>」LACA-39500
2017年に発売された、アニメ「アイカツ!」の12枚組CDボックスです。2012年10月から2016年3月に放送されたアニメに使われていた楽曲だけでなく、CD化されていなかった楽曲も収録されています。「アイカツ!」に関する楽曲の正真正銘のコンプリートボックスと言え、ファンからの需要があります。” 買取市場で需要のあるアニメのCDとは? 買取市場で人気のあるアニメのCDは、ヒットアニメの楽曲とは限りません。人気のアニメのCDは発売当初の売上が多く、その分買取市場での出回りも増えます。そのため、あまり高値にならない傾向にあるのです。一方、アニメ放映当時はあまり人気が出なくても、後にヒットする作品もあります。この場合、当時発売されたアニメのCDも後からヒットするパターンが多く、買取市場での需要も増えます。 アニメのCD作品の買取ならエコストアレコードへ “アニソンと呼ばれて親しまれているアニメのCD作品は、主題歌だけでなく挿入歌やキャラクターソングなどさまざまなものがあり、幅広い世代の方々から愛され続けています。アニメCDは扱われる音楽ジャンルも幅広く、アニメファンだけでなく音楽ファンも楽しめる作品です。もし買取希望のアニメのCD作品がある場合は、是非エコストアレコードをご利用下さい。
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