ハードロック界で、そして中古レコード業界でいまだ根強い人気を誇るボン・ジョヴィ（Bon Jovi）。1984年にデビューした彼らは、アメリカのロックシーンを語るうえで欠かせない存在です。今もなお人々の記憶に残る名曲の数々を、再びレコードで聴きたいと願うファンが世界中にいます。「ボン・ジョヴィのことをもっと知りたい！」と思った方やボン・ジョヴィのレコードをお持ちの方に、彼らのレコード買取についてエコストアレコードから詳しい情報をお届けします。
世界で愛されているハードロックバンドのボン・ジョヴィとは
ボン・ジョヴィは、リーダーでヴォーカルのジョン・ボン・ジョヴィが16歳のときに知人とバンドを結成。地元のニュージャージー州でライブ活動を精力的にこなすことになります。デビュー当初から高い人気を集め、1986年にリリースした3枚目のアルバムが1000万枚を突破するスマッシュヒットを収めて世界的にブレイクする足がかりとなります。そのアルバムがビルボードで8週連続の1位を記録。2年後の4枚目のアルバムでもビルボードで4週連続の1位を獲得し、そのアルバムから多くシングルカットされた楽曲もビルボードで1位を記録。その後ワールドツアーを行い、その様子をメディアで取り上げられて世界的にボン・ジョヴィの名が広がることになります。
2004年には、アメリカン・ミュージック・アワードから「功労賞」を受賞。2006年には、UK（イギリス）の「音楽の殿堂」に選ばれました。2008年・2010年・2013年には、世界各国で開催されたライブの中で、1番高い収益を記録したツアーとしてボン・ジョヴィが選出されています。ウォール・ストリート・ジャーナルが主催した「史上最も人気のある100のロックバンド」で15位を記録。80年代に結成されたロックバンドの中ではトップ3に入りました。グラミー賞では、9回ノミネートされて1回受賞。2018年には、アメリカの「ロックの殿堂」入りを果たしました。これまでのトータルセールスは、1億3000万枚以上になります。
ボン・ジョヴィの人気レコード作品
Bon Jovi 夜明けのランナウェイ（Mercury, 25PP-119）
スタジオで収録された1枚目のデビューアルバムになります。1984年5月21日に日本フォノグラムから発売されています。その年の8月にはライブイベントで初来日し、熱狂的な歓迎を受けてメンバーは感動したと言われています。このときの出来事から、次のアルバムに収録された「TOKYOロード」という楽曲が誕生しました。「夜明けのランナウェイ」は、日本のテレビドラマで主題歌に使用されています。
7800 Fahrenheit 7800 ファーレンハイト（Mercury, 28PP-1001）
スタジオで収録された2枚目のアルバムになります。1985年4月15日に日本フォノグラムから発売されています。アルバムのタイトルになっている「華氏7800度」とは、「岩（Rock）を溶かしてしまうぐらいの熱量」という意味です。6曲目の「TOKYO ロード」は、前年に来日した際、熱狂的な歓迎をしてくれた日本のファンに向けて楽曲を作ったとされています。この曲のイントロでは、「さくらさくら」の一部分が使われています。
Slippery When Wet ワイルド・イン・ザ・ストリーツ（Mercury, 28PP-1025）
スタジオで収録された3枚目のアルバムになります。1986年8月25日に日本フォノグラムから発売されています。このアルバムで、ついに全米ビルボードランキング1位を達成。その後も8週間に渡ってビルボードランキング1位を記録。このアルバムに収録されている「禁じられた愛」と「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」が、全米ビルボードシングルランキングで1位を獲得しました。アメリカ国内では1200万枚、全世界を合わせて2800万枚をセールスしたとされています。これをきっかけに「ボン・ジョヴィ」の名が世界に広まることとなりました。
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