高価買取されているはっぴいえんどのレコードを紹介!

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高価買取されているはっぴいえんどのレコードを紹介!

高価買取されているはっぴいえんどのレコードを紹介!

更新日:2023年4月20日

はっぴいえんどは、1969年にデビューした日本のロックバンドです。1972年に解散したため実働期間は3年と短いですが、日本ロック史に残した爪痕は今なお語り継がれています。今回はそんなはっぴいえんどというバンドの解説に加えて、実際に高価買取されているレコードの特徴、また名作と言われているレコードの数々を紹介していきます。

 

はっぴいえんどとは

はっぴいえんどとは、1969年に細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂によって結成されたロックバンドです。メンバーの後の躍進ぶりを考えれば実に豪華なバンドだと思われるかもしれませんが、はっぴいえんどは3年間しか活躍しておらず、発表した作品も多くありません。しかしながら、はっぴいえんどは日本ロック史を語る上で欠かせない存在です。

1960年代の日本ロックは、世界で流行していたブリティッシュ・ロックのメロディーに英語の歌詞を付けて歌うのが主流でした。ところが、はっぴいえんどはデビュー作品「はっぴいえんど」で、日本語でロックを堂々と歌い上げました。当時としてはセンセーショナルな出来事で、「日本語ロック論争」が巻き起こり、日本語でロックを歌うことへの是非が論議されました。しかしその論争もセカンド・アルバム「風街ろまん」のあまりの秀逸さに吹き飛びました。その後キャロルの登場もあり、今日まで日本語でロックを歌うことは受け入れられていますが、はっぴいえんどはその先駆者なのです。そして論争の終結と同時にはっぴいえんどはその役割を終えたかのように解散しています。

1972年に解散した後、それぞれのメンバーはソロ活動や違うバンドを結成し活躍しています。時々再結成してはライブを行い、2021年には細野・松本・鈴木の3人がはっぴいえんど名義でライブに出演して話題になりました。

 

高価買取されるはっぴいえんどのレコードの特徴について

はっぴいえんどは活動期間の短さもあり、発表されたレコードはシングル3作品、アルバム3作品と寡作です。ライブ盤やベスト盤を含めても10数枚のレコードしか発表されておらず、1970年代のバンドだけあって、市場に流通するレコードはどれも貴重なものです。したがって当時のレコードは全て高値で取引されています。ただし何度か復刻版が出ているため、あくまで高価買取対象なのはオリジナル盤であることに注意して下さい。

またレコードの復刻版とCDを同時に収録し、ファン垂涎の貴重な特典を付録にしたボックスセットは、期間限定生産ということもあり、こちらも高価買取の対象となります。

 

はっぴいえんどのタイトル紹介


「はっぴいえんど/URL-1015」
日本語ロックとして初めて世に放たれたデビュー作品。ジャケットは漫画家林静一によるものです。アメリカン・ロックに負けないサウンドに日本語の歌詞をのせた曲の数々は、驚きを持って当時の業界を席巻しました。

 

「風街ろまん/URG-4009」
1964年の東京オリンピック以前の古き良き日本をテーマに松本隆が詩を書き、メンバー3人がメロディーを付けたコンセプトアルバムです。今聞いても古臭くなく、時代を越えた凄みを感じます。ローリングストーンジャパンの「日本のロックアルバム500」で1位に選出されるなど日本ロックを代表する作品です。

 

「HAPPY END/OFL-8」
すでに解散が決定していたはっぴいえんどの最後のアルバム作品。アメリカハリウッドでレコーディングされた本作品は、アメリカにも日本にも絶望した「さよならアメリカさよならニッポン」が収録されるなど、今までとは方向性が異なるものとなっています。

 

「CITY/HAPPY END BEST ALBUM/OFL-15」
上述したアルバム3作品から選びぬかれたベスト盤。別テイクやライブ音源も収録されていて、「かくれんぼ」はこのアルバムが初登場となりました。矢吹申彦のアートワークも印象的です。

 

「SINGLES/OFL-26」
A面には大瀧詠一と細野晴臣のシングル曲を、B面にははっぴいえんどのシングルカットされた曲を収録した異色のベストアルバム。「12月の雨の日」「はいからはくち」の別バージョンはこのアルバムでしか聞くことができません。

 

「ライブ!! はっぴいえんど/OFL-20」
はっぴいえんど唯一のオリジナルライブ盤。1973年9月21日の解散ライブを収録しています。超満員の中で行われた当時の熱気が現代に蘇ります。

 

「12月の雨の日/はいからはくち/BS-1366」
「花いちもんめ /夏なんです/BS-1467」
「さよならアメリカさよならニッポン/無風状態/OF-10」

これら7インチのシングルレコード3作品も根強い人気があり、市場で高額取引されています。

 

まとめ

現在活躍する日本ロックの数々も、元を辿れば全てはっぴいえんどにたどり着きます。それほどはっぴいえんどというバンドの存在はエポックメイキングだったのです。そんなはっぴいえんどの至高の作品が棚で眠っていないでしょうか?エコストアレコードは多数メディアに紹介されている実績豊富な買取センターです。ぜひ近くの店舗を利用して査定に出してみて下さい。

 
 

 

 

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