【中古レコード辞典】「いなたい」「イナたい」の語源

エコストアレコードロゴ
FTF株式会社はレコード買取業界初のプライバシーマーク取得企業です 簡単お申込!メール買取はこちら

携帯・スマホからもOK!土日・祝日も承ります

0120-888-378

24時間電話受付中!(20:00~9:00留守電対応)

レコード買取についてのコラム

【中古レコード辞典】「いなたい」「イナたい」の語源

【中古レコード辞典】「いなたい」「イナたい」の語源

更新日:2023年12月12日

「いなたい」「イナたい」の語源

 

黒人音楽の独特のフィーリングや曲調、ブルースやジャズの「ブルーノート」中で、いなか風な、野暮ったい、しかし味がある音を表すときに使う言葉。もともとは関西で使われていた口語だと思われる。語源については、方言辞典、口語辞典、古語辞典にも掲載が無く、理由に見合う根拠が見つかったので書いてみた。(あくまでも推測に過ぎない個人的な意見としてご覧下さい)

 

「いなたい」とはもともとは「いなか」を表す言葉であるが、その語源として第一に考えられるいなかとは、「田舎」と表記するが、これはもともとは田んぼの中にある家を表す田舎(たしゃ・でんしゃ)が転じて当て字的に使われるようになったと思われる。そこで本来いなかを表す言葉として、(諸説色々あり、どれが本当だとは言えないが)古来から使われていたいなかを表す漢字”鄙”(ひな)、その中の意として”鄙中”「ひななか」そして”鄙処”は「ひなか」が転じ「いなか」となった(名語記・日本古語大辞典=松岡静雄)と考えられる。”鄙”とはひなびる・ひなびたの「ひな」であり、「ひなびる」とは、田舎らしい感じがする様。 田舎びる。 野暮である。といった意味で、「いなたい」と同義語的に使われる言葉であり、「鄙びる」は「鄙」名詞+「びる」接尾動詞といった文法で使われていた。

 

「いなたい」は鄙(ひな)がイナに訛り、「鄙(いな)」名詞+「たい」形容詞として使われていたと考えられる。そして、黒人音楽が日本に普及すると同時に、関西地方で口語的に使われていたこの言葉が、黒人音楽の独特のフィーリングや曲調、ブルースやジャズの「ブルーノート」と言われる独特のコード進行を表すときに、丁度この言葉が当てはめられたのではないかと考えられる。そして、急速に全国に広まったのではないかと考えられる。ただ、人によって使い方や指す対象がまちまちなので、この音がいなたいとは一概に言い切れない。総じて黒人音楽、黒人音楽風の事を指す事ではある。

 

 
 

※本サイトに掲載されている記事の著作権はFTF株式会社に帰属します。投稿した記事のリライトの可能性が高い場合は顧問弁護士と協議の上、即日中に法的な処置を行いますのでご了承ください。

レコードやCDの買取はエコストアレコードにお任せください!
Ecostore Records(エコストアレコード)

エコストアレコードはおかげ様で累計買取枚数500万枚を突破し、30年以上もの間レコードの買取・販売を行っております。 郵送買取でお送り頂く送料、キャンセル返送料、手数料、お送り頂くダンボール、ガムテープ、ボールペンなど全て無料でご利用頂けますのでお客様は梱包キットにしたがってお送り頂くだけでカンタンにご利用頂けます!また買取のお値段が気になる方は写真をお送り頂いて大まかな査定金額が分かる「仮査定サービス」もございますので安心してご利用頂けます。


関連サービス


エコストアレコード レコード買取センター
エコストアレコード レコード買取センター
エコストアレコード CD/DVD買取センター
エコストアレコード CD/DVD買取センター
エコストアレコード 法人買取センター
エコストアレコード 法人買取センター
エコストアレコード オーディオ買取センター
エコストアレコード オーディオ買取センター

古物商許可番号:第303310107001号/東京都公安委員会


Copyright(C) 2024 ECOSTORE RECORDS All rights reserved.

001