ジャニス・ジョプリンと言えば、言わずと知れた有名な女性ロックシンガーです。その個性的な歌声で1960年代を代表した歌手とも言われた彼女は、「ローリングストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」や「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」にも選ばれています。今回は世界中にファンを抱える彼女の有名な曲や、現在高額で取り扱われているアルバムについてご紹介します。
ジャニス・ジョプリンとは?
ジャニス・ジョプリンは伝説の女性ロックシンガーとも呼ばれる、ロック界のスーパースターです。ブルースに強い影響を受けた彼女は、「ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニー」や「フル・ティルト・ブギー」などいくつかのバンドに所属し数多くの名曲を残しました。ジャニスの個性的で力強い歌声は今もなお多くのファンを抱えており、本人は27歳の若さでこの世を去ってしまいましたが現代でも人気の歌手の一人です。
ジャニスが初めて音楽活動を始めたのはサンフランシスコでした。ビッグ・ブラザーのボーカルとして活動を開始したジャニスは、1967年のモンタレー・ポップ・フェスティバルで頭角を表しました。このステージがきっかけとなり、ジャニスは音楽誌だけでなくタイムやニューズウィークにも取り上げられるような超有名シンガーになっていきます。
しかしジャニスは1968年を最後にビッグ・ブラザーを脱退してしまいました。理由は彼女の歌唱力とバンドの演奏力とのギャップであると言われていますが、とにかく彼女の活動はこの時を機にいくつものバンドを行き来したりソロで活動したりといった形へと切り替わっていきます。
そして1970年、ついに彼女はフル・ティルト・ブギーで安定したバンドを築きました。同時に私生活で婚約も決まりまさに幸せの絶頂で、彼女自身も「グループのことで今までに、こんなに幸せな気分にされたことってない」と語っています。しかしそんな中、不幸にも悲劇が訪れました。彼女はその年の10月、ホテルで死んでいるところを発見されました。死因はヘロイン中毒と言われています。享年27歳の若すぎる天才ロックシンガー、それが彼女です。
ジャニス・ジョプリンの高額買取されているCD
ジャニス・ジョプリンのCDのいくつかは高額で買取がされています。特に高額で取引されやすいのはヒット全曲集などのベストアルバムです。また彼女の遺作である「パール」の限定盤など枚数が限られているものも高額になりやすい傾向があります。既に存命でない海外アーティストなので廃盤となってしまっているものもいくつかあり、そういったものはさらに高値がつくため、お持ちになっている中に該当するものがあれば売却を検討してみてはいかがでしょうか。
買取で需要が高いジャニス・ジョプリンのアルバム3選
では具体的に、現在高額で取引されているアルバムをご紹介します。
「ジャニス・ジョプリン/パール(レガシー・エディション)(限定盤)MHCP-416」
27歳で逝去したジャニスの遺作のアルバムです。ジャニスの愛称にちなんで名付けられたこのアルバムは、ジャニスの急死によって一部の曲が未完成のまま収録されています。ジャニスの突然の最期をそのまま反映したアルバムの、その限定盤。ファンであれば喉から手が出るほどに欲しい一枚です。
「ジャニス・ジョプリン/チープ・スリル(廃盤)CSCS-6010」
ジャニスがブレイクするきっかけとなったビッグ・ブラザーのアルバムです。モンタレー・ポップ・フェスティバルの後にリリースされたこれは、サイケデリック・エイジの代表作とも言われています。そのアルバムの発売後すぐにジャニスとビッグ・ブラザーは決裂して別の道を歩むことになりますが、ブレイク直後のジャニスを収録したこのアルバムはジャニスの歴史を語る上で欠かせない存在です。
「ジャニス・ジョプリン/グレイテスト・ヒッツSRCS-9805」
ジャニスの短い三年間の集大成とも言えるアルバムです。彼女の死後に生まれたリスナーにとってはこのアルバムがジャニスの入門編となるような一枚で、ジャニスの名曲がいくつも収められたベストアルバムとなっています。
高額取引されているCDは、捨てないで売却しよう!
ジャニス・ジョプリンはこのような激動の人生を送った伝説のロックシンガーです。そのため今も彼女のファンは世界中に存在し、彼女のCDは高額で取引されている場合もあります。
もしご自宅に今回取り上げたようなCDがあれば、ぜひ捨てるのではなく売却を検討してみてはいかがでしょうか。不要なCDが存在していたら、捨てる前に一度お近くのショップなどでご相談されることをお勧めします。
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