CDの高価買取はエコストアCD買取センターへ！

アンスラックス（ANTHRAX）はスラッシュメタルのBIG4の一角であり、80?90年代に人気を集めたバンドです。確かな演奏力に裏打ちされたライブや楽曲は、ファンのみならず同業者からもリスペクトされていました。彼らのCDは買取市場でもさかんに取引されています。この記事では、アンスラックスのCDについて、買取可能なものの特徴やタイトルを紹介します。

アンスラックスの経歴と音楽性！後世への影響は？

1981年、アンスラックスはスコット・イアンとダン・リルカによって結成されました。ニューヨークを拠点に活動を続け、1983年にはメジャーデビューを果たします。ところが、活動のスケールが拡大したことで、メンバー内の確執が浮き彫りになってしまいました。また、ボーカルのニール・タービンの実力不足も露呈します。結局、ベーシストとボーカリストが交代する形で、フランク・ベロとジョーイ・べラドナが加わりました。このメンバーが、アンスラックスの黄金期だとされています。

表現力豊かなジョーイのボーカルを得て、アンスラックスはスラッシュメタルの可能性を広げていきました。彼らは黒人音楽のリズムを積極的に取り入れ、ラップグループともコラボレーションします。彼らの挑戦的な作品は、90年代後半にブームが到来する、ラップメタルの源流になりました。

しかし、またしてもメンバー間の不和が原因で、ジョーイは1992年に脱退します。そのため、アンスラックスは大幅な方向転換をすることになりました。ボーカルにジョン・ブッシュを迎えたアルバム「サウンド・オブ・ホワイトノイズ」でアンスラックスはメタルからの脱却を図り、商業的成功を手に入れます。1985～93年あたりが、アンスラックスの全盛期とされてきました。

その後、アンスラックスはメンバーチェンジを繰り返しながらも、一度も解散せずに活動を継続させています。スレイヤーやメガデス、メタリカといった、BIG4の他の面々と比べると、アンスラックスは音楽的変化が激しかったバンドだといえるでしょう。ただ、そのことで彼らは時代に対応して生き残れたのです。アンスラックスの多彩な音楽性を堪能できるCDは、買取市場でも人気を集めてきました。

アンスラックスのCDで積極的に買取されている作品の特徴は？

スタジオアルバムでいえば、1980年代半ばから90年代前半に需要が集中しています。特に、ジョーイ在籍時の作品はファンの中でも高評価を得てきました。そのほか、アンスラックスは数々のベスト盤もリリースしてきました。彼らのキャリアを振り返るためのアイテムとして、コアなファンから愛されています。

アンスラックスで買取市場をにぎわせる注目のCD5枚！

以下、アンスラックスのCDで人気の作品を5枚挙げていきます。

「狂気のスラッシュ感染＜初回生産限定盤＞/UICY-94510」

スラッシュメタルバンドとしての路線を、アンスラックスが突き進んでいた1985年の作品です。それでも、ハードコアやパンクからの影響がところどころに見られ、アンスラックスの強烈な個性となっていました。本作より後の作品で、アンスラックスは音楽的変化を求めるようになっていきます。そのため、純粋なメタルファンは本作を最高傑作とみなしており、時代を超えて愛聴されてきました。

「ステート・オブ・ユーフォリア（30周年記念デラックス・エディション）/UICY-15804/5」

1988年発表のフォースアルバムの特別編集盤です。2枚組CDで構成されており、オリジナルトラックのほか、シングルB面、ライブ音源などが収録されています。バンドにとって初のビルボードTOP40入りを果たしたアルバムで、メジャーな知名度を獲得したきっかけにもなりました。中古市場でも、入門編として注目されています。

「パーシスタンス・オブ・タイム/UICY-25104」

前作「ステート・オブ・ユーフォリア」の成功で、アンスラックスはファンク、ヒップホップ路線を継続しました。その特色が濃い、1990年のアルバムです。なお、本作を最後にジョーイは脱退し、2005年まで決別していました。ジョーイを支持するファンには思い出深いアルバムなので、コアなファンからの支持率が高いといえます。

「サウンド・オブ・ホワイト・ノイズ[+5]/VICP60320」

バンド史上最高のセールスを記録した1993年作品の日本盤です。オリジナルトラックに加え、ボーナストラック5曲が収録されています。ボーカルがジョン・ブッシュに変わったことで、楽曲はジョーイ時代よりもロック的に戻りました。それでいて、当時流行していたオルタナティブロックのエッセンスも含まれています。バンドの代表作として、多くの人が本作のタイトルを挙げます。

「マッドハウス～ベスト・オブ・アンスラックス/UICY-25196」

80～90年代の代表曲を詰め込んだベスト盤です。「ブリング・ザ・ノイズ」「ゴット・ザ・タイム」といったヒット曲がバランス良く配置されています。アンスラックスの初期キャリアを総括している、聴きやすい1枚です。

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