ダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)のレコードをお持ちの方、買取に関心はありますか?彼は主に1970年代に活躍したアメリカを代表するソウル・シンガーの1人です。若くしてこの世を去ったため、実際に活動した期間はわずか10年ほどしかありませんが、その圧倒的な実力の高さからその後の多くのミュージシャンにも大きな影響を及ぼしました。ここでは、そんなダニー・ハサウェイの略歴について見た上で、買取市場で人気のレコードをいくつか取り上げて紹介します。
目次
ダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)とはどのようなミュージシャン?
ダニー・ハサウェイは、第二次世界大戦が終結して間もない1945年10月にアメリカのイリノイ州で生まれました。聖歌隊に入ったり、ピアノを学ぶなど、幼い頃から音楽に親しみながら育ち、その後、ハワード大学に進学するとクラシックへの造詣を深めました。大学を卒業するとカーティス・メイフィールドなどの著名なミュージシャンの下で研鑽を積み、1969年に「I Thank You Baby」というジューン・コンクエストとのデュエットナンバーをリリースします。同年末には「The Ghetto, Pt. 1」というシングルレコードを発表してソロデビューも果たし、徐々にアメリカの音楽界でも知られる存在になっていきます。
1971年にキャロル・キングの「きみの友だち」をロバータ・フロックと共にカバーしたレコードがヒットを記録し、その翌年には、「ライヴ」というソロアルバムが全米チャートで第18位にランクインします。次いでリリースされた「ディス・クリスマス」も第11位となるなど、デビューからわずか数年で名実ともにトップミュージシャンの仲間入りを果たしたのでした。その後も、ロバータ・フラックとの共作である「ロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイ」というアルバムが全米第3位をを記録する大ヒットとなったり、同じく彼女とデュエットした「恋人は何処に」という作品でグラミー賞の最優秀ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞を獲得するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍し続けました。それ以外にも、映画のサウンドトラックを手がけたり、スタジオ・ミュージシャンとして活動するなどマルチな才能を発揮しますが、1973年に妄想型統合失調症と診断されてからは、体調を崩しがちになっていきます。
それ以降は小規模なクラブなどで細々と音楽活動を続けていましたが、1977年に長年の盟友であるロバータ・フラックの「愛の世界」というアルバムに収録された「The Closer I Get to You」にゲストとして参加し、表舞台へと復帰します。その後は、ソウルグループであるエムトゥーメイとレジー・ルーカスなどが作曲に参加する形で楽曲提供を行うようになりますが、活動が軌道に乗り始めた1979年1月に滞在していたニューヨークのホテルから転落して非業の死を遂げました。公式には自殺として扱われていますが、家族や知人の中には事故であると主張する者も少なくなく、その真相は闇に包まれています。
買取市場で人気のダニー・ハサウェイのレコード作品とは?
「Everything Is Everything」(Atoco Records, SD 33-332)
「新しきソウルの光と道」という邦名がつけられているこちらのレコードは、1970年にリリースされたダニー・ハサウェイの記念すべきデビュー・アルバムです。リルロイ・ハトソンと共に作曲した「Ghetto」や「Tryin’ Times」、「Je Vous Aime (I Love You)」といった楽曲に加え、レイ・チャールズの「Believe to My Soul」やニーナ・シモンの「To Be Young, Gifted and Black」のカバー曲などが収録されています。ダニー・ハサウェイの名を世に知らしめた名盤であり、買取市場においても高い人気を有している1枚です。
「Extension of a Man」(Atoco Records, SD 7029)
こちらのアルバムは、「愛と自由を求めて」という邦名でも知られている1973年にリリースされたレコードです。ダニー・ハサウェイにとっての生前最後のソロスタジオ録音作であり、音楽評論家であるジョン・ブッシュからは「ダニー・ハサウェイの最も野心的なLP」とも評されています。 J.R.ベイリーが手掛けたオリジナルバージョンがよく知られている「Love Love Love 」やインスト・ファンクの名曲である「Valdes In The Country」に加え、切ないメロディが哀愁を誘う「I Know It’s You」や至上の美しいトラックである「Someday We’ll All Be Free」などが収録されており、この1枚だけでダニー・ハサウェイの音楽の魅力を堪能することができます。
「Donny Hathaway」(Atoco Records, SD 33-360)
こちらは1971年にリリースされたダニー・ハサウェイ自身の名前がタイトルになっている、彼にとっての2枚目のアルバムです。収録されている曲のほとんどがカバー作品となっていますが、唯一のオリジナル曲である「Take a Love Song」は、ダニー・ハサウェイ自らがセルフ・プロデュースした楽曲となっています。なお、こちらのレコードは、全米ビルボードチャートで第89位を記録しており、同じくビルボードのR&Bアルバム・チャートでは第6位、ジャズ・アルバム・チャートでは第13位に輝いています。
少しでも高く売るためのコツとは?
レコードをより高価で売るための大切なコツがあります。それは、「レコードの本当の価値を分かっている信頼のおける店」を見極めて選ぶということ。新品の商品とは異なり、中古レコードには個々それぞれに違った価値があります。保存状態によって価値が変わるのは当たり前ですが、製造された国や時期によっても価値もガラリと変わるのです。後世まで語り継がれる名作には価値の高い貴重なレコードが多くありますが、買取において最も重要なカギを握るのは”歴史の中で埋もれた隠れた人気作品”をその業者が知っているか否か、ということです。
つまり、沢山あるレコードのうち名作は高く買い取るのに対して他はそうでもないのか、もしくは名作だけでなく隠れた名作にも高い査定額を提示できるか。仮に10枚、もしくは100枚を売るとしましょう。名作だけ高く買い取る業者と、名作以外にも隠れた人気作品をも高く買い取りしている業者、この2つでは査定金額の合計には非常に大きな価格差が生じます。それほど知識と経験がある業者を選ぶことが大切になるのです。
「レコードの買取なんてどうせどこも同じでしょ?」と適当に業者を選んでしまい、実際には数万円の価値があるレコードを、知識がない業者に数百円で売ってしまったらやはり悲しいことですよね。
所有するレコード1枚を売ることができるのはたった一度きりですから、慎重に選ぶべきなのです。レコードの売却では、間違った買取業者を選んでしまうと結果的に損してしまうことも起こり得るのです。そのためにも、その業者を利用した客の感想をホームページで見て参考にして、店の買取サービスが充実しているか、または店員の対応が丁寧かどうか、よく比較して検討することをお勧めします。
エコストアレコードを選んでほしい7つの理由
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(※日本マーケティングリサーチ機構調べ。調査概要:2020年11月期ブランド名のイメージ調査)
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ダニー・ハサウェイのレコードを買取に出すときに知っておきたいこと
以上で見てきたように、ダニー・ハサウェイは1970年代のアメリカのソウル・ミュージックの第一人者であり、そのレコードの多くは買取市場においても高い人気を有しています。エコストアレコードでは、豊富なレコードの買取実績に基づいて、ダニー・ハサウェイのレコードの価値を適切に査定して買い取らせていただいていますので、もしお手元に彼の作品があって買い取ってもらいたいという場合には、ぜひお気軽にエコストアレコードまでご相談ください。
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