ジャズのCDを集めていたあなた、Blue Note(ブルー・ノート)は好きですか?買取の依頼
も多く頂戴するレーベルです。
Blue Noteは言わずと知れたジャズの名門レーベル。
長い歴史の中で名作と言われる作品も多数残しています。
そんなBlue NoteのCDにはどんなものがあるのでしょうか。
Blue Noteとは?
Blue Noteとは、1939年米国ニューヨークにおいて、ドイツからの移民 Alfred Lion(アルフレッド・ライオン)とFrancis Wolff(フランシス・ウルフ)の2人によって創設されました。
現在ではBlue Noteといえば数多くの名盤を残したレーベルとして高い評価を与えられ、ジャズ初心者からコアな愛好家まで思わず唸る演奏を聞かせることで有名です。
しかし、当時は小さなレコードレーベルであり、作品を録音しては発売し、その売り上げでまた録音し発売する、という繰り返しでギリギリの経営状態でした。
それは60年代半ばに米大手Liberty Records社に買収されその傘下に入るまで不安定な状態は続きました。
その後、さらに70年代初めにUnited Artistsの傘下へ、80年年代半ばにはCapitol社の手に渡しました。
名門レーベルと言っても、険しく長い道のりがあったのです。
Blue Note3つの魅力を解説
Blue NoteのCDが圧倒的な人気を集めているにはワケがあります。
【1】新人発掘に長けていた
Blue Note社長 Alfred Lionは実力さえあれば無名の若手にも録音のチャンスを与えました。
Thelonious Monk、Bud Powell、Jimmy Smithというような、後に有名になるミュージシャンがBNに発掘されました。
【2】ジャケット・デザインが素晴らしい!
Blue Noteはアートワークも高く評価されています。レーベルの設立者の一人であるFrancis Wolffは写真家だったこともあり、アーティストのふとした表情を撮るのに長けていました。その写真がジャケット写真に使われたのです。
加えてReid Milesというデザイナーの存在も大きいものでした。MilesはBlue Noteのもとで1950年代半ばから400点以上ものアートワークデザインを手掛けました。
【3】生き生きした音の秘密は”RVG”
Blue Noteの大きな魅力のもう一つに、Rudy Van Gelderという録音エンジニアが手掛けた音の良さが挙げられます。レコード盤にそう刻印があることから、通称RVGとしても知られています。
1953年頃から元々は検眼技師だったVan GelderはBlue Noteの録音を始め、数多くの名盤のにも生きた音をその盤面に刻んできました。
彼が収録したサウンドはあたかもアーティストの息吹さえも切り取ったような臨場感に満ちており、音質も秀逸だと人気です。
Blue Noteには「The Rudy Van Gelder Edition」という、2000年頃からCD時代になって改めてVan Gelder自身がリマスターを手掛けたシリーズがあり、高音質なことでも有名です。
※The Rudy Van Gelder Editionリマスターシリーズ
Blue NoteのCDはエコストアが一番高く買取します
1950年代の作品であれ、現行の作品であれ、Blue NoteのCDには人気が高いものも山ほどあります。
中にはCDではあまり見かけないものもありますから、ご自宅にもう聞かないCDがもしあれば、今すぐにでもエコストアレコードへ査定のお申し込みをお勧め致します。
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文:福田俊一(Ecostore Records)