あなたはエコストアレコードがレコードだけではなく、CDの買取にも力を入れているのをご存知ですか?
実は、CDだからといって買い取りでどれも安くなるわけではありません。
「レコードをエコストアレコードに売ってみたいけれど、CDはどこの業者に任せようかしら?」と考えているあなた。
CDの買取もエコストアレコードにお任せください。
今回のコラムではレコードもCDも一緒に売ってお金に変えたいあなたのために、CDの買取相場をご紹介しつつエコストアレコードのご紹介をしたいと思います。
文:福田俊一(Ecostore Records)
ふと気付く、CDは結構かさばること・・・
CDは聴く機会があると、ジャケットを眺めるだけでも楽しいものです。CDの歌詞カードや解説書もレコードのものとはまた違う面白さがあります。
歌手の歌声を聴きながら、歌詞を一行ずつ目で追いながら口ずさんだこともあるのではないでしょうか。
しかし、あなたは今も頻繁にCDを取り出してプレイヤーで聴くことがありますか?
CDは聴かないと部屋の中でかなりのスペースを取ってしまいます。CD自体はそこまで大きくはありませんが、プラスチック製のケースがかさばるのです。
保管する上で余計な場所を取らないために、プラケースを捨ててしまって不織布ケースに入れて省スペース化して保管する人もいます。ただし、それではいざ売るとなると買取不可能になるか大した金額にならないかを覚悟しなければなりません。
やはりケースがあって初めて、中古CDとしては一つの商品となるのです。つまりケースがなければ売れない、更に言うならばケースがなければ買取りづらいということなのです。
買取で差が出る、知られざるポイントとは?
買取でCDを高く売るためには、どのような要素があるのでしょうか?
CDには査定額が変わる注目ポイントが4つあります。
【1】旧規格
1980年代に誕生して以来 CDは一般家庭に普及し、今ではすっかり私たちの生活に溶け込んでいます。
ただしCD時代初期の物は今となっては音質も劣っており、同じ音楽作品であれば近年のデジタルリマスター盤(デジタルを駆使して音質が向上されたもの)の方が良い音を奏でるものです。
この点は初版の方が音質が良いとされるレコードとは対照的だといえます。
しかし、古いCDは価値が低いかというと必ずしもそういう訳ではありません。
80年代に発売された最初期のCDは旧規格と呼ばれ、その旧規格の中には箱帯(はこおび)やシール帯などという高い稀少性を持つものがあります。
ピンク・フロイド / ザ・ウォール (1985年発売 / CBSソニー、型番:50DP 361~2)
一見ごく普通のピンク・フロイドのCDアルバムのようですが、こちらも旧規格のもので箱帯が付属しています。ミシン線で折り目が付けられた紙一枚の通常の帯とは異なり、箱帯とは文字通り箱の形状をした帯でCDケースの端にすっぽりとはめるものです。
当店はこちらのCDで箱帯に傷みがあり、ケースと盤面の状態も劣るものを8,000円で買取しました。
箱帯が付属していてなおかつ保存状態も良好なものであれば当店では40,000円で買取しています。
【2】廃盤
CDにも廃盤になっているものがあります。廃盤とは現段階で新たに製造されていないものであり、入手するには中古市場で地道に探すしか方法がありません。そのため必然的に商品としての価値も非常に高く、探し求めるファンの間では高額で取引されています。
上記の旧規格CDもこの廃盤に含まれます。
【3】帯
CDにとっても帯は査定では値段が上がる重要なカギになります。
レコードでも同じ事ですが、帯が付いていると保存状態も良いと判断されます。
あなたがお店で中古のCDを買おうと商品棚を見ているとしましょう。
もし値段と状態も同等で、帯が付いているものとそうでないものが並んでいたらあなたならどちらを買いたいと思いますか?ほとんどの方は帯が付いている方を選ぶのではないでしょうか。
捨てられやすい帯だからこそ、残っていることに大きな価値があるのです。
【4】付属品・特典
CDには初回限定盤などにDVDやステッカー、ポスターなど特典が付いているものがあります。その特典も買取では大きな付加価値を見出されます。
特典がちゃんと残っている場合と昔の持ち主に無くされてしまっている場合を比べてみると、中古品としてはどちらの方が需要が高いか容易に想像してもらえるのではないでしょうか。
CDを売りたい方必見!エコストアレコードの買取実例を大公開
CDを売りたいけれど、いくらになるか知っておきたくありませんか?
