高く売れるレコードとは一体何なのか、買取のプロが解説してみましょう。レコードは今でも需要が高いため、高値で取引されやすい商品です。しかしすべてのレコードが高額で売れるわけではありません。高く売れるものとそうでないものとが存在するのです。レコードの状態や音楽のジャンルなどによっても、値段は違ってきます。高額で買い取ってもらうための条件をここで紹介していきます。
目次
高く売れる条件その1:レコードの状態を見る
レコードは新しいものよりも古いものの方が、高く売れる傾向があります。しかし、ただ古ければいいというわけでもありません。レコードの表面に傷がつくなどして音が満足に鳴らないなどの問題があれば、当然価格にも反映されてしまいます。
また、販売時期が古いものはすでに廃盤になっている可能性が高く、そういったレコードは希少価値があるので、当然高い値段で取引されます。状態が良いものならさらに価格が上がっていくでしょう。状態を保つためには、正しく保管できていたかが重要になります。レコードは表面の傷だけではなく、直射日光などにも気をつけなくてはなりません。レコードの本体は塩化ビニールでできています。そのため、長時間高温にさらされてしまうと、音が悪くなってしまうのです。
レコードジャケットも買取の際に重視されるポイントになるのですが、レコードジャケットの多くは紙製です。紙は直射日光を長時間浴びることで、表面が傷んでしまいます。できるだけ高額で買い取ってもらうためには、保管にも気をつけなくてはなりません。良い保管場所の条件としては、室温が低く一定であることが挙げられます。その他にも、初回限定盤の付録が残っていることや、帯が切り取られていないことなども重要です。
高く売れる条件その2:人気のジャンルを押さえておく
レコードはアメリカのトーマス・エジソンが1877年に発明したフォノグラフが始まりだとされています。19世紀から存在していましたが、1950年代にステレオ盤が発売されるようになってから、本格的に社会に広がって行きました。その後1980年代にCDが発売されるまでの30年間がレコードの全盛期だと考えられています。この30年間に人気があった音楽のジャンルが、プレミアムが付くレコードを多く生み出しています。50年代から80年代にかけて流行していた音楽のジャンルは、複数あります。そのうちの1つは、再評価の兆しがあるシティポップという音楽ジャンルです。シティポップは1970年代にニューミュージックから分派する形で生まれました。代表するミュージシャンは日本語ロックの元祖とも言える、はっぴぃえんどです。
はっぴぃえんどは細野晴臣・大滝詠一・鈴木茂・松本隆の4人によって結成された日本のバンドです。1968年に活動を開始し、数枚のレコードを発売した後に1972年にバンドを解散しました。解散後はそれぞれがソロ活動を始め、音楽業界に影響を与え続けています。活動期間も短くレコードも数枚しか出ていないため、はっぴぃえんどの作品は高値で取引されています。ただ有名なバンドですから何度も復刻版が出ているため、プレミアムが付いているのはオリジナル盤などに限られるので注意して下さい。「風街ろまん」は1971年に発売された2枚目のアルバムのタイトルです。今も色褪せない魅力のある作品で、市場でも高く評価されています。
1960年の後半に誕生し世界中で聞かれたハードロックという音楽のジャンルも、多くのプレミアムの付いたレコードを持っています。同じブルースロックから派生したジャンルにヘヴィメタルが存在しますが、ハードロックの方がよりポピュラーミュージックに近い立ち位置です。ハードロックの元祖はビートルズやジミヘンドリクスだと言われています。ハードロックの代表的なバンドとしては、イギリスで生まれたクイーンの名前を挙げることができます。クイーンはカリスマ的な人気を誇ったボーカルのフレディー・マーキュリー(Freddie Mercury)、ブライアン・メイ(Brian May)、ジョン・ディーコン(John Deacon)、ロジャー・テイラー(Roger Taylor)の4人からなるバンドです。1971年に結成され、ボーカルのフレディが1991年に亡くなった後も残されたメンバーによって活動は継続されています。
「OUEEN 2」は1974年に発売されたクイーン2枚目のアルバムのタイトルです。クイーンのメンバーにとって初めてのコンセプトアルバムで、『ホワイトクイーンとブラッククイーンの啓示』という副題がつけられています。メンバーが日本びいきだったため、イギリス盤が発売された3ヵ月後に日本盤が発売されました。オリジナル版はプレミアムが付いた価格で取引されています。
高く売れる条件その3:専門店で査定してもらう
レコードを高値で買取りするには、正確な知識を持った専門家に査定を依頼するのが一番です。プロが数多く在籍している買取専門店に査定を依頼すれば、間違いはないでしょう。複数枚所有しているのならまとめて出すこともできるので、時間的にも経済的にもメリットが高いです。
30年の歴史を誇るエコストアレコードは、中古レコードの買取店です。東京・渋谷に店を構えていますが、宅配買取や出張買取も行っているので、遠方に住んでいる方でも利用可能です。見本盤やサンプル盤などにも対応できるので、自分では価値がわからないというレコードも、どんどん査定に出して下さい。査定料も返送料も無料ですから、安心です。
少しでも高く売るためのコツとは?
