アンビエントミュージックにおける日本の第一人者、広瀬豊のレコード買取市場がかなり熱い!

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アンビエントミュージックにおける日本の第一人者、広瀬豊のレコード買取市場がかなり熱い!

アンビエントミュージックにおける日本の第一人者、広瀬豊のレコード買取市場がかなり熱い!

更新日:2023年1月6日

レコード買取の市場で今、熱い視線を集めているのが広瀬豊です。日本アンビエントミュージック界の第一人者として不動の地位を占める広瀬は、サウンドデザイナーとして環境音楽という特異なジャンルをけん引してきました。一部のマニアの熱狂的な支持を受けながら、これまで華々しい脚光を浴びるまでには至らなかったアンビエント界に熱気をもたらしている広瀬豊の人と作品について、エコストアレコードが詳細情報をお伝えします。

 
 

海外から再評価される日本のアンビエントミュージック、その立役者が広瀬豊

 

2019年の第62回グラミー賞で、日本の環境音楽をテーマとしたコンピレート作品『Kanky? Ongaku: Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980-1990』がノミネートされたことは大きな反響を呼びました。いわゆるニューエイジミュージックといわれるジャンルに分類されるもので、スピリチュアリズムや神秘主義といった思想に影響を受けたものという解釈を背景に、ある種の色眼鏡で見られていた音楽の思潮が改めて世界に認められた瞬間でした。

アンビエントとは「周囲の」とか「環境の」という意味で、アンビエントミュージックは「環境音楽」と訳されます。周囲の環境に溶け込んだ音楽という意味で、「興味深いけれど無視できる音楽」と説明されることもあります。たとえば各地の施設や公共の拠点で流れる音楽などを思い出してみるとよいでしょう。あれらもアンビエントミュージックに数えられます。このアンビエントミュージックを芸術の域にまで押し上げたミュージシャンの一人が広瀬豊なのです。

広瀬豊は1961年生まれで山梨県甲府市の出身です。中学時代にブライアン・イーノの音楽に触れて衝撃を受け、アンビエントミュージックを強く意識するようになります。ブライアン・イーノは音と対峙して向き合う音楽の在り方を拒絶し、場所と一体化した音響空間を創造することで音楽の新たな魅力を引き出そうとしたアンビエントミュージックの先駆者です。1978年にリリースした「Ambient 1: Music for Airports」は実際に空港で使用されることを想定して音作りをしたアルバムとして知られており、アンビエントミュージックの先駆け的作品として知られるようになりました。広瀬自身はこのアルバムの後に発表された「Ambient 4: On Land」に奥深い生命力を感じ、「すごいな」と感じたと述懐しています。

1986年に、広瀬は住宅展示場のバックグラウンドを彩る音楽を専門的に手掛けるプロジェクトとして、ミサワホーム総合研究所サウンドデザイン室が企画した「サウンドスケープ」シリーズからアルバム「Nova」を発表し、日本のアンビエントミュージックのポテンシャルを広く印象付けました。同じ年、芦川聡が立ち上げた株式会社サウンド・プロセス・デザインに参加します。芦川は日本の環境音楽の草分け的な存在として知られ、その音楽に新鮮な魅力を感じていた広瀬は入社に際して手土産として自作のテープを持参したというエピソードもありますが、会社を設立した翌年芦川は不慮の事故で死亡します。芦川を失った後、広瀬はサウンドデザイナーとして、各地の美術館や博物館などの空間にどのような音楽を流すのがふさわしいかといった音のプロデュースを行ってきました。

「Nova」を発表して以降、音楽界は商業的な音作りを優先し、独自の世界観に彩られたアンビエントミュージックを支えていたのは、ほぼ一部の熱狂的なマニアだけでした。しかし2019年のグラミー賞ノミネートに見られるように、ニューエイジミュージックにリバイバルの機運が現われ始めると、グラミー賞と同じ年、「We Release Whatever The Fuck We Want」というスイスのレーベルから「Nova」がリイシューされることになり、その話題は世界を駆け巡りました。そして2022年5月には、「Nova」に続くセカンドアルバム「Nostalghia」もリリースされ、即興性に富んだ新たなアンビエントミュージックの世界を展開しています。

 
 

広瀬豊、これぞ価値あるレコード2作品

 
 


ノバ Nova(Misawa Home、25SD-2)

住宅メーカー「ミサワホーム」のミサワホーム総合研究所サウンドデザイン室が企画した「サウンドスケープシリーズ」の第2弾として1986年に発表された日本のアンビエントミュージックの名盤。水の滴り、せせらぎや波の音、鳥のさえずり、昆虫の鳴き声など、数々の自然の音を基調にしながら、ピアノやシンセサイザーなどの人工的な楽器の音をちりばめて、音楽性と非音楽性の間に揺れながら醸し出される情緒的なイメージやノスタルジックな心象風景が新鮮に胸に響く1枚です。日本のアンビエントミュージックの金字塔ともいえる広瀬豊の「Nova」、お持ちでしたらぜひ買取のお申込みをご検討ください。

 
 


ノスタルジア Nostalghia(ARCA?NGELO、ARC1178)

「Nova」を発表した後、87から91年にかけて立体音響のための作品としてレコーディングを重ねていた素材音源を基調に、譜面やパソコンの打ち込みなどを一切用いず、即興的なメロディーやフレーズをつなげて構成するという実験的な音作りを取り入れています。メロディーは極力排し、音そのものに没頭できる音響性が強調されており、そこから立ち上るイメージは洪水のように押し寄せて絶えず新鮮な感情を換気させる魅力に満ちています。価値あるこの1枚、お持ちでしたら買取のお申込みをお待ちしておりますので、ぜひご検討ください。

 
 

広瀬豊のレコード、売却するなら「エコストアレコード」が1番

 

日本のアンビエントミュージックの第一人者として、確固たる地位を築いているのが広瀬豊です。1986年に「Nova」を発表して環境音楽の分野に金字塔を打ち立てましたが、日本のみならず海外からの評価も高く、2019年にはスイスのレーベルから同アルバムがリイシューされるほどの人気を誇っています。広瀬豊のレコードをお持ちのままどこかにしまい込んでいらっしゃいませんか?ご不要であればぜひエコストアレコードまでご連絡ください。

 
 

 

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