高価買取されているザ・フー(The Who)のレコードについて

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高価買取されているザ・フー(The Who)のレコードについて

高価買取されているザ・フー(The Who)のレコードについて

更新日:2023年1月23日

 

1960年代から1980年代にかけて活躍したイギリスのロックバンドーザ・フー(The Who)。モッズバンドとしてデビューしましたが、後にロック・オペラと呼ばれる作風を確立しました。数々の名盤を残し、現在でも多くのファンに愛されています。今回はそんなザ・フーの経歴や作品の特徴、買取市場における人気作品について詳しく解説していきます。

 
 

ザ・フーとは?

 

 

ザ・フーはビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズと並んでイギリスの3大ロックバンドと言われています。1965年にデビューし、結成メンバーはロジャー・ダルトリー、ピート・タウンゼント、ジョン・エントウィッスル、キース・ムーンの4人です。当時のイギリスはモッズが大流行していました。モッズファッションに身を包み、荒々しく過激な演奏のザ・フーはデビューしてすぐに人気を獲得します。初期の作品はR&Bやブルースの影響をあまり受けずに、ポップな曲調と弾けるようなサウンドが特徴でした。

そして1969年に「ロック・オペラ“トミー”」をリリースします。今までの曲調から一転して内省的な作風に変わり、全てのアルバムの曲が一貫したストーリーを持つ「ロック・オペラ」は評判を得ます。続く作品も大ヒットし、ザ・フーの人気は絶頂に達します。その一方で急激なサウンドの変化に付いてこれなくなったドラムのキース・ムーンは飲酒と薬物に溺れ、1978年に31歳の若さで亡くなりました。

キース・ムーンの死後、ドラムにケニー・ジョーンズが加入するもメンバー間の軋轢が絶えず、ザ・フーの活動は停滞化していきます。そして1983年に正式に解散しました。しかしながら1985年にはすぐに再結成するなど、解散と再結成を繰り返して今日に至ります。2000年にはビートルズのドラムであるリンゴ・スターの息子、ザック・スターキーが加入して話題になりました。1990年にはロックの殿堂入りを果たしています。2019年には13年ぶりの新作アルバムを発表するなど、今なおレジェンド・ロックバンドとしての歩みを止めていません。

 
 

買取市場におけるザ・フーの人気作品の特徴とは?

 

ザ・フーは1983年の解散まで、全ての作品をレコードで出しています。近年アナログ・レコードを再評価がする動きがあるため、買取市場も活性化している状況です。ザ・フーがイギリスのレジェンド・ロックバンドということもあって、1983年までにリリースされたレコードはどれも人気がありますその中でも保存状態がいいもの、帯が付いているものは買取市場で好評価を得やすいです。また本家イギリスでプレスされたものはとりわけ高い人気を誇ります。加えて復刻盤より初回盤の方が重宝されています。

 
 

ザ・フーの人気作品

 
 

 
マイ・ジェネレーション (My Generation)/LAT8616

1965年にリリースされたファースト・アルバムです。まだモッズ色が強く、荒々しい楽曲がちりばめられています。また当時のロック・バンドのデビュー・アルバムとしてはオリジナル作品が多いのも特徴です。本作は版権で揉めた影響で初回盤がすぐに廃盤となり、復刻するまでに時間を要しました。

 
 

 
ザ・フー・セル・アウト(The Who Sell Out)/612 002

1967年にリリースされた3枚目のアルバムです。ザ・フー初のコンセプト・アルバムで、作品全体をラジオ番組と位置づけて、曲の間に架空のコマーシャルソングやジングルを挟んでいます。曲調は当時流行していたサイケデリック色が強く出ています。広告のようなアルバムジャケットも魅力的です。

 
 

 
ロック・オペラ “トミー”( Tommy)/613 013

1969年にリリースされた4枚目のスタジオ・アルバムです。「ロック・オペラ」を確立させた作品で、全英・全米で大ヒットしました。後進のアーティストに多大な影響を与え、本作品は映画やミュージカルなど様々なメディア媒体で発表されています。

 
 

 
フーズ・ネクスト(Who’s Next)/2408 102

1971年にリリースされた5枚目のスタジオ・アルバムです。ザ・フーとして初めて全英でチャート1位を取った作品です。シンセサイザーやシーケンサーを積極的に使用しており、プログレッシヴ・ロックのパイオニアとも言えます。度々オールタイム・ベストのランキング上位に入るなど歴史的評価の高い作品でもあります。

 
 

 
四重人格(Quadrophenia)/2657 013

1973年にリリースされた6枚目のスタジオ・アルバムです。「トニー」以来の「ロック・オペラ」に仕上げており、ザ・フーのメンバーそれぞれの人格(=四重人格)を持った主人公の葛藤と成長を描いています。前作同様シンセサイザーやホーンが使用され、プログレッシヴ感が増しています。

 
 

 
ライヴ・アット・リーズ(Live At Leeds)/2406 001

1970年にリリースされた、リーズ大学でのコンサートを録音したライブ・アルバムです。スタジオ・アルバムでは見られない熱狂と興奮がギュッと詰まっています。

 
 

ザ・フーのレコードを売るならエコストアレコードに

 

ザ・フーは1960年代から1980年代にかけて活躍し、ロックの歴史の1ページを築き上げました。また解散を経て再結成後も精力的に活躍しています。そんなザ・フーのレコードが棚に仕舞われたままではないでしょうか?エコストアレコードでは誠心誠意を込めて査定をしています。ぜひエコストアレコードの利用をぜひご検討してください。

 

 

 

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