徹底解説!どんなレコードが高価買取されるのか?

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レコード買取についてのコラム

徹底解説!どんなレコードが高価買取されるのか?

徹底解説!どんなレコードが高価買取されるのか?

更新日:2023年11月27日

 

「レコードを高価買取してもらいたい」レコードに限りませんが、誰しもが考えることでしょう。若いときに買って楽しんだ大好きな歌手のアルバム。いまは不要なものでも思い出がたくさん、簡単に捨てられるものでもありません。レコードには聴いていた当時の記憶や所有者の想いまでもが自然と宿るものです。「高校生一年生のとき、バイトを頑張って初めてもらったお給料。もらった日に地元のレコード屋さんに買いに行ったのをまだ覚えてる。懐かしいなぁ」。大切にしていたレコード、あなたにも特別な思いがある一枚がありませんか?そんなレコードだからこそ、誰もが少しでも高く売りたいと思うのです。

今回のコラムでは、どんなレコードが買取専門店で高価買取されるのか、その傾向とポイント、そして隠れたヒミツについて教えましょう。

 

文:福田俊一(Ecostore Records)

 
 

中古レコード専門店に並ぶ高額盤の特徴を考える

 

近年レコードブームが再燃しているといわれますが、中古レコード店というとどんなイメージがありますか?店にもよりますが、洋楽の海外製レコードを中心に取り揃えているところもあれば、昭和歌謡やアイドルのレコードを多く販売しているところもあります。売りや特色はそれぞれ個性豊かで、それこそ中古レコードを取り扱う店の良さだといえます。

そんな中古レコード専門店には”壁(カベ)”と呼ばれるものがあります。それはその名の通り、お客さんにとって最も目につきやすい店内の壁に配置される<高額盤が飾られる場所>のこと。お客さんに買ってほしい目玉商品をズラリと並べるためです。”壁”はお店にとってもうひとつの看板といえるでしょう。

 

■高額盤が踊る”壁”の傾向

 

ここで、中古レコード専門店の”壁”に並べられる高価なレコードの特徴について分析してみます。高額商品がズラッと並ぶ壁。洋楽ロックもあれば、ジャズもあり、邦楽はもちろん、クラシックもあるでしょう。どんな音楽ジャンルであれ、一貫して共通するのは「高額盤=貴重なレコード」だということ。つまり、この壁の置かれるレコードについて理解すれば、高価買取されるものの特徴が把握できるのです。

 

①店が見せたいのは再発盤よりもオリジナル盤

 

去年新品で再発売された古い時代のレコード(再発盤)と、60年前に発売された全く同じレコードの初版(レコード業界ではオリジナル盤と呼ばれる)。仮に同じ保存状態で同じ販売額であれば、あなたはどちらを選んで買いますか?もちろん人によって価値観は違うので一概には言えませんが、おそらく後者の初版のレコードを選ぶ人が多いのではないでしょうか。その観点からも、大変貴重なオリジナル盤により高い値段が付くのは自然なことで、その中でも人気の高い作品には沢山のお客さんの熱い視線が注がれることになります。

 
■再発盤 = 中古廃盤市場においてすでに人気が高い状態で製造され販売された
= 数多く製造された = 価値は比較的高くなりにくい

 
■オリジナル盤 = 当時新譜としてリリースされたため製造された数は多くはない
= (オリジナル盤を再度製造することはもちろん出来ないので)高い人気に対して現存する数は限られている = 価値は比較的高くなりやすい

 

中古レコード専門店はどんなジャンルであれ大傑作作品のレコードだからといってすぐさま“壁”へ並べることはありません。

店側としてはお客さんには人気盤の再発レコードよりも、より価値のあり稀少で高価なオリジナル盤を売りたいのです。つまり、人気作品のオリジナル盤が一番求められる存在であり、当然のことながら買取額も高額になるということです。

 
 

JACKSON SISTERS / SAME (TIGER LILY TL 14061、アメリカ盤オリジナル)

1976年リリース。アメリカ・ソウルミュージックの作品で、当時無名グループであったにもかかわらず今では絶大な人気を誇る大名盤。このレコードを中古レコード屋で見かけてもほぼ再発盤である。高い人気とは裏腹にオリジナル盤は滅多にお目にかかれることはない1枚。それだけに販売額も非常に高額。

 

② 希少性は高額になる大きなポイント!

 

買取において希少性もまた大きなポイント。ものによっては、<保存状態が良いレコード>よりももっと高額な査定額が<希少なレコード>につけられることもあります。結論からいえば、珍しいものこそ欲しがる人が多いということ。お持ちのレコードがあまり有名でなくても、希少性が高ければ中古廃盤として価値が高い可能性はもちろんあります。整理を検討しているレコードの価値を知るまでは自分で判断して廃棄してしまうのはお勧めできません。ご自宅の押入れで長いあいだ眠っていたのは不要な古いレコードではなくお宝だった、なんてこともあり得るからです。


 

HANK MOBLEY / SAME (BLUE NOTE BLP 1568、アメリカ盤オリジナル)

1957年リリース。アメリカ人ジャズ・サックス奏者ハンク・モブレーのブルーノートでの録音作品。今でこそ中古レコード店に再発盤やCDがあるが、81年に日本のキングが国内盤を再発するまでは実に24年もの間オリジナル盤しかこの世に存在しなかった。それはBNが決して大きな会社ではなかったことと、特にこの作品は当時ほんの少ししか製造されなかったためだ。ジャズで最も高額で、なおかつ希少なレコードの典型的な例。

 

③人間は限定に弱い… 限定盤も高くなるかも!

