知ってる?高額買取されるレコードと、買取不可となるものの差を解説

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レコード買取についてのコラム

知ってる?高額買取されるレコードと、買取不可となるものの差を解説

知ってる?高額買取されるレコードと、買取不可となるものの差を解説

更新日:2024年1月9日

 

高額で買取されるレコード、そして買取不可となるものについて知りたいですか?どんなレコードが高価買取されるのか、はたまた価値が認められず値段がつかないのか。レコードに詳しくない一般の方にとっては、誰も教えてくれないのでなかなかイメージがつきにくいトピックでしょう。一見ただの黒い円盤の同じようなレコードでも、こっちの作品は値段がつかないものだけどこっちの作品は数千円という金額で買取される珍しいもの。それだったら両者の差はどんなことなのか知っておいて損はないはず。

今回のコラムでは<高額買取されるものvs買取不可となるもの>の傾向とキーポイントを解説します。本来はレコードの査定経験が豊富な人間のみが知っている大事なことを、あなたにもこっそり伝授しましょう。

 
文:福田俊一(Ecostore Records)
 
 

ジャズのレコードは比較的高額になりやすい

 

1950年代から70年代、ジャズ史に名を刻む大名盤を数多生み出した米国のレーベル《ブルーノート(Blue Note)》。ブルーノートの初版レコード(オリジナル盤)は高価買取が期待できます。ブルーノートは、当時の優れた若手ミュージシャンを多く発掘して録音したことが大きく評価されています。それだけでなく、録音技術に長けた技師に任せ続けていたことや、会社が信頼するひとつのプレス工場にレコード製造を一任することにより米国以外の外国に粗悪な商品を出回らせず評判を保ったという強いこだわりもありました(※1966年くらいまで)。その一貫した製造・品質管理は<ブルーノート作品=”高音質”で高品質>という高い人気に現代まで繋がっているのです。

レコードとしては、その貴重さと価値から当時のアメリカ盤オリジナルが買取において最も高額になります。ただ、ブルーノートはレーベルとして人気が高いため、日本盤レコードの需要も高く、盤も状態が良好で帯や解説書が付属している物であれば1枚数千円といった高額買取へと繋がる可能性があります。高価買取されるものとしては希少性の高い作品、人気が高い作品が多い傾向。中にはブルーノートのレコード(米国のジャズ)でありながらここ日本でしかレコード化されなかった作品もあり、それらは買取で高く評価されています。しかし、日本でしか製造されなかったタイトルがどんなものかは中古レコード店スタッフのような専門家でしか見分けがつかないため、一度 お持ちのレコードの査定を申し出てみるのも得策です。

 

■ブルーノート作品のレコード

・50~60年代のアメリカ盤レコード
=絶対的な価値を持ち、中古相場でも高額で売買されている

・70~90年代の日本盤レコード
=その品質の高さから近年世界的に需要がますます高まっており、買取額が上昇している

 

ブルーノートの日本盤であるキング盤。世界中で人気が高い

 

高価買取されるレコードの特徴

 

はたして、一体どんなレコードが高く売れるのでしょうか?実際に高く買取されるレコードは山ほどあり、具体的に作品名を挙げだせばキリがないのですが、先述のように《珍しく》《人気が高い》レコードが高く買取されることが多いようです。しかも、そんな貴重なレコードは滅多にお目にかかれないものだけでなく、意外にも一般の音楽好きの方が当時購入したものにもあったり。レコードは奥が深い世界、実はプロもアッと驚くような一枚が高額買取されたりすることがあります。

ここで、ビートルズの稀少価値がとても高い、とある日本盤レコード1枚を例に挙げて考えてみましょう。

 
 

 

ビートルズ / MEET THE BEATLES(邦題:ビートルズ!) / ODEON OR 7041
 
 

1964年(昭和39年)に東芝音楽工業が発売した日本国内盤。東芝盤最初期のプレスである「赤盤」と呼ばれるレコード盤が赤いものです。初期のものである赤盤は貴重なため、後に製造された黒盤よりも買取価格が高額になります。※ちなみにジャケットはフチが手前に折り返しのある造りの俗に「ペラジャケット(ペラジャケ)」といわれるもの

ただし、上の画像にあるレコードの最も注目すべき点は、もはや幻の存在といっても過言ではない「半掛け帯(はんかけおび)」が残っていることです。幻と表現してしまう訳は、この「半掛け帯」というものが東芝がごく限られた短い期間のみに製造した大変稀少な代物だからです。ましてや帯自体が簡単に破れてしまったり、失くしたりしやすい付属品であるため、発売から50年以上経ったいま、「半掛け帯」をまだ残している商品は滅多に中古市場に現れることはありません。その稀少性ゆえに非常に高額で買取されます。言うまでもありませんが、この「半掛け帯」が付属している珍しいビートルズの国内盤を血眼になって探しているコレクターも世の中にはたくさんいるのです。

