「神」と呼ばれたギタリスト、マイケル・シェンカー(Michael Schenker)の魅力と買取り人気が高いレコード作品の紹介

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「神」と呼ばれたギタリスト、マイケル・シェンカー(Michael Schenker)の魅力と買取り人気が高いレコード作品の紹介

「神」と呼ばれたギタリスト、マイケル・シェンカー(Michael Schenker)の魅力と買取り人気が高いレコード作品の紹介

更新日:2023年8月31日

マイケル・シェンカー(ミヒャエル・シェンカー、Michael Schenker)とは、白黒の2トーンカラーに塗られたGibsonフライングVで知られる、ハードロック・ヘヴィメタルを代表するギタリストです。日本においても高い人気を誇っており、ファンに「神」と称されるほどです。マイケル・シェンカーの参加した作品は、レコードの買取市場において高い人気があります。以下では、マイケル・シェンカーの魅力や人気のあるレコードについて解説します。

 
 

マイケル・シェンカーとは?

 

マイケル・シェンカーは1955年にドイツで生まれました。兄のルドルフ・シェンカー(Rudolf Schenker)の影響で9歳のころからギターを始め、11歳でアマチュアバンドを結成して初ステージに上りました。なお、ルドルフ・シェンカーはハードロック・ヘヴィメタルバンドである「スコーピオンズ(Scorpions)」で活動、妹のバーバラ・シェンカー(Barbara Schenker)はメタルバンド「ヴィーヴァ(Viva)」でキーボーティストとして活躍しています。

マイケル・シェンカーは1972年に兄の結成したスコーピオンズに参加し「恐怖の蠍団(Lonesome Crow)」のリリースに協力しました。ですが、翌年1973年には、ギタリストを探していた「UFO(ユーエフオー)」のオファーを受けてスコーピオンズを離れます。UFOでマイケル・シェンカーは6枚のアルバムを発表し、ギタリストとしての高い評価と名声を手に入れました。しかし、音楽的な成功は得たものの、メンバーとのトラブルやアルコール依存の問題から、彼はバンドを脱退しました。

1979年、自分のバンドを作ろうと思い立ったマイケル・シェンカーは「マイケル・シェンカー・グループ(Michael Schenker Group、通称M.S.G.)」を結成し、1981年に「神 帰ってきたフライング・アロウ(The Michael Schenker Group)」を発表します。このアルバム以降、マイケル・シェンカーは「神」とファンに呼ばれるようになりました。マイケル・シェンカー・グループは1984年までに4枚のアルバムを作成しました。その後、一時的な休止や、UFOへの再加入、ソロプロジェクトの始動など、さまざまな変遷はあるものの、マイケル・シェンカー・グループの活動は続いています。2016年には、マイケル・シェンカー・グループに参加したメンバーによるプロジェクト「マイケル・シェンカー・フェスト(Michael Schenker Fest)」を開始しました。

マイケル・シェンカーのギタースタイルは、キャッチーでシンプルなペンタトニック奏法が主体となっています。セオリー通りともいえる弾き方でありながら、多彩なテクニックを使ったユニークで哀愁のあふれるフレーズは、デビューから現在に至るまで聴衆を魅了し続けてきました。そんなマイケル・シェンカーには、代名詞ともいえる独特の奏法が2つあります。

1つ目はクライベイビーのワウ・ペダルを使った奏法です。マイケル・シェンカーのギターサウンドは、通常でも中音域を前面に押し出した独特のトーンで知られています。そこでギタートーンを可変させるワウ・ペダルを使うことで、さらに中音域を強調し、一度聞くだけで忘れられないサウンドを作り出しました。2つ目はネック・ベンドです。マイケル・シェンカーが愛用するギターには、ビブラートユニットがついていません。しかし、マイケル・シェンカーは、ギターネックを強引に押すことで弦の張力を緩めて、無理やりビブラートユニットのような効果を作りだします。なお、ネック・ベンドはギターに大きなダメージを与えます。時にはネックが折れてしまうリスクの高い演奏法です。

 
 

高値で買取されているマイケル・シェンカーのレコードの特徴

 

マイケル・シェンカーのレコードは、初期作品が高く取引される傾向があります。しかし、初期作品は年数がたっているため、状態があまりよくないものがほとんどです。高値での買取りを狙うなら、なるべくレコードやジャケットは汚れを落として、きれいな状態で査定に出すことをおすすめします。もし、未使用品のレコードがあるなら、買取りの現場で注目を集めることでしょう。また、特別限定版やサービス特典がついているレコードは高値で買取りされやすくなります。

 
 

マイケル・シェンカーのレコードにおける人気タイトルを紹介

 

マイケル・シェンカーが参加しているレコード作品のなかで、買取り人気が高いものを紹介します。

 
 


「黙示録(Assault Attack)ピクチャー仕様 アナログレコード / 6051.609071」

本作はマイケル・シェンカー・グループの3rdアルバムです。この作品からは「ダンサー(Dancer)」がシングルカットされました。本作は、「アルカトラズ(Alcatraz)」や「レインボー(Rainbow)」のボーカルで知られている「グラハム・ボネット(Graham Bonnet)」が参加している作品としても有名です。なお、2009年にはタイトルトラックである「アサルトアタック」がゲームミュージックとして用いられたことでも話題になりました。

 
 


「Michael Schenker Group – Live In Manchester 1980 (RSD) LP レコード 輸入盤 / 5060516096244」

「神 帰ってきたフライング・アロウ(The Michael Schenker Group)」以前のマイケル・シェンカーの演奏が聴けることで、ファンに注目されているライブアルバムです。マイケル・シェンカーのさえわたったギターテクニックが聴けるアルバムとして、買取りの現場でも注目されています。このレコードは、1980年9月にイギリスのマンチェスターにあるコンサート会場「O2アポロマンチェスター(O2 Apollo Manchester)」で演奏された音源を元にして作られました。

 
 

「A Decade Of The Mad Ax [Analog] / 0707787915878」

2007年から2017年に至るまでに発表された曲を元に作成された、マイケル・シェンカーのベストアルバムです。マイケル・シェンカー・グループとしてだけでなく、マイケル・シェンカー・フェスト名義で作られた曲も、このアルバムには収録されています。スタジオ収録曲だけでなくライブ音源も収録されているので、マイケル・シェンカーの演奏をより深く研究したいファンに人気が高いレコードです。

 
 

マイケル・シェンカーの「神」伝説は続いている

 

マイケルシェンカーは1980年代から1990年代を代表する伝説的ギタリストです。その演奏に魅了された人は数多く、後進の演奏家にも多大な影響を与えています。デビューから半世紀たっても、人気は衰えず活動に陰りもみえません。そんなマイケル・シェンカーの参加したレコードは買取りの現場でも注視されています。もし手元に聞かないレコードがあるなら、私どもに買取りさせてもらえませんか?買取のお申し込みをお待ちしております。

 
 

 

 

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