天才ジャズトランぺッター、リー・モーガン(Lee Morgan)のレコード買取で人気の作品とは?

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天才ジャズトランぺッター、リー・モーガン(Lee Morgan)のレコード買取で人気の作品とは?

天才ジャズトランぺッター、リー・モーガン(Lee Morgan)のレコード買取で人気の作品とは?

更新日:2023年5月1日

彗星のごとくジャズシーンに登場して以来、天才ジャズトランぺッターの名を欲しいままにしたリー・モーガン(Lee Morgan)。数多くのトランぺッターに影響を与えたその芸術的なサウンドは、半世紀以上経過した今でも変わらない魅力を放ち続けています。ここではリー・モーガンの経歴と、レコード買取における人気作品3選をご紹介します。

 
 

リー・モーガンの経歴と音楽性、天才と言われた理由とは?

 

リー・モーガンは、1938年7月10日にアメリカのペンシルベニア州フィラデルフィアで生まれました。フィラデルフィアはジャズの盛んな街で、父親が教会のピアニストだったこともあるなど、子どものころからの音楽に囲まれた環境が彼の音楽的な才能を育んだのかもしれません。家でも毎日のように流れていたジャズを聴いて育ったリー・モーガンは、14歳の誕生日に姉からトランペットをプレゼントしてもらったことがきっかけで本格的にジャズトランペットに目覚めます。幼いながらも大人たちに混ざって音楽センスを鍛えたモーガンは、15歳の時には通っていたハイスクールの仲間とグループを結成しライブ演奏するまでに成長していました。

その伸びやかで艶のあるサウンドは当時から天才の呼び声も高く、ハイスクール卒業後の17歳の時にはビバップスタイルの先駆者として知られるドラマー「アート・ブレイキー」に見い出され、彼のバンドに加入を勧められるまでになりました。しかしその話を断りフィラデルフィアに残ったモーガンは、曲がったトランペットを演奏することで人気の「ディジー・ガレスピー」率いるオーケストラに入団します。そして同じ年にオーケストラに所属する一人のトランペット奏者が事故により急逝してしまうと一躍スポットを浴びるようになり、1956年11月には18歳ながらオーケストラのリーダーとして「Indeed!」を発売、天才の名を欲しいままにします。

これ以降のリー・モーガンの活躍は、まさに破竹の勢いで当時のジャズシーンを席巻します。1957年に20世紀を代表するサックスプレイヤー「ジョン・コルトレーン」の名盤「BLUE TRAIN」に参加すると、1958年には再びアート・ブレイキーたっての参加要請によりジャズの名門「ジャズ・メッセンジャーズ」に加わり、ジャズの最高峰との呼び声高い名盤「MOANIN’」を制作、ヨーロッパツアーにも参加します。1958年に制作した3部作の「サンジェルマンのジャズ・メッセンジャーズ」は日本でも大ヒットとなり、巻き起こるジャズブームの真っ只中、1961年に初来日を果たしました。

しかし、若くしてジャズ界の頂点に立ってしまったことがモーガンの人生を狂わせ始めます。忙しさから薬物に手を出したモーガンは、あっという間に中毒症となってしまい、まともにトランペットを演奏できなくなってしまいます。一度狂った歯車は次々と負の連鎖を生み、オーケストラからは追放、ライブの依頼もなくなってしまいました。そんな失意のどん底にいたモーガンを救ったのは、内縁の妻「ヘレン」です。もともとモーガンは日系人の女性と結婚していましたが、薬物中毒の夫を救うことができずに別居状態でした。そしてヘレンが食生活はもちろん、薬物中毒の治療に通わせるなど献身的に尽くした結果、モーガンは再び立ち上がります。1963年に発表した「The Sidewinder」はジャズとロックを融合させた斬新なサウンドメイクで大ヒットとなり、さらに製造元の生産体制を拡大させるほど売れてしまったことでも大きな話題となりました。

ところが、悲劇が突然襲ってきます。元の生活を取り戻したモーガンは、若い女性に入れ込むようになってしまいます。徐々に険悪な関係になっていくモーガンとヘレンですが、その原因がガールフレンドとの浮気にあることをヘレンは知っていました。ある夜のライブにその女性が来ることを知っていたヘレンは、バッグに銃を忍ばせて会場へ向かいます。演奏後にモーガンと話し合うヘレンでしたが、その女性が割り込んできたため争いとなり、興奮状態になったヘレンはモーガンに向けて銃を発射、胸を撃たれたモーガンは志半ばの33歳という若さでこの世を去りました。有り余る音楽の才能でアメリカンドリームを実現し、衝撃的な死を迎えたリー・モーガン。その聴く者を魅了するサウンドは、現在でも多くのファンに愛され続けています。

 
 

リー・モーガンの人気レコードの特徴

 

リー・モーガンは33歳と若くして亡くなりましたが、デビューも早かったため数多くの作品を残しています。ジャズ・メッセンジャーズへの参加作品としては31枚、他のミュージシャンのアルバムに参加したアルバムは84枚にも及びます。特に人気が高いのはデビューから1958年までの9枚のアルバムと、大ヒットを生んだ1963年の「The Sidewinder」です。

 
 

買取市場で注目を集めるリー・モーガンの人気レコード3選

 


Indeed!, Blue Note BLP 1538

リー・モーガンの初リーダーアルバム「Indeed!」は、録音状態があまり良くないものの、その類稀なる才能を十分に感じさせる1枚です。荒削りながらプレイのセンスは既に完成されており、後年の熟成されたサウンドと一味違った味わいがあります。本作は地元フィラデルフィアでは話題となりましたが、全米的な知名度は今ひとつだったため流通量が少なめとなっています。

 
 

Candy, Blue Note BLP 1590

リー・モーガンがその生涯で唯一発表したソロアルバムです。親しみやすいメロディーが多く、現在でも多くのトランぺッターに演奏される名曲が目白押しです。トランペットのみではどうしても音が薄くなりがちですが、それを感じさせないモーガンのソロサウンドは聴くほどに人々を魅了します。ファンの支持も高く、全アルバムの中でも屈指の人気作品となっています。

 
 

The Sidewinder, Blue Note BLP 4157

1964年にビルボードのアルバムチャート25位にランクインした、ジャズアルバムでは異例とも言える人気の高い1枚です。ジャズロックの先駆け的なアルバムで、その完成度と優れたサウンドメイクから、リー・モーガンの代表作に挙げられることも少なくありません。CMに使用されたり、他のジャズミュージシャンからカバーされることも多いなど、ジャズのスタンダードとも言えるアルバムです。

 
 

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