スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)のレコード買取について興味ありますか?世界的に有名なソウルシンガーであるスティーヴィー・ワンダー。作詞作曲やあらゆる楽器の演奏技術、高い歌唱力といった色々な音楽の才能を持つ天才だといわれているアーティストの一人です。洋楽にあまり詳しくない方でも、スティーヴィー・ワンダーなら知っているという方も多いのではないでしょうか。今回は、スティーヴィー・ワンダーのレコード買取について詳しく解説します。
スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)の略歴
スティーヴィー・ワンダーは、1950年にアメリカのミシガン州で生まれました。視力障害は生まれつきのものではなく、早産で入れられた保育器内の過量酸素が原因。父親にギャンブルや暴力の問題があったこともあり、母親は子供を連れてデトロイトに移住します。そんなスティーヴィー・ワンダーは幼い頃からピアノやハーモニカ、ドラムなどを演奏し、友人と一緒に路上ライブやイベントでパフォーマンスするといった音楽活動をスタート。11歳の時に自身が作曲した楽曲でオーディションに参加し、レコードレーベルのモータウン社からリトル・スティーヴィー・ワンダーとしてデビュー。
12歳で録音した「12歳の天才」というアルバムは、「Billboard 200」で1位を記録。13歳の頃には、史上最年少で「Billboard Hot 100」ランキングの1位を獲得しました。成長に伴う声変わりで一時低迷したものの、見事に克服しヒットチャートの常連となります。1970年には自身のプロデュース権を獲得し、ほとんどの楽曲を自分で演奏するスタイルに変更しました。1973年に大きな交通事故にあいましたが、リハビリにより回復し音楽活動を再スタート。スティーヴィー・ワンダーの黄金期といえる1970年代には、毎年のようにグラミー賞を受賞した時期もありました。そして、1989年には、アメリカ・オハイオ州にある博物館「ロックンロールの殿堂」で発表されるロックの殿堂入りを果たします。その他、1999年のケネディ・センター名誉賞や1985年のアカデミー歌曲賞など、数多くの賞を受賞しています。
1980年頃からは積極的に慈善活動や平和活動に取り組み、南アフリカのアパルトヘイト抗議デモや全米同時多発テロの犠牲者追悼チャリティなどに参加するようになりました。アパルトヘイト政策に反対する歌や、公民権運動指導者のマーティン・ルーサー・キング牧師を讃える歌など、社会的なメッセージ性の高い楽曲を制作しています。また、スティーヴィー・ワンダーは1968年に初来日を果たしてから、何度も日本公演を開催。1999年には「To Feel the Fire」を披露した缶コーヒー「FIRE」のCMに出演し、日本で大きな話題となりました。
スティーヴィー・ワンダーの人気タイトル
ここからはスティーヴィー・ワンダーがリリースしたレコードの中でも、特にレコード買取で人気のタイトルをいくつか紹介します。
Talking Book(トーキング・ブック) / T-319 L
1972年に発表した作品です。70年代黄金の3部作といわれている、黄金期のアルバムの最初を飾る1枚。このアルバム内に収録されている「You Are the Sunshine of My Life」「Superstition」がシングルで全米1位を獲得しています。「You Are the Sunshine of My Life」は、さまざまなアーティストがカバーしていることで有名。日本では、平井堅などの有名アーティストがカバーしています。大ヒットした「Superstition」は、元々ジェフ・ベックのバンドに提供する楽曲として書き下ろされたもの。先に発表した本作がヒットしたため、お詫びとして「Cause We’ve Ended As Lovers」という楽曲を提供したというエピソードも。
Innervisions(インナービジョンズ) / T 326L
発売から1週間でプラチナ・セールスを記録したヒット作。1973年のグラミー賞では、最優秀アルバム部門を含む5部門を受賞しています。「Higher Ground」などメッセージ性の高いナンバーが多いのが特徴です。ほとんどの楽器をスティーヴィー・ワンダー自身が演奏した本作。中でも「Living for the City」「Higher Ground」「Don’t You Worry ‘bout a Thing」の3曲は、全ての楽器を自分で演奏したものが録音されています。
Songs In The Key Of Life(キー・オブ・ライフ) / T13-00340
1976年9月にリリースした作品です。本アルバムには、ハービー・ハンコックなど多くのアーティストが参加しています。断続的ではあるものの、ビルボードで14週間1位を獲得し、1977年のグラミー賞で7部門にノミネートされました。収録曲の一つである「Sir Duke」は、スティーヴィー・ワンダーの音楽に大きな影響を与えた伝説のジャズピアニストであり作曲家だったデューク・エリントンに捧げた楽曲だといわれています。
Fulfillingness’ First Finale(ファースト・フィナーレ) / T6-332S1
1974年7月にリリースした作品です。交通事故から奇跡的に生還した後に発表されました。「Talking Book」「Innervisions」に続く、3部作の最後となる作品。このアルバムからシングル・カットされた「You Haven’t Done Nothin’」は、全米1位の大ヒットとなりました。この作品もグラミー賞の最優秀アルバム賞に輝いています。
スティーヴィー・ワンダーのレコードを売ろう
長きに渡り、世界中の音楽ファンに愛されているスティーヴィー・ワンダー。日本人にも馴染みのある有名な楽曲をたくさん発表しています。そんなスティーヴィー・ワンダーのレコードを手元に残しているという方もいるのではないでしょうか。スティーヴィー・ワンダーの不要なレコードを持っているなら、ぜひエコストアレコードにお問い合わせください。
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