CDの高価買取はエコストアCD買取センターへ！

レコードに代わり、CDが登場したのは1982年です。実は、買取現場では、一般的なCDと「旧規格」「初期盤」と言われるCDに分類して取引されています。こちらでは、旧規格CDとはどんなものを指すのかを取り上げた後、ジャズの旧規格CDの買取価格の相場を、タイトル名を挙げながら説明します。また、買取価格の決定にかかわっている要素についてもご紹介します。

旧規格CDとは

旧規格CDは、CDが出され始めた1980年代初頭のもので、現在の規格と異なるため、「旧規格」と言われています。旧規格CDは、CDプレーヤーが普及していなかったことも手伝い、CD自体の価格もレコードより高く設定され、購入者も少なく、数が限られているのが特徴です。CDを生産する技術も、今とは違い成長途上で、完成品を作る歩留まりも低く、生産コストが高かったことも価格を押し上げる原因だったようです。結果として希少性が増し、「幻の名作」と言われるような作品も生まれ、CDを愛するコレクターから珍重されています。

旧規格CDには、現在のCDには見られない、箱帯やシール帯が付けられているものがあります。また、「38」「35」など、定価を示す数字がつけられた品番がCDの背に記載されています。

ジャズの旧規格CDの買取価格相場

こちらでは、ジャンルをジャズに絞り、旧規格CDの買取価格の相場を、タイトルや品番、作品の特徴とともに紹介します。

鈴木勲 / ブロー・アップ / ART01CD1

日本ジャズを代表する名盤で、1973年にスイングジャーナルジャズ・ディスク大賞「日本ジャズ賞」に輝いた作品です。タイトルにもなっている曲は、鈴木勲のベースのスピードが秀逸で、華やかで飛ぶようなピアノや大胆さが感じられるドラムなどの一体感がたまらないとコレクターから評判です。こちらは、2019年にリリース版が出されたほど愛されているので、旧規格CDの価値も高く、買取相場は4,000円前後となっています。

日野皓正 / ライブ！ / ARTCD7

日本にとどまらず、世界からも注目を浴びた日野クインテットが、1973年6月に行ったリサイタルのライブ盤が収められたCDになります。静と動を絡めた、独創性が際立つ「ビー・アンド・ノウ」は、大音響で楽しみたいと感じさせる一曲です。こちらのCDの買取価格は、2,000円程度となることが多いです。

笠井紀美子 / Yellow Carcass In The Blue / ARTCD11

笠井紀美子が、日本の新進気鋭の演奏者を世に送り出すために設立された日本のジャズ専門レーベルである「スリー・ブラインド・マイス・レーベル」に提供した、唯一のリーダー作品として知られています。自ら歌詞を書き加えるなど、オリジナリティあふれる作品が特徴です。サックス奏者の峰厚介との競演も聴きごたえがあります。こちらの旧規格CDの買取相場は、約3,000円です。

マイルス・デイビス / カインド・オブ・ブルー / 35DP62

ジャズの歴史的名盤とも評される作品で、これまで全世界で累計1,000万枚ほど提供されてきました。ジャズを芸術の域に高めた作品としても知られています。CDの初回の発売は1986年ですが、2020年にはオリジナル版を限りなく忠実に再現したものがリリースされています。こちらの旧規格CDの買取価格の相場は、帯なしのものが5,000円程、箱と帯が付属しているものが15,000円前後となっています。

キャノンボール・アダレイ / サムシン・エルス / CP353070

人気アルトサックス奏者・キャノンボールの唯一のブルーノート盤で、彼の師匠であったマイルス・デイビスの名演奏が話題の豪華作品です。演奏や演奏者のクオリティもさることながら、ジャケットのデザインも素晴らしく、奇跡の1枚と評されます。名作「枯葉」が収められていることも人気の理由です。こちらの旧規格CDの買取価格の相場は、帯なしが約2,000円、帯付きのものが3,500円程となります。

旧規格CDの価格はどのような要素で決まるのか

ジャズの旧規格CDは、作品自体が人気であること以外にも、価格を左右する要素があります。まずは、そのCDに希少性が感じられるかどうかということです。同様の人気がある旧規格CDでも、量販されて広く出回っているものは比較的手に入れやすいため、需要と供給のバランスで価格が抑えられてしまいます。

また、旧規格CDならではの仕様が保たれているものは、買取が歓迎されるケースが目立ちます。旧規格CDには、箱の形状でCDケースにはめ込むタイプの帯がつけられています。箱帯をはめたままだとCDケースを開けられないため、捨てられることも多かったようですが、旧規格CDが欲しい人からは珍重されます。箱状の帯と同様、シール帯がついた旧規格CDは、前述の買取価格相場を見てもわかるように、外された状態のものよりも高価になるケースが多いようです。1980年代の特徴的な帯で、CDケースに直接貼る仕様となっているので、きれいな状態で保たれていると、価値が上がります。購入した時に付属していたものをすべてそろえて買取に出すとよいかもしれません。

ジャズの旧規格CD、買取はエコストアレコードへ

ジャズの旧規格CDは、販売された数が少ないといった希少性に加え、名作も多いため、コレクターからは高く評価されます。今のCDにはない特徴的な装丁であることも、買取が歓迎される要因なので、CDに付属していたものをできるだけそろえて買取に出すのがおすすめです。お持ちの旧規格CDは、エコストアレコードで買取が可能です。買取の申し込みをお待ちしております。

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