クラシック音楽界を代表する指揮者、カラヤンの人物像とは?レコードの買取相場はどれくらい?

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クラシック音楽界を代表する指揮者、カラヤンの人物像とは?レコードの買取相場はどれくらい?

クラシック音楽界を代表する指揮者、カラヤンの人物像とは?レコードの買取相場はどれくらい?

更新日:2023年1月19日

クラシック音楽界の巨星として知られるカラヤンは、レコード買取の世界でも注目されている存在です。もっとも、その名を聞いたことはあっても、カラヤンとはどのような人物なのかよく知らないという方は少なくないのではないでしょうか。そこで以下では、カラヤンの人物像に迫るとともに、彼のレコードの買取相場についても見ていくことにします。

 

カラヤンとはどのような人物なのか?

 

 

ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)は、20世紀に活躍したクラシック音楽界を代表する指揮者の一人です。1908年に当時のオーストリア・ハンガリー帝国で産声を上げた彼は、生まれ故郷であるザルツブルクにあったモーツァルテウム音楽院とウィーン音楽院で音楽について学んだ後、騎士である父親が所有していたオーケストラでデビューを飾ることになります。そこでの活躍が認められて、ウルム市立歌劇場に招聘されると、「フィガロの結婚」のオペラ指揮者として脚光を浴び、次いで1934年にはアーヘン市立歌劇場の音楽監督に就任します。さらに、1938年にはベルリン国立歌劇場での「トリスタンとイゾルデ」の指揮が世界的に高く評価され、それがきっかけで同歌劇場とベルリン国立管弦楽団の指揮者へと上り詰めたのでした。

第二次世界大戦後は、戦前にナチスの党員であったことが原因で公演禁止処分を受けたりもしましたが、すぐに処分保留となり、1948年にはウィーン交響楽団の首席指揮者に就任しています。その後はいくつかの楽団での指揮を経て、1955年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の終身首席指揮者兼芸術総監督の座に就いたのでした。カラヤンは日本とのかかわりも深く、1954年にNHK交響楽団の指揮をするために初来日した後、1957年にはベルリンフィルを伴って日本演奏旅行を行っています。その際に日比谷公会堂で行われたワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の「前奏曲と愛の死」やブラームスの「交響曲第1番」の指揮は特に高い評価を得ており、実際にその演奏を客席で耳にした人からはすすり泣く声が聞かれたほどでした。それ以降も、ドイツやイタリア、オーストリアなどを拠点に世界中で数々の演奏旅行を行ったカラヤンでしたが、1989年に健康上の問題を理由に長年にわたって務めてきたベルリン・フィルの芸術監督と終身指揮者を辞任すると、それから間もなくして急逝したのでした。

 

クラシック音楽界の巨星であるカラヤンの人気のレコードとは?

 

ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」(DEUTSCHE GNAMMOPHON、20MG0310)

カラヤンがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者として手掛けたベートーヴェンの「田園」を収録したレコードで、彼の晩年にあたる1982年に発売されたものです。熟練の域に到達したカラヤンの指揮を堪能できる1枚に仕上がっているため、中古市場においても高く評価されています。

 

魔弾の射手/カラヤン、ウェーバー序曲集(DEUTSCHE GNAMMOPHON、MG2401)

こちらのレコードは、ベルリン・フィルを率いてカラヤンが来日公演を行ったことを記念して発売されたものです。カール・マリア・フォン・ウェーバーが作曲したオペラ「魔弾の射手」の演奏を収録したものであり、国際的にも名声を確立しつつあった全盛期のカラヤンの迫力ある指揮を十分に味わうことができる1枚に仕上がっています。

 

ヨーロッパ讃歌/カラヤン、ヨーロッパ国歌集(DEUTSCHE GRAMMOPHON、MG5010)

オペラ指揮者として名高いカラヤンが、オーストリアや西ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、オランダといったヨーロッパ諸国の国家の演奏の指揮を手掛けた珍しいレコードです。ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」の一節も収録されているので、これ1枚だけでもカラヤンの魅力を十分に感じることができるでしょう。

 

カラヤンのレコードの査定額を上げるには?

 

カラヤンのレコードを少しでも高く買い取ってもらうためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要となります。まず一つ目のポイントは、帯などの付属品が残っている場合には、それも併せて査定してもらうべきであるという点です。レコードにとって帯はその商品の内容を説明する重要な資料だけでなく、きれいな帯が残っているレコードは良好な状態で保存されていたと推定できるため、それだけで査定価格が高くなる傾向があるのです。

また、二つ目のポイントは、レコードを買取りに出す前には、なるべくクリーニングを行って埃や汚れなどを取り除くようにしておきましょう。汚れが目立つレコードは、それだけで査定金額が低くなってしまう恐れがありますので、少しでもそういったリスクを低減するためにもなるべくきれいな状態にしてから買い取ってもらうようにしてください。ただし、必要以上にクリーニングをしてしまうと、かえってレコードにキズを付けたりしかねないので、くれぐれも過度にやり過ぎないように気を付けなければなりません。

 

カラヤンのレコードの買取はエコストアレコードにおまかせください

 

エコストアレコードでは、持ち込み買取に加えて、宅配買取や出張買取といった様々なレコードの買取方法をご用意しています。もしお手元にカラヤンのレコードがある場合には、その中からお客様のニーズに応じた最適な方法をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。お客様からの買取のお申し込みをお待ちしております。

 

 

 

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