 

レコードに限らず、誰だって限定というフレーズには弱いものです。数が限られているという意味ではさきほど述べた希少性にも通じるものがあるでしょう。

例えオリジナル盤でなく再発盤だとしても、限定盤にはまた特別な付加価値があるものです。その付加価値を買い手が理解し需要が高ければ自ずと買取額も上がりますし、販売価格も上がります。お持ちのレコードが数千枚限定製造のものだった、ジャケットにシリアル番号が印字されたものだった、なんてことがあれば注目してください。もしかすると中古レコード市場で価値が年々あがっている代物かもしれませんよ。そういったものこそ、レコード買取でも高くなるんです。

 

宇多田ヒカル / DEEP RIVER (EASTWORLD TOJT-24851,52、国内盤)

2002年リリース。宇多田ヒカルの三枚目のアルバムで、レコードでは二枚組で発売された。CDではよく見かけることはあってもレコードは貴重。このような時代の作品は初回限定盤として製造されるため、枚数が少なく、高額になることが多い。状態が良いこちらのレコードを買取に出せばきっと驚くような金額になるはず。

これらの三つのキーポイント(オリジナル盤、希少、限定盤)が中古レコード専門店の”壁”になる傾向が高く、目玉商品となるものです。それはすなわち、まさにこのような要素が高価買取へ繋がる大切な要素でもあるのです。

 

保存状態で金額は変わるのは当たり前

 

中古レコードは商品であるレコードにグレーディング(grading)と呼ばれるいくつかの段階分けをして状態表記をします。レコード盤そのものはもちろん、カバーにも状態表記します。
 

ちなみに弊社エコストアレコードでは査定の際、盤とカバーをそれぞれ6~7段階に分けつつ、書き込みであったりカバーに裂けがあるなどといった特殊な項目をチェックして状態を細かく評価してゆきます。貴重なものですから、決して”良い”や”悪い”などで判断することはありません。基本的には盤のキズひとつ、レコードカバーの染みひとつと評価は下がってしまいますが、古いレコードのきれいな状態のもの(目立つようなキズがないもの)などは逆にとても良い事実なので高評価になり高額査定の対象になります。稀にカバーにアーティストなどのサインがあることがありますが、本人のものだという確証がないため多くの専門店では書き込み扱いにされます。サインが特別な付加価値を示すものに必ずしもなるわけではなく、よほどの事がない限り高額査定へ繋がることはあまり期待しない方がいいかもしれません。

 

「当時売れたから、今も売れる」というのは間違い

 

お持ちのレコードで当時大ヒットして売れに売れた流行りのレコードだということもあるでしょう。そのアーティストが今も有名な歌手であっても、当時溢れかえるほど多くの数のレコードが生産されたことによって中古市場でも溢れかえっているものであれば、買取に値段が付かないことも残念ですがよくあります。どの中古レコード店でも必ず見かけるようなレコードは市場での希少性は低く、商品価値は低い状態です。そういったレコードは100円、数百円の値付けでもなかなか売りにくいため、買取の際にもしっかりとした値段で買い取りするのが困難な状況なのです。内容が素晴らしいけど中古盤としての価値はそこまで高くないものも私たち中古レコード店はたくさん知っていますが、高い金額で買い取りできないのは歯がゆい限り。レコードの価値には音楽としての良さ以外の要素も反映されるので、その見極めには専門的な知識と勘、そして経験が求められます。

しかし、そうはいってもアイドルのレコードにだって希少作品があるのも事実。<テレビを賑わせた有名なアイドル>よりも<1曲のみで活動を終えたアイドル>のレコードのほうが高い値段で取り引きされるなんてことも。つまりは希少性が重要なキーポイントになるのです。廃棄するしかないと考えていたが、買取店に査定してもらってその金額にびっくりしたということも珍しくありません。レコード処分を検討しているのなら、ひとまず買取専門店へ査定依頼をするのがお勧めです。

 

査定歴30年以上、買取実績1,500万枚のエコストアレコードにおまかせ

 

「どこのレコード買取専門業者へ頼もうか調べても、わたしにはレコードの知識が無いから」。どうすればよいか分からず嘆いていませんか?弊社エコストアレコードには知識豊富なスタッフがたくさん在籍しており、<宅配買取 / 出張買取 / 持込買取>の3種類に対応しています。どれもお客様のご負担を最小限に抑えた買取サービスで、初めてレコードを売るひとにも気軽ご利用いただけます。

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筆者: 福田俊一(ふくだ・しゅんいち)

FTF株式会社 制作部/販売部兼務。買取部門のコラムやnoteのほか、販売部門の特集コラムを執筆。大学卒業後にレコード収集に興味を持ち、約15年かけてジャズレーベル、ブルーノートの(ほぼ)すべてのLPをオリジナルで揃えた。

 
 

 
 

 

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