CDを売ろうとしている時に皆さんはどんなことを考えますか?恐らくほとんどの方は「少しでも高く売りたい!」と考えると思います。
ただ、実際にCDを買取に出した経験がない方は、買取価格が分からないのに売りに出すのは多少不安があるでしょう。
今回はどんなものが高価買取されやすいCDなのかを実際の買取事例を踏まえて説明していきます。
CDを買取に出そうとお考えの方は、是非参考にしてみてください!
買取価格の差はここに出る!CDの高くなりやすい要因
まず最初に高価買取となり易いCDの事例をいくつか挙げていきましょう。
①帯付き
帯というのは新品のCDを買う時にジャケットやケースの外側についている宣伝用の紙(の素材が多い)のことです。
帯は購入時に捨てられてしまうことが多く、その帯が残っているという事は「保存状態が良い」と見られることが良くあります。査定をする際には帯付きかそうでないかで値段が大きく変動します。
ピンク色で囲ってあるものが「帯」になります。
②旧規格
CDが新しい規格で発売された際(リイシュー)に、紙ジャケットになったり、音が良くなったり、ボーナストラックが追加されたりするので、より付加価値が高くなります。
そうすると以前の規格の商品は新しい企画よりも当然付加価値が低くなるので、買取価格も安くなるのが一般的です。
しかし、一定の年代よりも古い規格のCDは逆にプレミアがつき高くなることがあります。
そのようなCDは買取業界では「旧規格」と呼ばれ、非常に価値のある商品になります。CDが出始めの80年代中~後期らへんのCD等がその対象となることが多いです。
また、「シール帯」といって帯がシールになっていてケースに貼ってあることが多いので、それも一つの目印です。
③付属品
CDを新品で購入した際についてくる初回封入特典も揃っていると値段が高くなる要因になり易いです。
先ほど述べた帯だけでなく、ステッカー、カード、DVD、Tシャツ、フィギュア、ポスター等の付属品もその対象になります。付属品によっては付属品そのものが高額商品になっている場合もあるので、付属品が付いている場合は高額買取が見込みやすくなります。
③廃盤
「廃盤」とは、現状で生産がストップし、入手することが難しいCDのことです。
どの中古市場でも入手が難しければ難しいほど高値で取引されるので、廃盤CDも同じような定義が当てはまります。
特にマニアの方がこぞって欲しがるのが、「旧規格」や「廃盤」のCDになります。
CDの買取相場は?買取価格の差を実例で見てみる
あくまで参考核ですが、当店エコストアレコードでの具体的な買取事例を上げながら、高価買取となり易いCDとそうでないCDの差を見てみましょう。
———————————————
《 イーグルス/ホテル・カリフォルニア の買取実例 》
※下記の値段はあくまで参考価格ですので、買取価格を保証するものではございません。
●イーグルス/ホテル・カリフォルニア
シール帯(青)、ライナー付 規格番号:ワーナー 38XD60(旧規格)
→買取価格:¥10,000
●イーグルス/ホテル・カリフォルニア
帯あり、ライナー付 規格番号:ポニーキャニオン WPCR14165
→買取価格:~¥800
●イーグルス/ホテル・カリフォルニア
帯なし、ライナー付 規格番号:ポニーキャニオン WPCR75130
→買取価格:~¥50
●イーグルス/ホテル・カリフォルニア
帯なし、ライナーなし 規格番号:ワーナーミュージック・ジャパン WPCR80233
→買取価格:¥0~¥10
※こちらの写真の商品はシール帯(青)、ライナー付 規格番号:ワーナー 38XD60の旧規格商品
———————————————
上記の価格表を見ると、旧規格とそうでないもの、帯ありとそうでないもので大きな差が出ているのが分かります。
同じ音楽作品なのに、旧規格というだけで万を超える、まさに桁違いの買取価格になっています。逆にそうでない商品は流通枚数も多く、数百円台で買取されていることが分かります。
続いて帯の有無ですが、帯があるものに関しては数百円で買取されているのに対し、帯がないものは何十円、規格番号によっては値段が付かない商品があることが分かります。
そのくらい帯やライナーが付いていることは、買取に関して言えば重要なことなのです。もし、帯付きのCD100枚と帯なしのCD100枚を買取に出したのでは、きっと大きな差が出ることでしょう。
CDの買取において、規格番号や帯、付属品の有無が重要なことが分かりましたね。従って、CDの買取は商品自体の希少性・貴重さだけでなく、様々な要因があって買取価格が決定しています。
その他で言えば、コンディションの状態が良い(汚れや破損が少ない状態)ほど高額になり易いでしょう。
CD買取はエコストアレコードにお任せください!
CDの買取では誰も知らないようなレアなCDが必ずしも高くなるとは限りません。状態や付属品、規格番号次第では誰もが知っているアーティストのCDでも高額になりうる可能性が十分にあります。
また、ジャンルによっても買取価格が変動します。ジャンル別の買取相場については別の記事でまとめましたので、参考にしてみてください。
このように現在ではCDには様々な価値が付いて中古市場が動いています。しかし、CDの価値は変わっても音楽の価値は変わらないと私たちは信じています。音楽を次の世代につなげたい、もっと知ってもらいたいという思いから、エコストアレコードではこのような市場調査を日々行っております。売りたいレコードが高額リストに載っていなくても、あなたのコレクションの中には意外と高価な商品が眠っているかもしれません。貴重なCDは専門家が鑑定してみないと分からないことも多くあります。仮にそのようなCDが聴かれずに捨てられていったとしたら、そんなにもったいないことはないでしょう。
当店エコストアレコードには業界経験豊富なスタッフが多く在籍しています。CDの最新買取価格を独自のデータベースを元に算出しております。捨てようとしていたCDも、エコストアレコードであれば少しでも高額で買い取ることが出来るかもしれません。CDを買取して欲しいという方は是非一度エコストアレコードをご利用ください!
※本サイトに掲載されている記事の著作権はFTF株式会社に帰属します。投稿した記事のリライトの可能性が高い場合は顧問弁護士と協議の上、即日中に法的な処置を行いますのでご了承ください。