メガデス(Megadeth)は、1985年に『Killing Is My Business… And Business Is Good!』(和名:キリング・イズ・マイ・ビジネス)でデビューしたL.A.出身のヘヴィメタルバンドです。2022年の現在までに15枚のスタジオアルバムと5枚のライヴアルバムを発表して、総売上枚数は全世界で5000万枚を超え、2017年度の『グラミー賞』も受賞しています。今回は、そんなメガデスの活動の歴史や名盤CDをご紹介し、買取されやすいCDの特徴も解説しましょう。
メガデスとは?
メガデスは、デビュー前のメタリカを脱退したデイヴ・ムステイン(ヴォーカル、ギター)を中心として、1983年に結成されたヘヴィメタルバンドです。同時期に活躍したバンドであるメタリカ、スレイヤー、アンスラックスとともに、スラッシュメタルを確立した「BIG4」と呼ばれています。カミソリのように鋭いギタープレイと、パンクの爆発力を融合したサウンドは、メガデス登場以前の、ヘッドバンキングを中心としたライヴ会場での観客の反応を変化させました。押し合いへし合いしながら踊ったり、ダイヴしたり、といった新しい反応を見せる観客が増えたのは、メガデスらBIG4が生み出した大きな変化といえるでしょう。
ムステイン自ら「インテレクチュアル(知的な)・スラッシュメタル」と称する通り、音楽的にはテクニカルなギターリフや複雑な曲展開、政治的な主題を持つ歌詞の多さ、などの特徴があります。1990年にリリースしたアルバム『Rust In Peace』(和名:ラスト・イン・ピース)は、ギターの天才児マーティ・フリードマンが加入して黄金期のメンバー編成となったメガデスの、代表作といえるでしょう。アグレッシヴなムステインと、メロディアスなマーティ、プレイスタイルの異なるふたりのギタリストによる、ギターソロの掛け合いがメタルの歴史に残るアルバムです。
1992年にリリースしたアルバム『Countdown To Extinction』(邦題:破滅へのカウントダウン)では、それまでのギターリフ中心の曲作りから、歌のメロディを重視する方向へと変化して、さらなる成功を収めました。全米200万枚のセールスを果たし、メガデス初のダブル・プラチナ・アルバムとなっています。歴史の長いメガデスだけにメンバーの入れ替わりを繰り返し、2002年にはムステインが腕の故障で活動休止すると同時に、バンドも解散しました。しかし、2004年にムステインを中心に再始動すると、その後も全米チャートでトップ10に入る大ヒットを何度も記録するなど、メタルシーンを代表するバンドです。
買取されやすいメガデスのCDの特徴とは?
メガデスの買取されやすいCDの特徴として、アルバムボックスが挙げられるでしょう。歴史の長いメガデスだけに、アニヴァーサリーデラックスボックスや、シングルコレクションボックスなどが発売されています。複数枚のCDを収納ボックスに収めた豪華盤で、ファンならぜひ手元に置きたい逸品のため、買取されやすいでしょう。また、オリジナルアルバムに加えて、ライヴ音源を収めたCD・DVDやTシャツ・文房具などの特典が付属した、デラックスエディションやスペシャルパッケージも発売されています。初回出荷限定盤や完全生産限定盤、紙ジャケットなどの特別仕様、日本国内では流通量の少ない輸入盤アルバムも、希少性が高いため買取されやすい商品といえます。
買取に出す際のポイントとしては、「CD購入時の付属品があれば、一緒に揃えて出す」ことです。意外と忘れられがちなものに、CDに付属した帯があります。サイズも小さいため購入後に捨ててしまう人も多い帯ですが、ファンやコレクターにとっては重要な付属品であり、海外でも日本盤独自の仕様として人気が高いのです。帯を始めとして、紙ジャケットや歌詞カード、収納ボックスなどの特典や付属品がすべて揃っているかどうかで、買取価格が大きく左右されることもあります。買取の際には、ぜひお手元の付属品も忘れず一緒にご依頼ください。
メガデスのCDの代表的なタイトルをご紹介
「破滅へのカウントダウン 20周年記念デラックスエディション[初回生産限定盤]/型番TOCP-71404」
黄金期のメンバーによるバンド最大のヒットアルバムが、発売20周年を記念して豪華ボックスで甦りました。オリジナルアルバム11曲をデジタルリマスタリングしたCDに、1992年サンフランシスコ公演のライヴ音源が17曲も入ったCDを加えた合計2枚組。ポスター、ポストカード、豪華ブックレット入りのBOX仕様です。さらに、初回生産限定盤では、日本盤のみジャケットステッカーがついています。代表作ともいえる名盤とライヴ音源で、黄金期のメガデスを追体験できる作品です。
「ラスト・イン・ピース[紙ジャケット仕様限定盤]/型番TOCP-70629」
メガデスを聴くならこのアルバムから、とも言われる代表作が、紙ジャケット仕様の限定盤で復活しました。マーティ・フリードマンを迎えた黄金期の始まりの1枚は、バンドの人気を決定づけた名盤です。メガデスの魅力が堪能できるため、入門編としてもオススメの作品といえます。
「メガデス・ウォーチェスト・ボックス[初回出荷限定盤]/型番TOCP-70375」
マーティ・フリードマンも在籍していたキャピトルレコード時代の音源からセレクトした内容で、CD4枚に68曲を、DVD1枚に10曲を収録した、合計6時間を超える5枚組の豪華ボックスセットです。輸入国内盤仕様で、オリジナルライナーノーツの対訳が付いています。約30曲に及ぶ未発表のデモやセッション音源、ライヴ録音など、貴重なテイクを含めた黄金時代のキラーチューンを連発するボックスセットは、メガデスファン必携の決定的コレクションです。
「ディストピア デラックス・エディション[DVD付]/型番UICY-15595」
2016年1月に発売されて全米チャート3位になった通算15枚目の『ディストピア』は、緻密でテクニカルなメロディックメタルが大好評のアルバムです。さらに、初公開のライヴ音源と映像、日本未発表曲を加えて日本のファンのために発売された来日記念盤は、ファンならぜひ手元に置きたい特別な作品といえるでしょう。
「メガボックス~シングル・コレクション/型番TOCP-7591」
ギターソロの応酬が聴きどころの「Hangar 18」や、難解なギターリフの「Holy Wars…Punishment Due」など完成度の高い楽曲がセレクトされたシングルコレクションです。未発表曲とライヴ音源が追加収録された豪華盤CD5枚組とともに、歌詞ブックレット・ステッカー・文房具セット・フォトカード4枚が、収納ボックスに収められています。豪華特典とともに、メガデスの様々な魅力あふれる楽曲が堪能できるコレクションです。
メガデスのCD買取ならエコストアレコードにお任せください
スラッシュメタルというジャンルを確立したメガデスは、テクニカルなギターと印象に残るメロディにより、メタルシーンを代表するバンドとして、令和のこれからも聴き継がれていくでしょう。お手元で眠っているメガデスの名盤を手放そうと考えた際には、ぜひともエコストアレコードにご相談ください。ご不要なCDがあればいつでも、買取のお申し込みをお待ちしています。
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