【レコード買取コラム:ビートルズ(The Beatles)特集】イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)を大解剖!

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【レコード買取コラム:ビートルズ(The Beatles)特集】イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)を大解剖!

【レコード買取コラム:ビートルズ(The Beatles)特集】イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)を大解剖!

更新日:2023年10月23日

ビートルズがイギリスで発売した11枚目のアルバム「イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)」。
映画「イエロー・サブマリン」のサウンドトラックとして発売されましたが、本作が発売されたのは前作「ザ・ビートルズ/ホワイトアルバム」の発売からたった2ヶ月しか経過していない時期のことでした。
今回はそんな「イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)」の情報と、The Beatlesの実際に高価買取されているレコードの特徴をご紹介します。

イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)とは?

本作「イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)」は、映画「イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)」のサウンドトラックとして「ザ・ビートルズ/ホワイトアルバム」よりも前に収録されていたアルバムです。
「アニメ映画のサウンドトラックとして新曲を提供」という契約でしたが、「ザ・ビートルズ/ホワイトアルバム」の収録で多忙な時期だったこともあり新曲はたった4曲。
当時のメンバー内でアニメ映画に対し消極的な姿勢をとっており、雑談の中で「出来が悪いものはイエロー・サブマリン行きだ」とジョークを飛ばしていたほどです。

A面6曲中4曲は未発表曲、B面に使われた曲は全て既出の作品でした。
1969年1月にリリースしましたが、販売価格は従来のアルバムLP1枚の価格。
たった4曲の新曲のために正規のアルバム価格を支払うことにファンからは批判的な声が多数上がりました。
イギリスではステレオ盤とモノラル盤を発売しましたが、このモノラル盤はただステレオ盤をモノラル化しただけの手抜き作品となっています。

こんな状況の作品でありながらも、全英チャートではビートルズブランドで最高位3位まで到達。
ビートルズ史上初めてチャート1位に輝くことがなかったアルバムです。
全英アルバムチャートとキャッシュボックスでは最高3位、ビルボード200では最高2位。
それでも1969年セールスランキングでは57位、100万枚のセールスを記録しています。

高価買取されるThe Beatlesのレコードの特徴について

ビートルズのレコードは、イギリス盤と日本盤でジャケットデザインが大幅に違うため、日本盤の高価買取が比較的簡単。
特に、印刷方法の違いから左右逆転しているジャケットも存在するため、マニアにとって日本盤ジャケットはレア物が頻発する存在です。
通常のUK盤も高価買取されますが、ジャケットや帯だけの価値で日本盤が数万円もの価値になる場合もあります。

「イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)」を大解剖!

本作はA面のみがビートルズの作品で、B面はジョージ・マーティン・オーケストラによる演奏。
B面はクラシック音楽のアレンジ等でまとめられています。

-収録曲-

【A面】

■イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)
レノン=マッカートニーとしての共作で、リンゴ・スターがリードボーカルを務めており、シングル盤では唯一リンゴ・スターがリードボーカルにいる作品です。
ジョンは「子供のための曲を作っただけ。ただそれだけ」と言い放っています。

■オンリー・ア・ノーザン・ソング(Only A Northern Song)
ジョージ・ハリスンが作った曲。
本作の版権はノーザン・ソングスが持っているとして、悲観的に作り上げています。

■オール・トゥゲザー・ナウ(All Together Now)
ポール・マッカートニーが作った曲。
イエロー・サブマリンが持つ平等で陽気な精神を書き上げた曲として評価されています。

■ヘイ・ブルドッグ(Hey Bulldog)
ポール・マッカートニーに協力を仰いだ上でジョン・レノンが作った曲。
「良いレコードだけど、何の意味もない」とジョンは言い放っています。
レコーディング中にポールが歌詞を間違えたところその内容をジョンが気に入り、そのまま採用されました。

■イッツ・オール・トゥ・マッチ(It’s All Too Much)
ジョージ・ハリスンが作った曲。
LSDの体験を讃える歌です。

■オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ(All You Need Is Love)
ジョン・レノンが作った曲。
シングル盤は全英チャート・ビルボードともに1位を取得した曲で、1967年の宇宙中継特別番組「OUR WORLD ?われらの世界?」のために作らました。

 

【B面】
■ペパーランド(Pepperland)
■シー・オブ・タイム(Sea Of Time)
■シー・オブ・ホールズ(Sea Of Holes)
■シー・オブ・モンスターズ(Sea Of Monsters)
■マーチ・オブ・ミーニーズ(March Of The Meanies)
■ペパーランド・レイド・ウエイスト(Pepperland Laid Waste)
■イエロー・サブマリン・イン・ペパーランド(Yellow Submarine In Pepperland)

「イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)」のレコード高価買取はエコストアレコードへ

多忙な中、所属レコード会社の都合でビートルズに話が回ってきた「イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)」への楽曲提供。
彼らは当時よく思っていませんでしたが、1999年にビートルズの映画音楽にフォーカスされた際にしっかりと評価された素晴らしいレコードです。
彼らの音楽性とは違ったものの、やっつけ仕事でも世界に大きな影響を与えるのがビートルズというレジェンド。
そんなThe Beatlesの名盤がお手元で眠っていませんか?
エコストアレコードは買取歴30年、累計買取枚数1,500万枚の経験・実績を生かして、お客様のCDを高価買取致します。
ご自宅で使っていないCD・レコードがございましたら、ぜひエコストアレコードまでご相談ください。

 

 

 

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