高額買取されるCDと逆に買取不可となるCD、それぞれどのような違いがあるか知っていますか?
CDと一言でいっても、中古品であれば作品によって買取額も変わりますし、保存状態によっても額はがらりと変わります。
今回のコラムでは、買取で金額を左右するキーポイントとその特徴をお伝えしましょう。
買取不可となるCDの特徴
CDの買取をしていると、残念ながらお値段が付けられないものも中にはあります。
買取が難しいCDの5つの特徴を考えてみましょう。
■世界の民族音楽を集めた作品
■民謡や小唄のCD
■一世風靡したアイドルのCD
■キズが目立ったり保存状態が良くない
■中古CD市場で有り余っているもの
ケースやディスク面にキズが多く見られるような状態が悪いCDは、どのようなものでも値段は付きにくい傾向にあります。キズが原因で読み込みできないCDとなるとやはり商品としての価値は否が応でも大きく下がります。
世界の民族音楽や民謡のCDもお値段が付くものは少ないと思われます。こちらはどちらかというと現在は需要も低い音楽ジャンルとなっており、よほど非常に高い希少価値を持つものでなければ高価買取は困難だといえます。
その逆、需要が高かったはずのアイドルのCDは何故値段が付きにくいのでしょうか?
肝となるのは”昔は需要が高かった”ということです。
全盛期の当時でこそ数百万枚というセールスを誇ったアルバムでもその後は人気もある程度落ち着き、中古市場にCDが溢れかえっている状況が考えられます。
中古市場、中古CD店に在庫が余っているということは、高く買取することができなかったり、そもそも値段を付けること自体も難しいのです。
分かりやすくいえば、大ヒットして沢山売れすぎたが故に「希少価値はない」ということです。
ジャズのCDは高くなることが多い?
ジャズは古い音楽ジャンルです。古いものだからこそ、長い間愛されてきた中で安定した人気があります。
そのため、中古市場ではジャズのCDの需要もあり、買取では他の音楽ジャンルと比べて比較的高くなりやすい傾向にあります。
ファンが多く需要が高いということは業者が”売りやすい”ということでもあるので、ジャズのCDは買取でも高くなりやすい、値段がつきやすいといえるでしょう。
マイルス・デイビス / クッキン (ビクターエンタテインメント)紙ジャケット仕様
業者が高価買取できるCD = 業者が高く売れるCD
せっかく売るなら数十円、数百円でも高く買取してほしいと思うのは当たり前のこと。
「売れるCDは少しでも高く買取したい」
実は、その気持ちは買取業者も同じなのです。
高く買取できるCDにはどのような特徴があるのでしょうか?
ジャッキー・チュン / 君の愛より深く (ポリドール )
香港の歌手であり俳優のジャッキー・チュンの日本デビュー作品。1994年発売。
こちらの帯付きCDを当店では30,000円で買取しました。
■なんでそんなに高いの?
高価買取できる秘密。
それは人気や希少性が大きな要素となります。しかし、ただそれだけでは買取業者は高く買取することはできません。
キーポイントは、「買取業者が買取した後に、高く販売できるか否か」ということ。
つまり、シンプルに説明するなら、高く販売できるものは業者が自信を持って高く買取できるということです。
まさにそれこそが同じCDであっても買取業者によって査定額が変わる理由です。
ただし、根本的に何よりも重要な要素となるのは”希少性が高く”、”人気も高い”ということになります。
CDを売るならエコストアレコードが一番
今回のコラムでは高く買取されるCDと買取不可となるCDの特徴をご紹介しました。
今はあまり聴く機会もなくなったCDがご自宅にあるかもしれません。
しかし、昔は熱心によく聴いていましたね。
CDのジャケットを見るだけで、当時の様々な思い出が浮かんでくることでしょう。
物にはあなたの記憶や思い入れがタイムカプセルのように詰まるものです。
あなたが大切にしていたそのCD、当店に次の持ち主を探す役目を任せてください。
「エコストアレコードに売って良かった」と満足していただけるよう、スタッフ一同 あなたからの買取のご相談を心よりお待ちしております。
文:福田俊一(Ecostore Records)
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