買取で需要が高いレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の中古レコードはお持ちですか?「Rock And Roll」や「Immigrant Song (移民の歌)」で知られる伝説のバンド、レッド・ツェッペリンは1980年に解散したにもかかわらず、いまだに絶大な人気を誇ります。2021年には全米ギター誌が共同で実施した読者投票で、「Whole Lotta Love」が「史上最高のリフ」に選ばれました。そんなレッド・ツェッペリンの買取で人気のレコードと、特徴などをご紹介します。
レッド・ツェッペリンについて教えます
レッド・ツェッペリンはイギリスで1968年に結成された、4人組のロックバンドです。メンバーはリーダーでギターを担当するジミー・ペイジとボーカルのロバート・プラント、ベースとキーボードを担当するジョン・ポール・ジョーンズとドラムのジョン・ボーナムです。母体は同じイギリスのロックバンド「ヤードバーズ」で、当初は「ニュー・ヤードバーズ」と名乗っていましたが、1968年に初めて「レッド・ツェッペリン(LED ZEPPELIN)」の名前でショーを行いました。
1969年1月にデビューアルバム「レッド・ツェッペリン I」を発表し、同年にはセカンドアルバム「レッド・ツェッペリン II」もリリースします。「レッド・ツェッペリン II」はアメリカとイギリスのチャートで1位となり、商業的な成功を収めました。続く1970年の「レッド・ツェッペリン III」でも、アメリカとイギリスのチャートで1位になります。しかしレッド・ツェッペリンは過大評価されているというメンバーの考えから、4枚目と5枚目のアルバムには、レコードジャケットにバンド名もアルバムのタイトルも書かれていませんでした。1971年の4枚目のアルバムの便宜上のタイトルは「レッド・ツェッペリンIV」、1973年の5枚目のアルバムは「聖なる館」です。
1975年の6枚目のアルバム「フィジカル・グラフィティ」は2枚組で、バンドが独自に立ち上げたレコードレーベル「スワンソング」からリリースされます。このアルバムのリリース直後には、これまでのすべてのアルバムがアルバムチャートのトップ200に返り咲きました。1976年のアルバム「プレゼンス」では全米売り上げ350万枚となりプラチナアルバムを獲得しましたが、ページが楽曲のレコーディングセッション中にヘロインを使用していたことなどから、ファンや音楽プレスの評価が分かれます。1975年のプラントの自動車事故の影響によって、レッド・ツェッペリンは1976年はツアーを行いませんでした。代わりに作成したコンサート映画「レッド・ツェッペリン狂熱のライブ」と、そのサウンドトラックアルバムの評判は芳しいものではありませんでした。
1980年6月にドイツで行われたショーの際、ドラムのボーナムがステージ上で倒れます。9月に、ボーナムは嘔吐による窒息のためが事故死しました。代わりのメンバーが参加するという噂も流れましたが、バンドは解散を決めました。数度の再結成時には、ゲストミュージシャンが参加しています。レッド・ツェッペリンは1995年にロックの殿堂入りを果たし、2021年にはTikTokに公式アカウントを開設しました。
レッド・ツェッペリンの買取で人気のレコード作品の特徴
高値買取されるレッド・ツェッペリンのレコードの特徴は、日本盤だけについている珍しい帯にあります。「Rock Age帯」は「花帯」とも呼ばれる、カラフルな花を持つ人の手が描かれた帯です。「ロック・エイジ・キャンペーン」に合わせてつけられたため販売された期間が短く、数量が限られているため中古市場にはほとんど出回りません。しかし日本版のデビューアルバムは、発売当初のタイトルが現在とは異なっており希少性が高いです。アルバムからシングルカットされたレコードにも、高値となっているものがあります。レッド・ツェッペリンのレコードは帯やジャケットが数種類あり、その中で販売された数の少ないものがファンの間で人気となっています。
レッド・ツェッペリンの人気レコード作品
レッド・ツェッペリンの買取で人気のレコードをご紹介します。
レッド・ツェッペリン登場(黒青帯付)/ LPアルバム発売日1969/7/1, 型番SMT-1067
「レッド・ツェッペリン登場」は、レッド・ツェッペリンのデビューアルバムの日本盤で、原題は「Led Zeppelin」です。現在は「レッド・ツェッペリン I」として販売されています。発売当初はプレゼントつきで、帯の青文字の部分は応募券でした。黄色に黒の文字の入ったバージョンもありますが、黒青帯のほうが価値が高いためより高い金額での買取となります。
移民の歌 / EPレコード発売日1970/12, 型番DT‐1180
「移民の歌」は「レッド・ツェッペリンIII」からシングルカットされた曲で、日本盤のレコードです。このバージョンではジャケットがライブで歌っている写真となっており、翌年2月にP-1007Aとしてリリースされたメンバーの顔のイラストのものとは異なっています。現在の中古レコード市場でめったに流通しない理由は、この7インチレコードは当時事情により自主回収となってしまい、一般的には流通はせず大変希少な代物になってしまったから。それだけに状態さえ良ければ買取金額も20万円以上にまで達することもあります。
レッド・ツェッペリンのレコードを売るならエコストアレコードへ
解散から40年以上経っても人気の衰えないレッド・ツェッペリンのレコードは、帯つきの日本盤が高値で買取されています。しかし帯には数種類あるため、レコードの知識を持たない買取店に売ると、正しく評価してもらえない恐れがあります。エコストアレコードはレコードの買取専門店なので、間違いのない査定をすることが可能です。レッド・ツェッペリンのレコードは、ぜひエコストアレコードへお持ちください。
※本サイトに掲載されている記事の著作権はFTF株式会社に帰属します。投稿した記事のリライトの可能性が高い場合は顧問弁護士と協議の上、即日中に法的な処置を行います。