レコードの買取を検討している方、レコードを売ってみたいがどうすればいいのかよくわからない方、世の中にたくさんいらっしゃると思います。
亡くなったご家族が大切にしていたレコードの数々を見て、「まだレコードって聴いてる人いるのかしら?」「売るにしても値段がつくものなのか?」と疑問に思う方も多いはずです。
今回はそのような疑問に答えるために、レコードを売る前の心構えや事前にしておきたいことを教えます。
把握しておくことが大切!
「レコードを売りたいんだけど…」とお客様から尋ねられたとき、レコード専門店側には知りたい情報が実はたくさんあります。
主に以下のような事柄が挙げられるので、買取の相談・申し込みをする際には店側へある程度の情報を伝えられるようにしておいてください。
1. どのようなジャンルのレコードなのか知りたい
2. 日本で製造された国内盤か、もしくは外国で製造された輸入盤なのかを知りたい
3. 50年以上前に製造された貴重なレコードなのか、バーコード印刷のあるような近年の再発盤なのかを知りたい
4. 何枚程度のレコードを買取希望していらっしゃるのかを知りたい
業者としてもご相談の段階で様々なことを知っておきたいのです。何故ならば、事前にお客様が所有なさっているレコードの内容や状態、量によって、ご提示する金額の桁が一つ二つ簡単に変わってしまうことがあるからです。
電話・メールをする前に知っておく
持っているレコードを売るうえでお客様が事前にできることとしては、お店へ買取相談の電話・メールをする前に、以下のことを大まかに調べておくことが大切です。
・売りたいレコードのおおよその枚数を数えておく
・どのようなジャンルのレコードか把握しておく(外国のロック、日本のジャズ、アイドルのレコード、歌謡曲など)
・製造国がどこのものが多いかチェックしておく(日本盤が多い、輸入盤が多いなど)
・レコードが製造された時代も伝えられるとなおよい(1980年代のもの、2000年代のものなど)
そのレコードの製造国を調べるのは若干難しいかもしれませんが、例えば国内盤であれば帯がついていたり、日本語の解説書がレコードに付属していたり、レコード盤のラベル部分にJASRAC(ジャスラック、日本音楽著作権協会のこと)表記があったします。
国内盤のラベル部分にはJASRACの文字がある
外国からの輸入盤か日本盤かでは買取価格に倍の差が生じることもあるくらいです。
製造された時代も同様に重要な要素です。
お客様が業者へ電話やメールで相談する際には、われわれはこのような情報を予め知っておきたいのです。当然、査定に掛かる時間・人員も異なってくるからです。
そのため、たとえ相談だけであってもお客様が提供できる情報はできるだけ伝えられるようにしておいてください。
キレイな状態で業者へ渡すことが査定金額を上げる第一歩!
「レコードを売るのに、なんでキレイにしなければいけないの」なんて考えたことはありませんか?
実はその手間がレコードを高価買取されるうえでのキーポイントなのです!
キズは全く無いけれどもホコリやカビがとても多くあるレコード。
キズだらけだけれども丁寧にケアされていて光沢があるレコード。
もしあなたがレコードを“買う”立場なら、どちらのレコードを買いたいと思いますか?
水と布やティッシュペーパーでささっとレコードを拭いてあげるだけで買取価格が上がるのであればその手間は惜しむべきではありません。
人気よりも希少性
中古レコード市場で最も重要な要素は“希少性”です。レア盤という言葉もあるくらいです。
「歌手の○○は当時大人気だったからレコードは売れば高いはず」なんて思ったことはありませんか?昔であれ現在であれ、人気歌手が世に出した音楽作品というものはほとんどの場合、買取も売値もあまり高額にはならないことがよくあります。
というのも、世界中・日本中でとてもたくさんの方々がそのレコードを所有しているからです。【多くの人が買った】ということは、中古市場で【多くの人が売った】ということでもあります。結果的に、店頭に並ぶ中古盤としての売値も自然と安くなってしまうのです。
一方、希少性が高いレコードは需要が高くあります。
滅多に市場に出回ることがないようなレアなレコードは当然の如く販売額も高額になりますね。つまり、買取価格も高額ということになります。
希少なものであれば多少の使用感・キズがあったとしてもある程度高値での買取が期待できるでしょう。
レコードを売るなら今が売り時!
エコストアレコードでは国内のみならず世界への販売網があるため、あなたやご家族が大切にしていたレコードに他社よりも高いお値段を提示することができます。
希少盤のみならず、昔たくさん売れたような人気盤をもそのファンの方へ売ることができるからです。
近年レコードブームが再燃していると言われます。若い世代や外国の方もレコード店では非常に多く見られます。レコードは古い時代の過去のものではなく、逆に今の時代に求められている“憧れ”の存在なのではないでしょうか。
大切にしていたレコードの売却を検討しているのであれば、どんなジャンルのレコードでも、どんな時代のレコードでも、エコストアレコードまでお気軽にご相談ください。