レコードと同様にCDにも稀少なものとそうでないものがありますから、買取で値段が付きにくいものもあれば高額で買取されるものもあります。
全く同じ作品であっても発売された時代や規格によっても価格が変わることがあります。
当店が高額で買い取りしたCD作品をここでいくつか見てみましょう。
■フリートウッドマック / 噂 (ワーナー、型番:38XP-5)
金シール帯付き / 製造国 西ドイツ
当店ではこちらの商品を5,000円で買取しています。
■ヴァン・ヘイレン / 炎の導火線 (ワーナー、型番:38XP-84)
金シール帯付き / 製造国 西ドイツ
当店ではこちらの商品を8,000円で買取しました。
■V.A.(大瀧詠一、シュガーベイブ 他) / Niagara CD Book I (Niagara、型番:SRCL 7500-11)
2011年発表 / 初回出荷限定盤 / 12枚組BOXセット / 特典カレンダー付き
当店ではこちらの商品を13,000円で買取しています。
■V.A.(細野晴臣、立花ハジメ 他) / YEN BOX VOL.1 (YEN、型番:ALCA 5073-88)
1996年発売作品。CD17枚組。歌詞カード/ブックレット/収納BOX/紙ジャケット付き。
当店ではこちらの商品の状態が良好なものを15,000円で買取しました。
また、同シリーズのVOL.2も20,000円で買取しました。
■南沙織 / シンシア・プレミアム (ソニー、型番:MHCL801-22)
2006年発売。デビュー35周年記念BOXセット。CD 21枚組、DVD付き。
当店ではこちらの商品を8,000円で買取しました。
中古CDの商品としての価値は人気と希少性で決まります。当時大ヒットしたCDだからといって今も売れるというわけでもありません。
発売当時全く話題にならなかったCDだからこそ、現在の中古市場で高くなっていることも十分に考えられます。
お持ちのCDの価値を知りたいのであれば、専門家である買取専門店に一度査定の依頼をしてみることをお勧めします。
エコストアレコードは3つの買取方法に対応しています
当店はレコードとCDの買取方法として、3つの方法の中からお客様が売りたいお品物に合ったものをご案内させていただいております。
①「郵送査定」ならご自宅から送るだけでカンタンに売れる!
おうちに居ながらお品物を発送するだけで簡単にお売りいただけます。ご自身で梱包していただく必要こそございますが、専用の段ボール箱も当店が予めお客様の元へ配送しておきますので手軽です。
梱包が終わりましたら当店にご連絡ください。配送業者への集荷依頼もこちらが致します。
お品物がこちらに届き次第、査定を開始し、完了しましたらお客様の元へ査定額をお伝えします。その金額にご満足いただけましたら、ご指定の口座へ振込いたします。
②大量のCDをまとめて売りたいなら「出張査定」がオススメ
当店は膨大な数のCDでも喜んで買い取りいたします。
数千枚のCDは郵送査定だと、梱包すると何十箱にもなり大変な労力を費やすことになります。
しかし、出張査定であれば当店の査定スタッフがお客様のご自宅まで伺い、その場で査定し買取が成立しましたらそのまま持ち帰りますのでとても気楽です。お品物は1点1点鑑定し、丁寧な査定を心掛けておりますので安心です。
沢山あるCDをまとめて処分して、出張当日に現金化したいという方にお勧めしております。
③渋谷区にあるエコストアレコードへご来店いただく「持込査定」もOK!
売りたいCDが持ち運べる量で、なおかつ渋谷にも行けるというかたには持込査定があります。
これはお客様にお品物を持ってご来店いただく買取方法です。
持込査定に必要なものは、売却したいお品物とお客様の身分証明書の2点。ご来店当日中の現金化が可能です。
混雑を避けるために予めご来店前にご連絡をいただく必要がございますが、初めての買取で緊張するという方でもスタッフに査定金額の理由などを直接お聞きいただけるので納得です。
店前にはお客様専用の駐車場もございますのでこちらもぜひご利用ください。
エコストアレコードは、レコードだけじゃない。CDの買取もお任せください
音楽を愛している方なら、レコードもCDもお持ちだということもあるでしょう。そんなレコードもCDも、手放す機会が一緒だと心の整理もつきやすく、まとめて無くなることで意外にも未練もなくすっきりした気持ちになりやすいものです。
せっかくレコードを売ろうと決めたなら、CDもこの機会に売ってみませんか?
エコストアレコードはお客様からのご相談にも誠意をもって対応しております。
レコードやCDは思い出が詰まったものですから、決して粗末な査定をすることはありません。そのため、時間をかけてでも丁寧な査定をするよう心掛けていますから、お品物の内容によっては多少のお時間をいただく場合がございます。例え安くてもいいから今すぐにでも売り払ってしまいたいという方には当店はお勧めできません。
お客様からお預かりしたお品物を、当店なら愛情をもって鑑定させていただきます。
CDの売却をご検討であれば、ぜひエコストアレコードまでお問い合わせください。
筆者: 福田俊一(ふくだ・しゅんいち)
FTF株式会社 制作部/販売部兼務。買取部門のコラムやnoteのほか、販売部門の特集コラムを執筆。大学卒業後にレコード収集に興味を持ち、約15年かけてジャズレーベル、ブルーノートの(ほぼ)すべてのLPをオリジナルで揃えた。
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