買取でクラシック音楽のCDを売ろうとお考えのあなたに質問です。
どのような要素が買取額を左右するかご存知ですか?
クラシックには長い歴史があり、非常に奥が深い音楽ジャンルだといえます。学生の頃、音楽の教科書に載っていたのを記憶している方も多いはず。
そんなクラシックCDは需要が高く、これまでも日本国内で非常に多く製造されました。
ただし、大量に製造されたということは、中古市場で在庫が溢れているという難点が。
単純に考えると、在庫が過剰にあると商品としての価値はやはり下がらざるを得ません。
そこで今回のコラムでは、買取において残念ながら値段が付きにくい傾向のクラシックCDと、そして逆に高価で買取されるものを解説してみます。
クラシックCD、沢山あってどうしよう?
クラシック音楽のCDには、他の音楽ジャンルと比べて中古CDの買取では所有者にやや不利な側面があります。
クラシックは世間的に広く認知されており、高い需要もある反面、大量に生産されたこともあり数は多くあります。人気が高く沢山あるということは、中古市場に同じCDが溢れているということ。
在庫の絶対数が多いとその価値を決定づける要素は、希少性だったり人気だったりします。
沢山あるクラシックCDの中で、希少性が高い高価な作品は限られたごく一部だともいえます。
その結果、買取を申し込んだ方の期待とは裏腹にCDの査定額が安くなってしまうことがあります。それどころか、そもそも値段が付かないことも。それが「もっと高く売れると思ったのに」と残念がる方が多い理由です。
それだけでなく、クラシックCDの買取自体そもそもお断りという業者もいるほど。
クラシックCDは「売れない」というよりも、「その需要や希少性を把握するのが詳しくないと難しい」といえるでしょう。
■業者がクラシックCDを買取しない理由
・発売当時は売れたが、現在は需要が低く業者の元に在庫が有り余っている
・業者にクラシックについての詳しい知識がない
・その業者がクラシックCDを元々取り扱っていない など
果たして、クラシックCDは売れるのか?
ここまで、クラシック音楽のCDは売りにくいと解説しましたが、その全てが買取しづらいという訳では決してありません。
中古CD買取専門店である当店、エコストアレコードがこれまでの買取経験から高額になる可能性があるクラシックCDの特徴を4つほどご紹介します。
【1】帯やジャケットが綺麗で、CDの盤面も保存状態が良い
【2】高音質盤である
【3】複数枚入りで箱に入っているボックスセットである
【4】CDの所有者がアンプやスピーカー、そして音質にこだわる方
クラシックがお好きで、上に挙げた項目が当てはまるコレクターの方には希少価値が高いCDをお持ちなことが多いようです。
あなたには当てはまりますか?
高く売れるかも!クラシックCDの注目シリーズ
クラシックCDの買取において、高額査定されやすい人気シリーズがあります。
クラシック愛好家のみならず、どなたでも知っておいて損はしないポイントなのでご紹介しましょう。
■「PHILIPS 24bit」シリーズ
「PHILIPS 24bit」シリーズは近年ますます珍しくなり希少価値が高まっています。帯にはこのようなマークがついています。
このシリーズの特徴ともいえる紙製ジャケットは擦れたり傷もつきやすいため、状態も良好なものであれば高い買取額が期待できるでしょう。
クララ・ハスキル / モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調(ユニバーサルミュージック, 型番:PHCP-24006, 1996年発売)
■ESOTERIC(エソテリック)Super Audio CD
圧倒的な音質向上を実現したのがエソテリック・スーパーオーディオCDです。その音の良さからとても高い評価を得ている名盤復刻シリーズ。買取でも高くなりやすいシリーズだといえます。
マルタ・アルゲリッチ / ショパン:ピアノ協奏曲第1番 & リスト:ピアノ協奏曲第1番(エソテリック, 型番:ESSG-90139, 2016年発売)
■人気シリーズ「巨匠リヒテルの遺産」
