プレミア買取価格のレコード一覧なんてあれば「見てみたい」と思いませんか?デジタル音源が当たり前になった今、アナログ音源のあたたかい音質が再評価され、レコードが音楽ファンの間で注目を集めています。なかでも、名盤といわれる歴史的な価値を持つレコードは、非常に高い買取価格で取引されています。この記事では、プレミア価格で取引されているレコードや、それを演奏しているアーティストについて詳しく解説していきます。
超ド級のプレミア買取レコード、こんなものがあります
ザ・ビートルズ(The Beatles)「ラヴ・ミー・ドゥ(Love Me Do)」のプレテスト盤とは
イギリスのロックバンド、ザ・ビートルズのデビューシングル「Love Me Do」は、1962年にリリースされ、その後世界的な名声を得るきっかけとなりました。当初のリリースでは、限定版のプレステスト盤が作成され、その後のマスプロダクションの前に音質チェックに使用されました。このプレステスト盤は、非常に希少であり、コレクターにとって非常に価値があるとされています。プレステスト盤には、後のプレスに影響を与えることができる音質の問題があることが知られており、これが希少性を高めています。オリジナルのプレステスト盤は、2012年にオークションで19,201ドルで売却されました。その後、2017年には、元ビートルズのメンバー、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)が所有していたとされるものがオークションに出品され、80,500ドルで売却されたと報じられました。
その他にも、以下の一覧のようなレコードがプレミア買取価格で取引されています。
「イエスタデイ・アンド・トゥデイ(Yesterday and Today)」(1966年, ブッチャー・カバー)
このアルバムは、ビートルズのアメリカ向けのコンピレーション・アルバムで、もともとは「ブッチャー・カバー(肉屋カバー)」でリリースされました。このカバーは、ビートルズのメンバーが白衣を着て、切断された人形や生肉を持っている写真を使用しており、発売直後に大きな問題となりました。そのため、多くのカバーが回収され、新しいカバーに差し替えられました。このオリジナルのブッチャー・カバーは現在、非常に希少であり、プレミア価格で取引されています。
「プリーズ・プリーズ・ミー(Please Please Me)」(1963年, ゴールド・パーロフォン・ラベル)
ビートルズのデビューアルバムである「プリーズ・プリーズ・ミー」は、初期プレス盤が特に高価で取引されています。その中でも、ゴールド・パーロフォン・ラベルのバージョンは非常に希少で、コレクターの間で熱狂的な人気を誇っています。初期のプレスであることから、音質面でも評価が高く、レアなアイテムとされています。
「ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム, The White Album)(1968年, 低シリアルナンバー盤)
「ザ・ビートルズ」は、ビートルズのダブルアルバムであり、その名の通り、全体が白いカバーが特徴です。初回プレス盤には、シリアルナンバーが記載されており、低いナンバーのものほど希少性が高まります。特に、シリアルナンバーがA0000001のものは、極めて希少であり、オークションなどでは高額で取引されています。
「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band)」(1967年, モノラル初回プレス盤)
ビートルズの名盤として知られる「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」は、多くのコレクターが求めるアイテムです。特に、モノラル初回プレス盤は、音質や希少性から非常に高い価値が認められています。これらの盤は、ステレオ盤と比較して生産数が少なく、また当時のミックス技術や音楽性を忠実に再現しているとされており、ビートルズのファンにとっては貴重な存在となっています。
これらのレコードは、ビートルズの歴史や音楽性を象徴するものであり、プレミア価格で取引される理由があります。お手元のビートルズのレコードについて不明な点があればエコストアレコードまでお気軽にお問い合わせください。
前代未聞の1部限定、ウータン・クラン「Once Upon a Time in Shaolin」
アメリカのヒップホップグループ、ウータン・クラン(Wu-Tang Clan)は、1990年代から現在に至るまで音楽シーンで大きな影響を与え続けています。ウータンは「少林寺武者房」(少林與武當 / Shaolin and Wu Tang)というカンフー映画からとられたもので、クランは氏族を意味する英語です。1993年に「Enter the Wu-Tang (36 Chambers)(邦題:燃えよウータン)」でデビューしました。彼らは2015年に、アルバムとしては異例の「1部限定」で二枚組アルバム「Once Upon a Time in Shaolin」をリリースし、その希少性と価値が非常に高いと話題になりました。このアルバムは、アートとしての音楽の価値を訴えるために制作され、通常の商業流通を経ずにオークションで販売されています。
2015年にオークションで販売された際、当時の価格は200万ドルでした。しかし、買い手であったマーティン・シュクレリが連邦政府からの没収処分を受けた後、その所有権は移動しました。その後の取引価格は不明ですが、その希少性から相当高額で取引されていると考えられます。ウー・タン・クランのこのアルバムは、音楽産業におけるアートの価値と商業主義の間の緊張関係を象徴しています。また、著名なミュージシャンやアートコレクターが買取価格で競り合うことで、音楽作品の価値がさらに高まることが示唆されています。
キング・オブ・ロックンロール、エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)「My Happiness」
エルヴィス・プレスリーは、ロックンロールの歴史において最も影響力のあるアーティストの一人であり、「キング・オブ・ロックンロール」「キング」として知られています。彼の最初の録音である「My Happiness」は、1953年にサン・スタジオで録音されました。このアセテートディスクは、プレスリーがサム・フィリップスによって発掘される前の貴重な記録であり、ロックンロールの歴史において重要なアイテムとされています。
このディスクは当初、エルヴィスの母親へのプレゼントとして録音されましたが、後に知り合いに渡され、その後数十年にわたって秘密裏に保管されていました。2015年にグレイスランド・オークションで販売された際、このアセテートディスクは30万ドルで落札されました。落札者は、ジャック・ホワイトという著名なミュージシャンであり、彼はその後、自身が所有するサード・マン・レコードからリイシュー版をリリースしました。
他にも、プレミア価格で取引されるエルビス・プレスリーのレコードは以下の一覧のようなものがあります。
▶「That’s All Right」(1954年):
彼の最初のシングルであり、ロックンロールの歴史に名を刻む作品です。
▶「Elvis Presley」(1956年) :
デビューアルバムであり、彼の象徴的な楽曲が収録されています。
▶「Elvis’ Christmas Album」(1957年):
クリスマスアルバムであり、限定版や初版は特に価値が高いとされています。
▶「From Elvis In Memphis」(1969年):
1960年代後半のカムバック時期に制作されたアルバムで、その後の彼のキャリアに大きな影響を与えた作品です。
これらのプレミア価格で取引されるエルビス・プレスリーのレコードは、音楽史を語る上で欠かすことのできないアイテムであり、コレクターやファンにとっては非常に価値のあるものとなっています。また、彼のレコードは、音楽産業がデジタル化される現代においても、アナログの魅力や歴史的価値を伝える存在として、ますます注目を集めています。
少しでも高く売るためのコツとは?
