EGO-WRAPPIN’は、ボーカルの中納良恵とギターの森雅樹という2人組の日本の音楽ユニットです。多彩な楽曲が魅力の彼らは、国内だけでなくアジアやヨーロッパでもライブ活動を行っており、令和4年になった今でも音楽シーンの最前線で活躍しています。今回は、そんな大人気ユニットEGO-WRAPPIN’について紹介しながら、買取が期待できるレコードの特徴やタイトルについて解説します。
EGO-WRAPPIN’とは?
EGO-WRAPPIN’は1996年に大阪で結成されました。実はメンバーの中納と森はともに大阪出身で、結成からしばらくの間は関西のライブハウスを中心に活動していたのです。1998年にはファーストアルバム「BLUE SPEAKER」を、そして2000年にはミニアルバム「色彩のブルース」を発売しています。この「色彩のブルース」はインディーズにも関わらず注目され、EGO-WRAPPIN’の名は全国に広がり始めました。
EGO-WRAPPIN’が注目されるようになったきっかけの一つは、何と言ってもボーカル中納の歌声でしょう。中納は独特な歌声でありながらも高い歌唱力があるため、EGO-WRAPPIN’の曲はとても聴きやすい仕上がりとなっています。中納については、幼少期に八代亜紀や石川さゆりなどの演歌を真似て歌っていたというエピソードがあります。大学時代には、ブラックミュージックやブラジル音楽を聴いていたようです。
彼女の歌声には、こういった様々なジャンルの影響が出ていると考えることもできるでしょう。また、EGO-WRAPPIN’には曲に様々な音楽ジャンルの要素を取り入れているという特徴があります。中納と森はそれぞれ作曲をしますが、両者は幼少期から現在に至るまで異なる音楽ジャンルの曲を好んで聴いてきました。ギターの森の音楽ルーツはラップやブラックコンテンポラリーであり、他にもソウル系やR&Bなども聴いていたとインタビューなどで答えています。
一方ボーカルの中納は、先ほど紹介した演歌やブラックミュージック、ブラジル音楽だけでなく、ローリング・ストーンズやエアロスミスといったロック、ジャズのタック&パティなども聴いていました。このような異なる音楽ジャンルの曲を聴いてきた2人が作ることで、EGO-WRAPPIN’の曲は独自の音楽性に仕上がっているのです。「色彩のブルース」のヒット後も彼らは音楽活動を順調に続け、2001年には自らレーベルを立ち上げメジャーデビューをしました。
記念すべきメジャーデビューの際には、セカンドアルバム「満ち汐のロマンス」を発売しています。その後も定期的にアルバムを発売し続け、令和4年の時点で発売したフルアルバムはすでに9枚です。中にはドラマ主題歌やCMソングに起用された曲もあります。もちろんアルバムの発売だけでなく、全国ツアーなどライブ活動も精力的に行っています。EGO-WRAPPIN’の今後の活躍も大いに期待できるでしょう。
買取されているEGO-WRAPPIN’のレコードの特徴について
EGO-WRAPPIN’のレコードの中で、買取の可能性があるのは完全生産限定版のものです。完全生産限定版は、発売からしばらくたつと多くが入手困難になります。そのため、後からファンになった方や買いそびれてしまった方などからの需要が高くなり、場合によっては高価買取の可能性も高くなるというわけです。他にも帯が付いているものや封入されていた歌詞カードやライナーノーツなどが残っているものなども、買取の可能性があります。ただし以上のようなレコードでも、保存状態やその時の需要と供給のバランスなどによっては、買取とならない場合もあることは覚えておいて下さい。
EGO-WRAPPIN’のタイトル紹介
「ないものねだりのデッドヒート/PPTF-3854」
こちらは2010年に発売された、EGO-WRAPPIN’7枚目のアルバムの生産限定版レコードです。シングル曲「BRAND NEW DAY 」「love scene」を含む全10曲が収録されており、EGO-WRAPPIN’の多彩な音楽を楽しめます。
「7inch BOX/HR7S038」
こちらは2016年に発売された、完全数量限定の5枚組7inch BOXです。過去に発表されたものからセレクトした曲だけでなく、未発表のカバー曲も収録されています。全10曲で、EGO-WRAPPIN’の様々な魅力が楽しめる豪華なBOXです。パッケージは、ギターの森雅樹が監修したものとなっています。
「裸足の果実/Shine Shine/TFKC38034」
2019年に発売された完全数量限定の7inchレコードです。ドラマ主題歌含む全2曲が収録されています。
「BRIGHT TIME(限定)/PPTF3869T」
全4曲収録の10inchレコードです。ドラマの主題歌、劇中歌、エンディングテーマが収録されており、特にエンディングテーマの「サニーサイドメロディー」は、ファンの間で評判のバラードになります。こちらは、ドラマの原作マンガの作画を担当しているたなか亜希夫が描き下ろした限定ジャケット仕様です。
「Dream Baby Dream/TFJC38036」
こちらは、2019年に発売された9枚目のアルバムの限定生産レコード版になります。前作から6年ぶりとなった作品ですが、EGO-WRAPPIN’らしさがありながらも新境地を感じさせる名盤です。ドラマ主題歌やアニメ主題歌も収録されています。
EGO-WRAPPIN’のレコードの買取申し込みをしよう
EGO-WRAPPIN’の大きな魅力は、ボーカル中納とギターの森という異なる音楽ジャンルを聴いてきた2人が作り上げる多彩な曲たちです。いつの時代に聴いても色褪せることのないEGO-WRAPPIN’の唯一無二の音楽性は、これからも多くの人々を魅了し続けるでしょう。そんなEGO-WRAPPIN’のレコードが、自宅に眠っていませんか。エコストアレコードは、EGO-WRAPPIN’のレコードの買取申し込みをお待ちしております。
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