「オザケン」の愛称で知られる小沢健二。小沢健二が作り出す音楽は、独特の世界観を醸し出しています。ふわふわとゆるい歌声、中性的なルックス、東大卒インテリといったキャラクターも、小沢健二の音楽の魅力です。今回は、そんな小沢健二のレコード情報、買取されているレコードの事例についてお伝えします。小沢健二のレコードをお持ちの方や売却を考えている方は、ぜひ本記事の情報を参考にしてみてください。
小沢健二とは?どんなミュージシャン?
小沢健二は、1968年4月14日に神奈川県相模原市で誕生しました。父親はドイツ文学者の小澤俊夫、母親は心理学者の小沢牧子です。親戚には、世界的な指揮者の小澤征爾がいます。文化人や著名人を多く輩出した家系に生まれ育った小沢健二は、若いころから音楽の才能を発揮していました。中学時代に、小山田圭吾と知り合っていたことも、音楽の才能を開花させるきっかけとなったのでしょう。高校生のころからバンド活動に打ち込み、東京大学在学中には小山田圭吾が結成したインディーズバンド「ロリポップ・ソニック 」(Lollipop Sonic)にも参加しています。その当時の小沢健二の担当は、リードギターとボーカルでした。
その後、ロリポップ・ソニックは「フリッパーズ・ギター」へとバンド名を変えてメジャーデビューしました。しかし、3人のメンバーが次々に脱退してしまったため、小山田圭吾と2人でだけバンド活動を続けることになったのです。「フリッパーズ・ギター」としての活動は長く続かず、1991年には解散してしまいました。
「フリッパーズ・ギター」の解散後、小沢健二は音楽の才能が認められて、1993年には「天気読み」でソロデビューを果たしています。その後は、スチャダラパーとの共演やテレビ番組への出演のほか、トヨタのCMソング「カローラIIにのって」を歌うなどして、アーティスト活動の幅を広げていきました。その結果、小沢健二が手掛けた楽曲は大ヒットし、全国的に有名なシンガーソングライターへと成長していったのです。
精力的に音楽活動に取り組んできた小沢健二でしたが、1998年に活動を休止しました。復活したのは2002年です。復活後は、外国人アーティストの作品に参加したり、アメリカに拠点を移して執筆活動にも取り組んできました。マルチな才能をもち、グローバルに活躍する小沢健二のレコードは、現在でも音楽業界やファンたちの間で高く評価されています。
小沢健二のレコードの中でどんなものが買取されてる?
小沢健二は、デビューから現在までに数多くの楽曲を発表してきましたが、実はレコード化されている楽曲は少ないのです。そのため、中古市場にはレコードがほとんど流通しておらず、希少価値が非常に高くなっています。このような事情もあり、小沢健二のレコードは、買取市場では高値で取引されることも珍しくありません。
小沢健二のレコード紹介
ここからは、買取されている小沢健二のレコード情報をご紹介します。
「ある光」型番:TOJT-4098 レーベル:UNIVERSAL MUSIC
「ある光」は、1997年12月27日に発売されたシングルレコードです。このレコードには、2つのバージョンの「ある光」が収録されています。作詞、作曲、プロデュースのすべてを小沢健二が手掛けました。軽やかでポップなメロディーライン、ずっと耳の残る意味深な歌詞や語り掛けがこの作品の魅力です。同じコード進行をずっと繰り返す曲ですが、聴く人の心を惹きつけて飽きさせません。シンガーソングライターとしての小沢健二の凄さが伝わる作品となっています。数ある小沢健二の音楽の中でも、特に人気が高い作品となっており、最高傑作品だと評価する人も多いです。
「指さえも/ダイスを転がせ」型番:TOKT-5034 レーベル:UNIVERSAL MUSIC
「指さえも/ダイスを転がせ」は、1997年9月18日に発売されたシングルレコードです。ゆるやかなジャズ風の曲調となっており、まったりとした気分にさせてくれる曲です。ジャケットには、キャップをかぶった小沢健二の写真が使われていることから、ファンたちの間では高値で取引されることもあります。
「Buddy/恋しくて」型番:TOKT-5031 レーベル:UNIVERSAL MUSIC
「Buddy/恋しくて」は、1997年8月8日に発売された2枚組のレコードです。1枚目のレコードの収録曲は、「Buddy」と「恋しくて」の2曲です。2枚目のレコードには、「恋ってやっぱり」と「Buddy」のインストルメンタルバージョンが収録されています。このレコードのメインである「Buddy」は、心地よいリズムに青春時代をイメージさせる歌詞をのせた楽曲です。作詞、作曲、プロデュースのすべてを小沢健二自身が手掛けています。小沢健二の音楽センスがつまったレコードです。
「痛快ウキウキ通り/流れ星ビバップ」型番:TOJT-9377 レーベル:UNIVERSAL MUSIC
「痛快ウキウキ通り/流れ星ビバップ」は、1996年7月24日に発売されたシングルレコードです。ジャケットには、アトラクションを楽しむ小沢健二の写真が使われています。収録曲は、A面が「痛快ウキウキ通り」とオリジナルカラオケバージョン、B面が「流れ星ビバップ」とオリジナルカラオケバージョンです。「痛快ウキウキ通り」は、大ヒットしオリコン4位にランクインしました。ウキウキというタイトルにもあるように、つい踊りたくなるような楽しい印象の楽曲です。小沢健二のヒット作ということもあり、こちらのレコードも買取では人気です。
小沢健二のレコードに関するまとめ
小沢健二の音楽は、1990年代に流行し、レコード盤も何枚か発売されています。その当時に買ったレコードがご自宅に眠っていたり、片づけや引越しなどで処分に困ったときには、買取に出してみてはいかがでしょうか?小沢健二のレコード買取のお申し込みをお待ちしております。ご不要なレコードがありましたら、お気軽にご連絡ください。
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