昭和のアイドルの楽曲は時代を超えて今も歌い継がれている名曲も多く、当時アイドルに夢中になっていた人には懐かしく感じる方も少なくないでしょう。1970年代~1980年代に活躍したアイドルのCDを集めていたという方も多いのではないでしょうか?聴かなくなったCDは買い取ってもらうことが可能です。昭和のアイドルの中古CDの価値について解説します。
昭和のアイドルとは?
1970年代~1980年代にデビューし活躍していたアイドルは、スター性が高く魅力的なアイドルがたくさんいました。1970年代の前半には南沙織や麻丘めぐみ、アグネス・チャンなど、1973年には山口百恵、桜田淳子、森昌子など、1976年にはピンクレディーがデビューを果たしています。男性では、渋谷哲平や川崎麻世、新御三家と呼ばれる野口五郎、郷ひろみ、西城秀樹など錚々たるメンバーが活躍していました。
1980年代はアイドル全盛期といわれ松田聖子や中森明菜などがデビュー。1982年は中森明菜をはじめ、松本伊代や堀ちえみ、小泉今日子、早見優、シブがき隊など数多くのアイドルがデビューし、「花の82年組」とも呼ばれアイドルブームの象徴にもなっています。薬師丸ひろ子や原田知世は映画で女優としてデビューし映画の主題歌で歌手デビューをしています。
どんなCDが評価される?
1970年代~1980年代に活躍したアイドルの楽曲は、現代でも人気アーティストがカバーするなど歌い継がれているものも多いことが特徴のひとつ。1980年代のアイドルの楽曲は、ユーミンこと松任谷由実や大滝詠一、松本隆や筒美京平など、錚々たる顔ぶれのミュージシャンや作詞家・作曲家が手掛けたものが多く、音楽的に優れていることも人気がある理由といえるでしょう。また、当時のファンだった人たちが懐かしむだけでなく、音楽を聴く手段の変化とともにサブスクや動画配信サイトなどで昭和のアイドルを知った若者からも人気を得ています。
中古CDは、傷がないなど状態がよいことが前提になります。その上で、高く買取ってもらうためには、需要があることが重要なポイント。ベストアルバムはヒット曲やシングル曲をまとめてあり、コアなファンだけでなく様々なファン層が購入しやすいという特徴があり需要があるといえます。また、初回限定盤など流通している数が限られているもの、ブレイクする前にリリースしていたものや既に廃盤になっているものなどは希少価値が高く査定額に反映される傾向にあります。
人気のある昭和アイドルのCD5選
1970年代~1980年代の楽曲はレコードによるリリースからCDへ移行していた時期にあたります。レコードからCD化されたものも多く、中にはマニアックな音源もあり中古市場では高値で取引されるものもあります。人気のある作品を5つ紹介します。
キャンディーズ「GOLDEN J-POP/THE BEST キャンディーズ」(SRCL-4119/20)
キャンディーズは、1970年代に活躍した伊藤蘭、藤村美樹、田中好子をメンバーとする3人組のアイドルグループ。バラエティー番組でも活躍していました。「GOLDEN J-POP/THE BEST キャンディーズ」は、1997年11月21日にソニー・ミュージックエンタテインメントから発売された2枚組のベストアルバムで、「年下の男の子」や「春一番」などのヒット曲をはじめCD未発表の音源も収録されています。
吉川晃司「A-LA-BA・LA-M-BA」(MD32-5106)
「A-LA-BA・LA-M-BA(ア・ラ・バ・ラ・ン・バ)」は、1987年3月5日にSMSレコードから発売された吉川晃司の5枚目のアルバム。ほとんどの楽曲を吉川晃司自身が作詞・作曲を手掛けています。ゲストミュージシャンには当時はBOØWYのギタリストであった布袋寅泰やデビュー間もない岡村靖幸が参加。シングルは異色のポップチューン「MARILYNE」とスマッシュヒットした「終わらないSun Set」、CDのみのボーナストラックとして「やせっぽちの天国」が収録されています。
中森明菜「CRUISE(クルーズ)」(36L2-5103)
中森明菜の14枚目のアルバムとして1989年7月25日にワーナー・パイオニアより発売されたCDのゴールドディスク完全限定盤。ニューヨークのザ・ヒット・ファクトリーでレコーディングされたもので、収録曲から「LIAR」がリードシングルとして発売されています。なお、このアルバムはLP盤として最後のリリースとなった作品としても知られています。
チェッカーズ「THE CHECKERS BEST」(D50A-0303)
1987年07月21日にポニーキャニオンからリリースされたチェッカーズのベストアルバム。リリースされた当時の楽曲から構成されているアルバムで、「ギザギザハートの子守唄」や「涙のリクエスト」などのヒット曲を収録されています。
小泉今日子「KOIZUMI IN THE HOUSEコイズミ・イン・ザ・ハウス)」(VDR-1603)
「ハウスをお茶の間に」をキャッチコピーにリリースされた小泉今日子14枚目のオリジナルアルバム。1989年5月21日にビクターから発売されています。近田春夫を迎えて制作されたハウスミュージックがメインの作品で、ダンスミュージックファンからも大きな反響を得ました。
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