昔よく聴いた松原みきのレコード。なぜ今、買取で注目されてるのか?

エコストアレコードロゴ
FTF株式会社はレコード買取業界初のプライバシーマーク取得企業です 簡単お申込!メール買取はこちら

携帯・スマホからもOK!土日・祝日も承ります

0120-888-378

24時間電話受付中!(20:00~9:00留守電対応)

レコード買取についてのコラム

昔よく聴いた松原みきのレコード。なぜ今、買取で注目されてるのか?

昔よく聴いた松原みきのレコード。なぜ今、買取で注目されてるのか?

更新日:2023年11月27日

近年人気が高まるシティポップ。その人気を作り上げたといっても過言ではない歌手、松原みきの中古レコードが買取で高い注目を集めています。

日本にとどまらず、インターネットを通じて世界規模で高まるシティポップの人気ですが、中古レコード業界にもその大きな影響が。山下達郎、竹内まりや、吉田美奈子、角松敏生ら、評価も高いアーティストのレコード作品はその販売額だけでなく、買取額も年々上昇していています。

今回、その人気のヒミツを紐解くためにスポットライトをあてるのは松原みき。彼女はシティポップ人気に後押しされ、一躍世界的に有名になった日本人歌手のひとり。ヒット曲「真夜中のドア?Stay With Me」が特に人気ですが、彼女はミュージシャンとして決して長いキャリアを築いた人物ではありませんでした。

なぜ今、松原みきのレコード作品も値段が上がっているのか?エコストアレコードが解説します。

 
文:福田俊一(Ecostore Records)
 
 

松原みきとは?

 

松原みきは1959年、大阪府岸和田市生まれ。歌手だけでなく、作曲家、作詞家として活躍しました。

母親がジャズシンガーだったことも影響し、松原は3歳の頃からピアノを学ぶように。中学生になるとロックに関心を持ちバンドに所属し活動。高校3年生の時には、歌手になるという夢を胸に単身上京。1979年11月にはファースト・シングル「真夜中のドア?Stay With Me」を発表しデビュー。20回目の誕生日を迎える直前の出来事でした。

 


真夜中のドア?Stay With Me (See Saw, W-17)

 

ちょうど同じころに竹内まりあの曲「SEPTEMBER」をヒットさせた作曲家、林哲司が作曲および編曲を担当。この曲は日本の音楽チャートで最高28位を記録、新人賞を受賞する快挙を成し遂げます。1990年代に入ると表舞台に立つ歌手活動ではなく、作詞・作曲家として活動に力を入れるように。また、この頃にバックバンドでドラマーをしていた男性と結婚もしています。そんな多彩な彼女に病魔が襲います。2001年にガンが見つかったため音楽活動を休止し、病との闘いに専念することになりました。

しかし、彼女の努力は報われず、その3年後である2004年に子宮頸がんが原因でこの世を去りました。まだ44歳という若さでした。

それから40年後、松原みきに熱い注目が集まります。その理由は2020年にとある人気ユーチューバー歌手が彼女のデビュー曲「真夜中のドア?Stay With Me」をカバーしたことにあります。そのユーチューバーの歌は大きな反響を呼び、たちまち「松原みきとは何者なのか?」と原曲にリスナーからの興味が注がれてゆきました。すると松原みきが歌う「真夜中のドア?Stay With Me」はmusic streaming service Spotifyにおいて18日間ものあいだ世界1位を記録。翌年には同曲がレコードで再発されました。それに続くように、彼女のファースト・アルバム「POCKET PARK」も重量盤という豪華な仕様で再発されるほどに人気が高まりました。

この背景にはここ数年前から続く世界的なシティポップブームに起源があります。日本の音楽に研究熱心な海外のDJたちはまだ見ぬ素晴らしい日本人歌手による楽曲を次々と発掘。竹内まりやの「Plastic Love」が良い例です。

松原みきは17枚のシングル曲と15枚のアルバムをリリース。数十年の時を経て、彼女が残した素晴らしい楽曲が世界中へと広まっています。

 
 

買取で人気。松原みきのレコード作品

 
 


ポケットパーク (See Saw, C25A0077) 1980年発表

 
 


倖せにボンソワール (See Saw, 7A0088) 1981年発表

 
 


Myself (See Saw, C28A0209) 1982年発表

 
 


パラダイス・ビーチ (See Saw, 7A0272) 1983年発表

 
 


レビュー (See Saw, C28A0293) 1983年発表

 
 


Blue Eyes (See Saw, C28A0373) 1984年発表

 
 


ウィンク (Victor, SJX-30360) 1988年発表

 
 

レコードのヒミツ:○○が「あるor 無い」で買取金額が上下する

 

あなたは中古レコードがどんな要素をもとに買取額が上がったり下がったりするか、知っていますか?

