鈴木勲はジャズベース奏者、および、コントラバス奏者として長年にわたって活動してきたミュージシャンです。渡辺貞夫や松本英彦などの有名ミュージシャンと共演するほか、アメリカやヨーロッパなどで海外ツアーに参加するなど、精力的に活動してきました。本記事では、そんな鈴木勲の主な経歴、人気のレコード作品などを紹介していきます。鈴木勲のレコードに興味をお持ちの方や売却を考えている方は、ぜひご一読ください。
鈴木勲について教えます
最初に、鈴木勲(すずきいさお)の経歴から紹介していきます。鈴木勲が誕生したのは、1933年1月2日です。出身地は、東京都です。鈴木勲が音楽の世界に興味を持つようになったのは、大学生のときでした。立教大学に在学していた鈴木勲は、ルイ・アームストロング・オールスターズの日本公演を耳にして、ミルト・ヒントンのベース演奏に大きな衝撃をうけます。その後は、ストリップ劇場でベースの奏法を学びながら、ストリッパーのダンスに合わせて演奏するという日々を送っていました。ストリップ劇場での演奏を耳にした米兵から立川キャンプに呼ばれたことがきっかけで、1956年からはアメリカ軍のベースキャンプで演奏活動に取り組みます。
鈴木勲がアメリカ軍と演奏する様子をジャズサックス奏者の渡辺貞夫が目にしており、のちに富樫雅彦や菊地雅章らと共にカルテットを組むきっかけもつかみました。菊地雅章や富樫雅彦などの有名ミュージシャンたちと共演をしてセンスを磨いていった鈴木勲は、自分の音楽グループを結成したり、ライブ活動に取り組むなどして活動の幅を広げていきます。そして、1970年にはジャズ・メッセンジャーズのメンバーとなり、全米ツアーや欧州ツアーに参加して、世界中を回りました。海外ツアーを終えて日本に戻った鈴木勲は、レコーディングに取り組み『Blow Up』をリリースします。そのほかにも『BLUE CITY』、『陽光』など50作品以上の録音に参加して、たくさんの作品を残しました。
『Blow Up』や『陽光』などの作品は、スイングジャーナル誌主催の日本ジャズ大賞にも選ばれており、現在でも名盤としてジャズファンたちの間で大人気の作品です。2009年には、南里文雄賞を受賞しました。その年からは、渋谷音楽祭にもずっと参加し続けています。高齢になっても現役で活動を続けてきた鈴木勲でしたが、2022年3月8日に89歳で亡くなりました。
鈴木勲の人気レコード作品
「オマスズ」、「オマさん」などといったニックネームで親しまれてきたジャスベース奏者の鈴木勲。音楽活動歴が非常に長いこともあり、彼が参加した作品は多岐に渡ります。数ある作品の中から、ここでは特に人気が高いレコード作品をピックアップして紹介していきます。
ブロー・アップBLOW UP(型番TBM-15)
こちらの作品は、1973年に発売されました。日本ジャズ史上に残る名盤として、現在でも高い人気を誇る作品です。鈴木勲が初めてリーダーとして取り組んだ作品であり、ジャズドラマーのジョージ大塚やジャズピアニストの菅野邦彦たちも参加しています。ジャケットタイトルとなっている『BLOW UP』のほかに、『Aqua Marine』、『EVERYTHING HAPPEN TO ME』、『I CAN’T GET STARTED』などの楽曲が収録されています。初期作品かつ、人気作品ということもあり、これまでに何度も再発売されてきました。中でもオリジナル盤のレコードは希少性が非常に高いことから、中古市場でも良い値段で取引されています。
ブルーシティーBlue City(型番TBM-24)
『Blue City』は、『BLOW UP』に次いで発表されたレコードです。こちらの作品も、鈴木勲がリーダーを務めました。菅野邦彦、小原哲次郎、渡辺香津美、井野信義などの大物ミュージシャンたちも参加しており、都内のアオイスタジオでレコーディングが行われました。収録曲は、『BODY AND SOUL』、『Play Fiddle Play』などです。『Blue City』と『45th Street (At 8th Avenue)』などの楽曲は、鈴木勲が作曲しており、彼の独特の世界観があふれ出しています。こちらの作品もジャズファンたちの間で高い評価を得ており、中古市場に出回るとすぐに売り切れとなるケースが珍しくありません。買取に出せば、高値がつく可能性が十分にある作品です。
黒いオルフェBlack Orpheus(TBM-63)
こちらの作品は、1976年に発売されました。鈴木勲、山本剛、ドナルド・ベイリーのトリオ構成となっており、それぞれのミュージシャンの独特の個性が楽しめる作品です。『Black Orpheus』のほかに、『ANGEL EYES』、『WHO CAN I TURN TO ?』、『IN A SENTIMENTAL MOOD』、『BLUES』などの楽曲が収録されています。世界的な名曲として知られる『Black Orpheus』では、鈴木勲のベースラインが大人っぽい色気を雰囲気を醸し出しています。超絶テクニックの中にユーモアも感じられ、聴く人たちを楽しい気分にさせてくれます。名曲の世界観や名プレイヤーの演奏をたっぷり堪能できる名作です。
少しでも高く売るためのコツとは?
レコードをより高価で売るための大切なコツがあります。それは、「レコードの本当の価値を分かっている信頼のおける店」を見極めて選ぶということ。新品の商品とは異なり、中古レコードには個々それぞれに違った価値があります。保存状態によって価値が変わるのは当たり前ですが、製造された国や時期によっても価値もガラリと変わるのです。後世まで語り継がれる名作には価値の高い貴重なレコードが多くありますが、買取において最も重要なカギを握るのは”歴史の中で埋もれた隠れた人気作品”をその業者が知っているか否か、ということです。
つまり、沢山あるレコードのうち名作は高く買い取るのに対して他はそうでもないのか、もしくは名作だけでなく隠れた名作にも高い査定額を提示できるか。仮に10枚、もしくは100枚を売るとしましょう。名作だけ高く買い取る業者と、名作以外にも隠れた人気作品をも高く買い取りしている業者、この2つでは査定金額の合計には非常に大きな価格差が生じます。それほど知識と経験がある業者を選ぶことが大切になるのです。
「レコードの買取なんてどうせどこも同じでしょ?」と適当に業者を選んでしまい、実際には数万円の価値があるレコードを、知識がない業者に数百円で売ってしまったらやはり悲しいことですよね。
所有するレコード1枚を売ることができるのはたった一度きりですから、慎重に選ぶべきなのです。レコードの売却では、間違った買取業者を選んでしまうと結果的に損してしまうことも起こり得るのです。そのためにも、その業者を利用した客の感想をホームページで見て参考にして、店の買取サービスが充実しているか、または店員の対応が丁寧かどうか、よく比較して検討することをお勧めします。
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(※日本マーケティングリサーチ機構調べ。調査概要:2020年11月期ブランド名のイメージ調査)
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鈴木勲のレコード買取はエコストアレコードへ
鈴木勲は89歳で亡くなるまでジャスの世界で活躍し続けてきたミュージシャンです。高い演奏技術と独特のセンスで世界中のファンを魅力してきました。代表作としては『BLUE CITY』、『陽光』、『Blue City』などの作品があります。これらの作品は、中古市場でも人気があります。鈴木勲のレコード処分をお考えの方は中古レコード買取専門店エコストアレコードまでお気軽にご相談ください。
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