このビートルズ半掛け帯のレコードから<高価買取されるレコード>の特徴が見えてきます。

 
 

当店ではこちらのレコード【品番:OR 7041】の完品(赤盤、半掛け帯・歌詞カード・東芝社の内袋付属)の状態がまずまずなものを300,000円で買い取りしました。

 
 
OR 7041 ビートルズ!の東芝盤(赤盤、ペラジャケット)は、もちろん商品の状態の良し悪しにもよるので一概には言えませんが、帯なしで解説書が無くなっているものですと買取価格300円くらいから1,000円前後となることが多いようなのでその差は歴然としています。レコードの状態はもちろんのこと、その希少性の価値が最も顕著に買取価格に現れるビートルズの作品といえるでしょう。

「高額買取されるレコード=希少性+人気」という方程式があると解説しましたが、これは必ずしも【コレクター垂涎のレア盤】だけではありません。珍しいレコードは世の中に数え切れないほどあります。ただし、単に珍しいだけでは貴重なものにはなり得ません。そのキーポイントになるのが人気という要素。その人気というファクターともなって初めて、希少なレコードの価値は買取で真価を発揮します。

 

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買取で値段がつかないレコードの特徴

 

レコード買取をしているなかで、専門業者である私たちであっても残念ながらお値段を付けにくいレコードも当然あります。その特徴を考えてみましょう。
 

・保存状態が良くないレコード。商品価値が低いため
・中古レコードとして売りにくいレコード。需要が低い作品
・世界の民族音楽を寄せ集めたアルバム。不人気のため
・民謡や小唄のレコード。不人気のため
・昔 大ヒットしたアイドルのレコード。中古市場で大量にあるため

 

保存状態が良くないものは、よほどの貴重なレコードでもなければ値段がつきにくいもの。カバーが少し裂けていたりするものや、レコード盤の表面にほんの少しの傷があるだけのものであればまだまだ価値はありますが、カバーがほこりや染みで真っ黒になっているものやレコード盤の表面が傷だらけでとても音楽を楽しめなさそうなものは買取不可能となる可能性が高いです。盤キズだらけ、ジャケットぼろぼろの状態不良品に数万円というような高額な査定額はほぼつきません。

世界の民族音楽や民謡のレコードなども、残念ながらお値段がつきにくいジャンルです。理由としては、中古市場で売れにくいから。市場で需要が低く、中古レコード店では滅多に客に滅多に見向きもされない、購入されることもない商品だということ。

日本人であればほとんどの人が知っているであろうアイドルのレコードも同様にお値段が付きにくい傾向にあります。男性アイドルであろうと女性アイドルであろうと、ソロ歌手であろうとグループ歌手であろうと同じ事です。当時は熱狂的なファンがたくさんいて最新レコードも物凄く売れましたが、現在 それらを中古盤として買い求める方はどちらかというと少数派にあたります。昔 大人気だったからといっても、今 レコードも高値が付くほど人気だとは言い切れないのです。簡単に言えば、当時売れすぎて稀少価値がない、ということです。

 

レコードの価値は、買取のプロが知っている!

 

どういうレコードが高価買取されるのか、またその逆でどういうレコードにお値段が付きにくいのか解説してきましたが、音楽やレコードの知識に自信がない方の独自の判断は危険です。レコードというのは実はあなたが思っている以上に深い世界です。

例えば、30cmのLP盤のレコードを何枚か並べたとします。一見 デザインこそ違うだけで同じレコード盤のように感じるかもしれませんが、それぞれが全く違う音楽作品でもあれば、状態も千差万別なはずです。それぞれのレコードの価値はおそらくすべて違うことでしょう。つまり、素人判断でレコードを廃棄処分したりせず、ひとまず中古レコード買取専門店に預けて買取査定を依頼し、プロの目に通してみることをお勧めしたいのです。あなたがお持ちの100枚のアイドルのレコードのうち、もしかしたらその中の1枚に数万円の価値があるものがある…かもしれないのです。

エコストアレコードには査定経験も知識も豊富なスタッフがたくさんおります。どこのレコード店であっても高額になるような有名なレコードも、知っている人があまりいないようなマイナーな高額盤もすべて知り尽くしています。正確なレコードの価値を見極めて、あなたのレコードコレクションに適切なお値段を提示いたします。レコードを処分・売却をお考えであれば当店までお気軽にお問い合わせください。

 
 

福田俊一のアバター

筆者: 福田俊一(ふくだ・しゅんいち)

FTF株式会社 制作部/販売部兼務。買取部門のコラムやnoteのほか、販売部門の特集コラムを執筆。大学卒業後にレコード収集に興味を持ち、約15年かけてジャズレーベル、ブルーノートの(ほぼ)すべてのLPをオリジナルで揃えた。

 
 

 
 

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