中古レコードは基本的には誰かの持ち物だったいわば中古品です。そのため、中にはレコード盤にキズがあったり、ジャケットに染みが付いたものもあるでしょう。中古品は所有者の手から手に渡る中で劣化してゆくものです。その劣化の程度によっても買取査定額は上下しますが、意外にも知られていないもう一つのキーポイントが中古レコードにはあります。

それは帯、解説書といった付属品です。

私たち日本人にとって”帯”は長年親しみのあるものではありますが、その価値を分かっている方はもしかするとそこまで多くないかもしれません。レコードにとって帯は「期待の新星ここに登場」というようなキャッチコピーや宣伝文が載った広告の意味合いもあり、発売当時は破いて捨てられてしまったことが多かったようです。しかし、発売から数十年経過した今になり、その帯の人気が著しく高まっています。特に帯付き日本盤レコードの人気の上がりようは顕著。ものによっては帯の有り無しによって買取額が倍近くまで変動することも。ただし、帯が元々なかった日本盤レコードもあるので注意が必要です。

帯が捨てられずにまだ残っている中古レコードは、キズや染みとはまた別の種類の保存状態の良さを評価されるため、それが査定額にも反映される形です。あなたが処分を検討しているレコードが帯付きであれば望みうる最高額での買取が期待できるでしょう。

松原みきのレコード、ジャケットの中で帯が折り畳まれて仕舞われていたり、別の場所で保管されていませんか?「ジャケットの中で折りたたんで仕舞っていた」のに、査定したスタッフが気付かなかった、では非常にもったいないことです。レコードと同じ帯は必ずセットにして、誰がパッと見ても分かるよう予め対(つい)にしてから買取査定に臨みましょう。

 

 
 

レコード売却、最大の?マーク。一体、どこに売るべきか

 

もう聞かないレコードを売ろうと考えて、行動に移す前に思わず億劫になってしまう理由。それは「不要なレコードをどこで買い取ってもらえば良いか分からない」ということです。

不用品の買取業者の中にはレコードを並べた奥行きを定規で測って見積もりを出したり、レコードの枚数を数えるだけで見積額を勘定したりするところもあるようです。しかし、それではレコード一枚一枚の価値はないがしろにされてしまいます。専門店である中古レコード買取業者はそんな安易な査定は決してしません。

レコードの価値を最も理解している買取業者、それは紛れもなく中古レコード買取専門店です。私どもエコストアレコードも中古レコードの買取専門店。人気タイトルから希少作品まで、取り揃えた膨大な買取データが当店の自慢です。不要なレコード売却をご検討でなおかつ損をしたくなければ、売却先は迷わず中古レコード買取専門店を選びましょう。
 
 

 

松原みきのレコードを売るならエコストアレコードに決めた

 

人気の高まりがとどまることを知らないシティポップ。かつて忘れられかけたこともあった日本の音楽が、インターネットを通じてこうして知らない世代にも再発見され大きな注目を集めています。そのブームの中心にいるアーティストのひとりが松原みき。世界的な人気に合わせるように松原みきの中古レコード作品も相場が上昇しています。

昔、あなたも松原みきの素晴らしい音楽を聴いていましたね。大きなジャケットを片手に歌詞カードを眺めながら、暇さえあれば夢中でレコードで曲を聴いていました。そのレコードもあなたの青春時代の重要な一つであるはずです。しかし、押入れにしまってもう30年近く経ったでしょうか。聴かれることもなく、ただ静かに長い年月を暗闇の中で眠っているのです。

それではせっかくのレコードが泣いています。松原みきのような素晴らしい歌手の音楽は中古市場でも未だに需要があり、ファンも多くいます。それなら不要なレコードは中古レコード買取専門店に売却で現金化し、次の持ち主のもとで愛してもらうのがレコードにとって一番の幸せなはずです。

シティポップ・ブーム真っただ中の今こそ松原みきのレコードを売るベストタイミングだといえます。

エコストアレコードなら3つの買取方法を展開中。ご自宅で梱包し発送するだけのお手軽「宅配買取」、大量のレコードでも査定スタッフがご自宅を訪問する「出張買取」、数枚のレコードでも店頭に持ち込んで気軽に売れる「持ち込み買取」があります。レコード売却は経験がない方にはよく分からず不安な方もいらっしゃるでしょう。当店スタッフが買取手続きの始まりから終わりまで、お客様をしっかりとサポートします。エコストアレコードはあなたの思い出がぎっしり詰まったレコードを丁寧に大事に扱い、次の持ち主を探します。中古レコードの買取はお気軽にお申し付けくださいませ。
 
 

福田俊一のアバター

筆者: 福田俊一(ふくだ・しゅんいち)

FTF株式会社 制作部/販売部兼務。買取部門のコラムやnoteのほか、販売部門の特集コラムを執筆。大学卒業後にレコード収集に興味を持ち、約15年かけてジャズレーベル、ブルーノートの(ほぼ)すべてのLPをオリジナルで揃えた。

 
 

 

※本サイトに掲載されている記事の著作権はFTF株式会社に帰属します。投稿した記事のリライトの可能性が高い場合は顧問弁護士と協議の上、即日中に法的な処置を行います。

レコードやCDの買取はエコストアレコードにお任せください!
Ecostore Records(エコストアレコード)

エコストアレコードはおかげ様で累計買取枚数500万枚を突破し、30年以上もの間レコードの買取・販売を行っております。 郵送買取でお送り頂く送料、キャンセル返送料、手数料、お送り頂くダンボール、ガムテープ、ボールペンなど全て無料でご利用頂けますのでお客様は梱包キットにしたがってお送り頂くだけでカンタンにご利用頂けます!また買取のお値段が気になる方は写真をお送り頂いて大まかな査定金額が分かる「仮査定サービス」もございますので安心してご利用頂けます。


関連サービス


エコストアレコード レコード買取センター
エコストアレコード レコード買取センター
エコストアレコード CD/DVD買取センター
エコストアレコード CD/DVD買取センター
エコストアレコード 法人買取センター
エコストアレコード 法人買取センター
エコストアレコード オーディオ買取センター
エコストアレコード オーディオ買取センター

古物商許可番号:第303310107001号/東京都公安委員会


Copyright(C) 2024 ECOSTORE RECORDS All rights reserved.

001