レコードをより高価で売るための大切なコツがあります。それは、「レコードの本当の価値を分かっている信頼のおける店」を見極めて選ぶということ。新品の商品とは異なり、中古レコードには個々それぞれに違った価値があります。保存状態によって価値が変わるのは当たり前ですが、製造された国や時期によっても価値もガラリと変わるのです。後世まで語り継がれる名作には価値の高い貴重なレコードが多くありますが、買取において最も重要なカギを握るのは”歴史の中で埋もれた隠れた人気作品”をその業者が知っているか否か、ということです。
つまり、沢山あるレコードのうち名作は高く買い取るのに対して他はそうでもないのか、もしくは名作だけでなく隠れた名作にも高い査定額を提示できるか。仮に10枚、もしくは100枚を売るとしましょう。名作だけ高く買い取る業者と、名作以外にも隠れた人気作品をも高く買い取りしている業者、この2つでは査定金額の合計には非常に大きな価格差が生じます。それほど知識と経験がある業者を選ぶことが大切になるのです。
「レコードの買取なんてどうせどこも同じでしょ?」と適当に業者を選んでしまい、実際には数万円の価値があるレコードを、知識がない業者に数百円で売ってしまったらやはり悲しいことですよね。
所有するレコード1枚を売ることができるのはたった一度きりですから、慎重に選ぶべきなのです。レコードの売却では、間違った買取業者を選んでしまうと結果的に損してしまうことも起こり得るのです。そのためにも、その業者を利用した客の感想をホームページで見て参考にして、店の買取サービスが充実しているか、または店員の対応が丁寧かどうか、よく比較して検討することをお勧めします。
エコストアレコードを選んでほしい6つの理由
レコードを売りたい方にぜひとも当店を選んでほしい理由があります。
それはレコードについての豊富な知識力ですし、当店が長年築いてきた高価買取の実績でもあり、そしてお客様から頂戴した「エコストアレコードを選んで良かった」という嬉しいお言葉にあるのです。
■2年連続で3冠に輝きました
2019年、2020年と「レコード買取満足度No.1」「高価買取価格満足度No.1」「信頼と安心のレコード買取店No.1」という3つの部門で2年連続で業界ナンバーワンに選ばれました。
(※日本マーケティングリサーチ機構調べ。調査概要:2020年11月期ブランド名のイメージ調査)
■買取歴30年、累計買取枚数1,500万枚突破
弊社は1994年の創業以来、レコードの買取歴が30年になりました。多くのお客様から買取の依頼をいただく中で買取枚数も1,500万枚を突破しております。
■TVや新聞など、メディアで多数取り上げられています
弊社は「NHKニュース おはよう日本」をはじめ、「フジテレビ系列 めざましテレビ」や「テレビ東京 出没!アド街ック天国」など多くのメディアで紹介されています。
■他社にはない豊富な販売先は、高価買取が可能なヒミツです
エコストアレコードには他の買取業者とは異なり、国内外に沢山の販売ネットワークを構築しています。日本国内では需要が低くありふれたレコードであっても、海外の顧客に確実に販売することができます。
まさにそれこそがお客様からレコードを高額で買取できるキーポイントなのです。
■近くでも遠くでもOK。どこの地域からでも買取できます
弊社の買取サービスは宅配買取、出張買取、持込買取という3つに対応しております。都内にお住まいの方でも他の地域にお住まいの方でも安心してお申し込みください。
■梱包に必要な段ボール箱などを無料で差し上げます
宅配での買取では梱包資材として段ボール箱やガムテープが必要になります。
しかし、エコストアレコードではそれらの道具をお申し込みの後にお客様のお住まいに無料で送付しますので余計な負担はかかりません。
まとめ
古いレコードは高額で取引されることがありますが、すべてのレコードが高く売れるわけではありません。ハードロックやシティポップのように、ファンの絶対数が多いものが、高額で取引される傾向にあります。レコードをできるだけ高く売りたいのなら、エコストアレコードを利用してみてください。見本盤やサンプル盤などにも対応できるほどの知識があるので、的確に査定できます。
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