ストリーミングやサブスクリプションが身近なものになり、音楽の視聴環境が昔と大きく違ってきました、不要になったCDを処分する前に少し調べてみると、思わぬ形で収入を得られるかも知れません。古いCDの中には現在手に入らなくなっていることから、高値で取引されているものも多いからです。ここではDinosaur Jr.（ダイナソーJr.）の高値で売れそうなCDについて調べていきたいと思います。

Dinosaur Jr.の歴史

Dinosaur Jr.は1983年のアメリカで、ディープ・ウーンド（DEEPWOUND）のメンバーだったJ・マスシスとルー・バロウによって結成されました。バンド名のJr.は最初はなかったのですが、類似の名前のバンドと差別化を図るために付けられました。Dinosaur Jr.は90年代のグランジ・オルタナティブブームの中で、高い人気を得ることになります。バンドはノイジーなギターサウンドとポップなメロディー、気だるいヴォーカルという相反する要素を組み合わせたことで他のロックバンドにはない音楽性を手に入れました。

Dinosaur Jr.は1985年にニューヨークのインディーズレーベルから、「DINOUSAUR」をリリースしました。事務所を替えながら1988年までに3枚のアルバムを発表します。その頃に創立メンバーである、バーロウがバンドを去りました。1991年にドン・フレミングを迎えて、四枚目のアルバム「GREENMIND」をレコーディングします。このアルバムでサイア・レコードと契約をかわし、メジャーデビューを果たしました。5枚目の「WHEREYOUBEEN」発表後、バンドの初期メンバーでドラムスのマーフがバンドを脱退してしまいます。これによってほぼマスシスのソロプロジェクトとなった後、1997年にバンド活動は停止してしまいました。

2005年にオリジナルメンバーを集めてDinosaur Jr.は再結成されました。過去のアルバムを再発売しつつ、新作のアルバムも精力的に発表しています。2021年に発売される予定だった「SWEEPITINTOSPACE」はコロナウイルスの影響で発売延期を余儀なくされましたが、これまでに12枚のアルバムを発表するなど現在でも現役のロックバンドとして活躍しています。

高値で取引されているCDの特徴

CDの買取価格は需要と供給のバランスによって、決定します。ですから現在人気があるというだけでは、価格は上昇しません。逆に活発に活動しているミュージシャンの作品のほうが、買取市場では低い値段で取引されることはよくあります。何度も再発売や追加発売を行うので、市場に商品が溢れることで値段を抑えているのです。高く買取されるものは市場に商品があまり流通していないという特徴があります。

CDが高値で買取される条件としては、他に以下の3つのものがあげられます。

・商品に帯がついているもの
商品についている帯を、大抵の人は買った後保存しないので、状態良く残っていれば高い評価につながります。帯があるということで商品の状態がいいという判断につながることもあるので、帯がついているかどうかで値段が大きく変動します。

・旧規格品
録音技術は日進月歩ですから、基本的に新しいもののほうが付加価値が付くでしょう。市場に商品が溢れることで、結果的に古い版の値段が下落するということも十分に考えられます。逆に一定以上古い年代の商品が旧規格として、値段が高騰するということもありえます。CDが売られだした80年代のものにプレミアムが付きやすい傾向にあるといえるでしょう。

・廃盤になっている
廃盤とは旧規格と似た概念ですが、現状で販売自体がストップしているもののことをそう呼びます。廃盤になることで需要に供給がついていけずに、高値になってしまうのです。入手が困難になるほど値段が高騰するというのが、中古市場のメカニズムなのです。

人気のDinosaur Jr.のタイトル

ここでは、中古市場で高値で取引できそうなDinosaur Jr.の商品を紹介していきます。但し、Dinosaur Jr.は現役で活動しているバンドなので、タイトルだけでは高値かどうかは評価できないのでご注意下さい。

 

「GREENMIND」

Dinosaur Jr.はインディーズで3枚のアルバムを出した後に、本作でメジャーデビューしました。インディーズ時代と比べると音楽性は洗練され、より研ぎ澄まされたものとなっています。本作が彼らの最高傑作と言えるかと言えばそうではないですが、Dinosaur Jr.の名前と、オルタナティブ・ロックを世に知らしめたという点で記念碑的な作品だと言えるでしょう。1991年発売で、収録作品にはヒットシングルの『ザ・ワゴン』、シングルのB面に収録されていた『ターニップ・ファーム』、『フォーゲット・イット』、『ホット・ブリトーNo.2』などが収録されています。

 

「WITHOUTASOUND（デラックスエディション）」

Dinosaur Jr.が1994年にリリースした6番目のアルバム「WITHOUTASOUND」は、新たにリマスター録音され、未発表インスト音源やライブ音源を追加したデラックスバージョンとして発売されました。おまけとしてKEITHCAMERONの解説が日本語に訳され付属されています。

高価買取されているDinosaur Jr.のCDについてのまとめ

要らなくなったCDを処分する前に、その作品が中古市場で高値で取引されていないか確認するといいでしょう。状況によっては定価で購入したときよりも、高い値段で売ることができるかも知れません。高値で買取されるには供給が需要よりも低いことだけでなく、商品自体の状態なども加味されるので商品の保存には注意した方がいいでしょう。高く売れる商品なら、今すぐ売って現金化してみませんか？エコストアレコードがあなたが所有するDinosaur Jr.のCDを高価買取します。

 

 

 

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