「巨匠リヒテルの遺産」はロシア人作曲家 スヴャトスラフ・テオフィーロヴィチ・リヒテルの作品を集めたシリーズ。発売から僅か数日後に版権の問題で廃盤となってしまった悲運のCD。
希少性が非常に高く、まさに幻ともいえるCDで、中古市場では高額で取引されています。
■「フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲全集」
フルトヴェングラー / ベートーヴェン 交響曲全集(東芝EMI, 型番:TOCE-7530~4)
1991年に東芝EMIから5枚組CDとして発売されたフルトヴェングラーの『ベートーヴェン 交響曲全集』もまた希少な廃盤。音質も素晴らしいとマニアの間では高い人気を集める作品です。中古市場では3万円~4万円ほどで取引されることも。
中古CD買取専門店 エコストアレコードの買取方法は3つ
ここまで奥が深いクラシックCDの専門的な知識は、詳しくはない一般の方には認識するどころか理解するのも困難です。
かといって、手持ちのCDで「どれが珍しく、どれがそうでないか」と下調べするのはひと苦労。買取前に予め勉強しておくなんてとても出来ませんね。
売って望みうる最高のお金を手に入れる方法、それは信頼に足る経験豊富な買取専門店にCDを売却するということ。
エコストアレコードもその中古CD買取専門店です。
当店が対応している買取方法は3つ。どの方法が最適なのかはお客様がお持ちのCDの量などによって変わります。
■最も気楽な買取は持込買取
お持ちのCDを簡単に、なおかつ気楽に売ってしまいたい方には「持込買取」がお勧め。
渋谷駅から歩いて5分ほどの場所にある当店事務所までお持ち込みいただく方法です。
買取に必要なものはお品物とお客様の身分証明書の2点。
ご来店の際には、「店頭での買取を希望する」と予めご連絡をいただくと店頭でお待たせすることなくスムーズに対応できます。
今までCDを売ったことがなくて不安だという方も安心です。
■お住まいが遠方でも大丈夫。「郵送買取」ならカンタン
ご自宅からお品物を送るだけの「郵送買取」なら、お客様が遠方にお住まいでも問題なく現金化できます。
買取のお申し込みの後、都合の良いお時間にご自身でCDを梱包していただき、あとは東京・渋谷にある当店事務所まで郵送でお送りいただくだけ。
CDなら50枚以上、音楽DVD等 他の音楽メディアなら50点以上の査定お申し込みで送料無料でご利用になれます。
■枚数が多くてお困りですか?それなら出張買取も
「大量のCD処分を検討しているけど、郵送も持ち込むのも大変」
そんなお悩みはありませんか?
数百枚、数千枚といった膨大な数のCD処分を検討している方にぜひご利用いただきたいのが出張買取です。
これは当店スタッフがお客様のご自宅を訪問、その場で査定し、金額にご満足いただけたらそのまま現金でお支払いする方法。
訪問前に予めCDを整理しておく必要もなく、梱包する必要もないうえ、買取が成立したらお品物をスタッフが全て持ち帰りますので安心です。
お住まいが23区内であればCDが200枚前後、東京都近郊であれば400枚前後から無料で出張対応いたします。
もちろん、関東地方以外など他の地域への出張も可能。沢山のCD処分を検討中であれば、是非とも当店へお声掛けください。
クラシックCDは専門家である買取専門店に売るのがベスト
一見、どれも同じように見えるクラシック音楽のCD。
実は一つ一つ違った商品価値や人気があります。
あなたが売りたいCDの中に、もし珍しい1枚があるとすれば、その珍しさを十分理解している専門家、つまり中古CD買取専門店に売るのが得する手段になります。
ご家族が大切にしていたクラシック音楽のCD、もう聴かないのであればこの機会に売ってお金にしませんか?
あなたも思わず驚くような高価なCDをお持ちかもしれません。
ネットでも簡単に音楽が楽しめる時代だからこそ、クラシックCDの素晴らしい音を次世代に繋ぐ重要な役割を当店が果たします。
買取をご希望なら、まずはお電話かメールにてエコストアレコードまでお気軽にお問い合わせください。
文:福田俊一(Ecostore Records)