角松敏生のどんな中古レコードが買取で人気が知ってますか?彼と言えば、シンガーソングライターや音楽プロデューサーなど幅広く活躍しているアーティストですが、その人物像について詳しく知らないという方は少なくないのではないでしょうか。そこで以下では、角松敏生の人物像に迫るとともに、買取市場において人気を集めている彼のレコードについても紹介していくことにします。
角松敏生の人物像
角松敏生は、東京都渋谷区代々木出身のアーティストで、1981年のデビュー以来、シンガーソングライターとして活躍する傍らで音楽プロデューサーとしても数々の著名ミュージシャンに楽曲を提供してきました。大学時代にはインド哲学を専攻していたという異色の学歴の持ち主で、その影響からか1990年代までのライブにおいて哲学的な論法を用いた説教じみたMCを繰り広げたことでも知られています。そんな角松敏生の音楽性は時代とともに徐々に変化を遂げてきており、デビュー当初は海や夏、リゾートなどを連想させる曲を数多く手掛けていましたが、それ以降は、夜の都会の喧騒や深遠な恋愛観、精神世界などを連想させるより深みのある曲を歌い上げるようになりました。基本的にはシティポップをベースにした音楽が主ですが、R&Bやファンク、ソウルといったブラックミュージックの要素を巧みに取り入れるなど、彼独自のスタイルを確立しています。
1998年に開催したライブをもって活動休止を宣言するも、その5年後に復活を果たします。2021年にはデビュー40周年を迎え、それを記念したライブ公演を行いました。その際に制作されたパンフレットにおいて、彼自身は60歳以降の人生をロスタイムであると考えていると述べており、その言葉の通り近年では新たな挑戦を控えているようです。なお、若い頃は、スキューバーダイビングやサーフィンといったマリンスポーツを趣味として公言していましたが、40代後半に差しかかかった頃から止めており、その後は歴史調査を趣味として楽しんでいるそうです。
角松敏生の人気のレコード
YOKOHAMA Twilight Time(RVC、RHS-520)
1981年に発売された角松敏生のデビューシングルです。こちらの楽曲は、その後に発売された「SEA BREEZE」というアルバムにも収録されているもので、ジャケットの裏面にはそのレコードの発売告知が記載されていました。なお、カップリング曲の「Summer Moments」はアルバム未収録の一曲です。
WEEKEND FLY TO THE SUN(RVC、RHL-8802)
1982年に発売された角松敏生の通算2枚目のスタジオ・アルバムで、ロスアンゼルスでレコーディングが行われました。全部で8曲が収録されているのですが、そのうち最初の5曲が会社員やOLといった都市生活者をターゲットにしたアップナンバーやミディアムナンバーであるのに対し、残りの3曲はバラードナンバーとなっています。曲調が異なる複数のナンバーを楽しめるようになっているので、この1枚だけで角松敏生の様々な音楽性に触れることができるでしょう。
ON THE CITY SHORE(RVC、RAL-8805)
角松敏生の通算3作目のスタジオ・アルバムであるこちらのレコードは、彼自身のセルフ・プロデュース、セルフ・アレンジとなっています。収録されている楽曲もすべて自分で作詞、作曲、編曲を手掛けたものばかりですので、角松敏生のオリジナリティあふれる音楽を堪能したい方には最適な1枚であると言えるでしょう。
OKINAWA(BMG VICTOR、HRTD-3023)
こちらのレコードは、1989年に発売された角松敏生の6枚目のアルバムである「REASONS FOR THOUSAND LOVERS」の先行カットシングルです。発売されたのはCD版のみで、こちらのレコード版はプロモ・オンリーで制作されました。沖縄音楽のテイストを巧みに取り入れたOKINAWAと、アルバム未収録の「ROCKIN’ OUT MY LOVE」の2曲を1枚で楽しむことができる名盤となっています。
角松敏生のレコードを高く売るためのポイント
角松敏生のレコードは買取市場において注目される存在ですが、より高く買い取ってもらうためにはいくつかの点に気を付ける必要があります。まず第一に、レコードに付いていた帯が手元に残っている場合には、必ずそれも一緒に買い取ってもらうようにしましょう。たかが帯だと思われるかもしれませんが、帯があるのとないのとでは買取金額が大きく変わってくるケースは少なくありません。そのため、少しでも高く売りたいのであれば、必ず帯を付けた状態で査定してもらうようにするのがおすすめです。
第二に、レコードの盤面に汚れやほこりが付着している場合には、なるべくクリーニングを行ったうえで査定してもらうようにしてください。汚れが目立つ状態のまま査定に出すと、その分だけ評価が下がってしまうおそれがあります。できる限りきれいな状態にすることが重要となります。ただし、慣れない作業を行ってレコードを傷つけてしまっては元も子もないので、やり方が分からない場合は無理にクリーニングをするのは避けた方がよいかもしれません。
角松敏生のレコードが手元にある場合はエコストアレコードにご相談を
以上で見てきたように、角松敏生は1980年代以降の日本の音楽シーンに大きな足跡を残した偉大なミュージシャンの一人です。そのため、彼のレコードは買取市場においても高い注目を集める傾向にあります。もし手元に角松敏生のレコードがあるという場合には、レコードの豊富な買取実績を有するエコストアレコードにぜひご相談ください。
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