レコードをより高価で売るための大切なコツがあります。それは、「レコードの本当の価値を分かっている信頼のおける店」を見極めて選ぶということ。新品の商品とは異なり、中古レコードには個々それぞれに違った価値があります。保存状態によって価値が変わるのは当たり前ですが、製造された国や時期によっても価値もガラリと変わるのです。後世まで語り継がれる名作には価値の高い貴重なレコードが多くありますが、買取において最も重要なカギを握るのは”歴史の中で埋もれた隠れた人気作品”をその業者が知っているか否か、ということです。
つまり、沢山あるレコードのうち名作は高く買い取るのに対して他はそうでもないのか、もしくは名作だけでなく隠れた名作にも高い査定額を提示できるか。仮に10枚、もしくは100枚を売るとしましょう。名作だけ高く買い取る業者と、名作以外にも隠れた人気作品をも高く買い取りしている業者、この2つでは査定金額の合計には非常に大きな価格差が生じます。それほど知識と経験がある業者を選ぶことが大切になるのです。
「レコードの買取なんてどうせどこも同じでしょ?」と適当に業者を選んでしまい、実際には数万円の価値があるレコードを、知識がない業者に数百円で売ってしまったらやはり悲しいことですよね。
所有するレコード1枚を売ることができるのはたった一度きりですから、慎重に選ぶべきなのです。レコードの売却では、間違った買取業者を選んでしまうと結果的に損してしまうことも起こり得るのです。そのためにも、その業者を利用した客の感想をホームページで見て参考にして、店の買取サービスが充実しているか、または店員の対応が丁寧かどうか、よく比較して検討することをお勧めします。
エコストアレコードを選んでほしい6つの理由
レコードを売りたい方にぜひとも当店を選んでほしい理由があります。
それはレコードについての豊富な知識力ですし、当店が長年築いてきた高価買取の実績でもあり、そしてお客様から頂戴した「エコストアレコードを選んで良かった」という嬉しいお言葉にあるのです。
■2年連続で3冠に輝きました
2019年、2020年と「レコード買取満足度No.1」「高価買取価格満足度No.1」「信頼と安心のレコード買取店No.1」という3つの部門で2年連続で業界ナンバーワンに選ばれました。
(※日本マーケティングリサーチ機構調べ。調査概要:2020年11月期ブランド名のイメージ調査)
■買取歴30年、累計買取枚数1,500万枚突破
弊社は1994年の創業以来、レコードの買取歴が30年になりました。多くのお客様から買取の依頼をいただく中で買取枚数も1,500万枚を突破しております。
■TVや新聞など、メディアで多数取り上げられています
弊社は「NHKニュース おはよう日本」をはじめ、「フジテレビ系列 めざましテレビ」や「テレビ東京 出没!アド街ック天国」など多くのメディアで紹介されています。
■他社にはない豊富な販売先は、高価買取が可能なヒミツです
エコストアレコードには他の買取業者とは異なり、国内外に沢山の販売ネットワークを構築しています。日本国内では需要が低くありふれたレコードであっても、海外の顧客に確実に販売することができます。
まさにそれこそがお客様からレコードを高額で買取できるキーポイントなのです。
■近くでも遠くでもOK。どこの地域からでも買取できます
弊社の買取サービスは宅配買取、出張買取、持込買取という3つに対応しております。都内にお住まいの方でも他の地域にお住まいの方でも安心してお申し込みください。
■梱包に必要な段ボール箱などを無料で差し上げます
宅配での買取では梱包資材として段ボール箱やガムテープが必要になります。
しかし、エコストアレコードではそれらの道具をお申し込みの後にお客様のお住まいに無料で送付しますので余計な負担はかかりません。
プレミア価格のレコード買取は、専門店に任せると安心
プレミア価格で取引されるレコードの魅力は、独自のストーリーや歴史が背後にあることです。コレクターズアイテムとしての需要も高まっており、手元のレコードが思わぬプレミア価格で売却できる可能性もあります。そういった場合、レコードの歴史と価値を理解できる専門店に買取を依頼すると安心です。売却を検討されている方は、エコストアレコードまでお気軽にご相談ください。
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